お知らせ

【房日】230707_卒寿、7冊目の出版 館山の大場俊雄さん

(房日新聞2023.7.7.付) ⇒

潜水器などの漁業史研究をライフワークとしている、館山市那古の大場俊雄さん(90)が、最新著『明治・大正・昭和前期 外国の海に潜った潜水夫』(たけしま出版)を上梓(じょうし)した。

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第26回戦争遺跡保存全国シンポジウム横須賀おっぱま大会

チラシPDF

戦争遺跡の保存と平和への思いを地域に根差して継承活動に展開しよう
~ペリー来航の地、近代日本出発点となった横須賀から

2023年9月16・17・18日(土日祝)
場所:横須賀市追浜コミュニティセンター
参加費:一般1日1,000円 障がい者500円
※ 見学会は別途料金

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【第76回知恵袋講座】230620_沖縄戦を学び、本土決戦を考える

※ 知恵袋講座は、知識や経験豊富なNPOメンバーが講師となって、楽しく学び語り合う茶話会です。

⇒ 過去の一覧はコチラ。

・テーマ
「沖縄戦を学び、本土決戦を考える」

・日時=2023年6月20日(火)13:30〜

・場所=菜の花ホール2F(館山市北条1735

・参加費(茶菓子・資料代)=会員200円、非会員500円

※ 準備の都合上、参加希望は予めご連絡ください。

NPOだよりNo.105~2023.6.6.

 印刷用PDF(外面)⇒ 印刷用PDF(中面)

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【房日】230517_赤山入壕者が前年比26%増

(房日新聞 2023.5.17付)

館山市教育委員会は、市を代表する戦争遺跡「館山海軍航空隊赤山地下壕跡」の令和4年度の入壕者数をまとめた。入壕者数はトータルで2万8248人(前年度比26%増)と約6000人増えた。

全長約1・6キロと全国的にみても大規模な地下壕で、平成16年度に開壕。平和学習の他、観光で訪れる人も多く、29年度には3万8248人の来場があった。

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【房日】230517_米国の学生20人が安房で歴史や文化体験

(房日新聞2023.5.17付)

館山市でアメリカの大学生ら20人による短期留学が9日から行われている。館山の歴史や文化を体験する内容で、14日には同市神余地区の水田で田植え体験が行われ、学生らはコメづくりを学んだ。

短期留学しているのは、ミネソタ州のメトロポリタン州立大学、大坪寿美子博士の学生ら。日本のポピュラーカルチャー史の授業の一環として、館山を中心にフィールドワークや文化体験地元英語塾の生徒らとの交流などを繰り広げている。

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【房日投稿】230430_寺崎裕則氏の訃報に寄せて

(房日新聞2023.4.30付)

 過日、南総文化ホールで開催した「房州とイタリアを愛した画家・寺崎武男生誕140年」の事業において、作品資料展は420名、シンポジウムは130名が来場されました。三男の寺崎裕則氏より託された2000枚のハガキと数十冊の手帳やスケッチ帳を分析調査し、明らかになったことを報告書にまとめ、発表することができました。ご支援くださった多くの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

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【房日】230426*アワビがつなぐ日米交流

房日新聞 /⇒ 印刷用PDF

明治期に房総から渡米しアワビ事業を行った、南房総市白浜町根本出身の漁師、小谷源之助の子孫ら4人が21日、一族のルーツを求めて米国から来房。館山・南房総副市長への表敬や地域のアワビ移民の研究団体と交流を図り、房総での先祖の暮らしぶりに思いをはせた。

小谷源之助は、明治期に弟・仲治郎と米・カリフォルニアに渡り、モントレー湾で器械式潜水によるアワビ漁事業を行い、アワビの缶詰、ステーキなどでアワビを広め、米の食文化に影響を与えた。

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【房日寄稿】230330-31_寺崎武男生誕140年

(房日寄稿2023.3.30-31)

(房日寄稿) 房州とイタリアを愛した画家・寺崎武男生誕140年

NPO法人安房文化遺産フォーラム 共同代表 池田恵美子

 2019(令和元)年のGW、旧館山市立富崎小学校で開催した「海とアートの学校まるごと美術館」では、館山ゆかりの3人の画家(青木繁・倉田白羊・寺崎武男)を紹介しました。この模様は安房文化遺産フォーラムのユーチューブから動画を見ることができます。

寺崎武男は1883(明治16)年3月30日に東京赤坂で生まれ、東京美術学校を卒業後、国の留学生としてイタリアに渡りました。ヴェネツィアの美術アカデミーで人体・彫刻・建築・版画の4科を卒業し、ドイツベルリンの大学で壁画科や宗教哲学科・歴史科を修めました。ヴェネツィアを中心に国内外をめぐり、フレスコ画やテンペラ画・エッチング・壁画・版画など様々な技法を学び、日本に紹介しました。特にルネサンス壁画の描画や保存方法を研究しながら、「芸術の本質とは何か」を探求し、百年後まで変わらない絵画という課題に取り組みました。

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