アワビがむすぶ南房総・モントレー民間交流史

Abalone Connection Between Montrey Bay and Minamiboso

 

今からおよそ130年前―― 
明治期、南房総の漁師たちはアメリカへ渡り、カリフォルニア州モントレー湾域でアワビ産業を興し、活躍しました。そのリーダーが、白浜町根本出身の小谷源之助仲治郎兄弟です。弟の仲治郎は帰国、安房の水産教育に尽力し、潜水夫を養成して兄源之助のもとに送り込みました。

房総アワビ移民研究所では、小谷兄弟をリーダーとして太平洋を渡った南房総のアワビ漁師たちの歴史、中でも指導者小谷仲治郎に注目して調査研究を進めています。

戦後60年(2004年)には、モントレー市民40名と歴史学者が館山に来訪し、アワビとウミホタルがむすぶ日米交流~虹のかけ橋)」を開催しました。

以来、南房総―モントレーの民間交流の歴史と小谷仲治郎の功績を広く語り継ぎ、地域教育と地域活性化に寄与しています。

2022年にはオンラインにて日米調査報告会をおこないました。
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 アワビ漁師たちの歴史はこちら。