お知らせ

220405*読売_ギャラリー&カフェ船形倉庫

南房総の美 ギャラリーに
館山の石造倉庫 改装、3姉妹 父の夢実現

 

(読売新聞2022.4.5付)⇒ 印刷用PDF

南房総の自然を描き続け、2019年に亡くなった洋画家の溝口七生(かずお)さんのギャラリーが娘33人の手で館山市船形に整備され、9日にオープンする。房州石の石造倉庫を改装し、誰もが立ち寄れるようにするため、カフェも併設した。長女の佐生かおりさん(57)は「ギャラリーは父の夢。大久の人に作品を見てもらいたい」と話している。

(中略)施設名はギャラリー&カフェ「船形倉庫」。金曜日~日曜日の3日間午前10時から午後5時30分までが営業時間。入場無料。

動画【たてやま歴史建物探訪】紹介中!

房総半島最南端の千葉県館山市は 花と海のまち。
美味しい寿司のまち。 豊かな歴史のまち。
そんな館山に残る歴史建物遺産を紹介します。

 【紹介歴史リンク】
小谷家住宅・青木繁「海の幸」記念館
小高記念館・TRAYCLE Market & Coffee 

紅屋商店
小原家住宅 

幸田旅館 

船形倉庫・溝口七生ギャラリー&カフェ 

千葉県立安房南高等学校旧第一校舎 

【製作】 NPO法人安房文化遺産フォーラム
(令和3年度館山市観光振興支援事業)

220226_調査報告:日米ZOOM交流/Abalone Connection Meeting

220226_

調査報告:日米ZOOM交流

/Abalone Connection Meeting

明治期に南房総から渡米し、カリフォルニア州モントレー湾域で活躍したアワビ漁師に関わる古文書調査や日米交流を続けています。
2202年2月26日、米国側の歴史学者や渡米アワビ漁師にルーツをもつ方たちとオンラインで交流。
古文書の調査活動から明らかになってきたことなどを情報共有しました。

ZOOM録画とプレゼン資料(日英)は下記よりご照覧ください。

220226_調査報告:日米ZOOM交流/Abalone Connection Meeting

【房日】220128_アワビ漁師渡米の背景など紹介 南房総

アワビ漁師渡米の背景など紹介 南房総で31日まで

(房日新聞 2022.1.28付)‥⇒印刷用PDF

太平洋を渡った房総アワビ漁師と渡米前の資料調査&絵画展」が、南房総市岩糸のギャラリーMOMOで始まった。近年見つかった古文書の解読から、明らかになりつつあるアワビ事業の背景が、パネルや写真を通して解説されている。31日まで。

南房総市市民提案型チャレンジ事業に採択された房総アワビ移民研究所と、NPO法人安房文化遺産フォーラムの共催。

アワビ事業は、明治期に旧白浜町根本出身の小谷源之助、仲治郎兄弟がカリフォルニアに渡米し、モントレー湾で器械式潜水のアワビ漁に成功。同郷のハリウッド俳優、早川雪洲も兄がアワビ漁に参加していたことなど、海を越えた壮大なストーリーで知られる。

平成30年、仲治郎が帰国後に住んだ旧千倉町千田の旧宅から、同団体らが古文書数百枚を発見。31年から内容の調査を開始するが、保管していた建物が令和元年房総半島台風で全壊に。その後、関係者の尽力で約500枚の書簡などの復旧や解読が完了したという。

今回は、解読から新たに分かった実家の海産物問屋「金澤屋」の事業や兄弟に施した教育、明治期の水産業などを紹介。パネル13枚と、倉田白羊、故・溝口七生氏などゆかりの画家の作品4点、写真資料、機械式潜水具のヘルメットなどが展示されている。

同NPOの粕谷智美さんは、「これまで活躍した人々に注目されていたが、渡米の背景となる漁業者らの姿が明らかになりつつある。ぜひ多くの人にご覧いただきたい」と来場を呼び掛けている。

時間は、正午から午後4時まで。火、水、木曜日は休廊。問い合わせは、ギャラリーMOMO(0470―28―4621)へ。

第55回千葉県歴史教育者研究集会(オンライン)

印刷用PDF

日時=2022年2月23日(水祝)10:00~17:00
参加費=1,000円・学生無料
※会員はNPO事務局でまとめて申込
参加方法=各自ZOOMまたはNPO事務所で視聴

【全体会】10:00~12:00
・講演=小川幸司さん「史学史からみた『歴史総合』」

【分科会】⇒ 発表タイトルは別紙チラシ参照
(1)小学校分科会
(2)中学校分科会
(3)日本分科会
(4)歴史総合分科会
(5)世界分科会
(6)地域分科会 ⇒安房支部から2名発表
・・関和美さん「鴨川町における戦中戦後の図書館・文化活動
・・佐野一成さん「館山発、地域と世界につながる戦争遺跡の保存活用」
(7)平和と民主主義分科会

主催=千葉県歴史教育者協議会

【エコレポ012】東京養育院安房分院と館山病院の転地療養 -渋沢栄一ゆかりの館山の人びと-
連載コラム「館山まるごと博物館」012 (2022.1.18)

東京養育院安房分院と館山病院の転地療養 -渋沢栄一ゆかりの館山の人びと-

‥⇒リンクはこちら
EICネット「エコナビ」一般財団法人環境イノベーション情報機構)

‥⇒シリーズ一覧【館山まるごと博物館】

 

001「24年にわたるウガンダと安房の友情の絆」
002「ピースツーリズム(1)-巨大な戦争遺跡・赤山地下壕-」
003「『南総里見八犬伝』と房総の戦国大名里見氏」
004「海とアートの学校まるごと美術館」
005「ピースツーリズム(2)-本土決戦と「平和の文化」-」
006「令和元年房総半島台風の災禍」
007「女学校の魅力的な木造校舎を未来に」 -旧安房南高校の文化財建築-
008「百年前の東京湾台風とパンデミック」
009「明治期に渡米した房総アワビ漁師の古文書調査」
010「青木繁『海の幸』誕生の漁村・布良」
011「館山の空を飛んだ落下傘兵・秋山巌
012「東京養育院安房分院と館山病院の転地療養 -渋沢栄一ゆかりの館山の人びと-

【房日寄稿】220116*安房地域母親大会~女性の人権と戦争を考える

安房地域母親大会
~女性の人権と戦争を考える

 

(房日新聞2022.1.16)⇒印刷用PDF

1月22日(土)1時半より館山市コミュニティセンターで、第27回安房地域母地域づくりを目ざし、老若男女だれでも参加できる話し合いの広場です。不安の多いコロナ禍において、就労困難や貧困、DVや学力格差などはますます厳しくなっており、ジェンダー男女平等指数では日本が世界120位という状況にあります。

今大会はシンポジウム「女性の人権と戦争を考える」と題して、「かにた婦人の村(通称かにた村)」の名誉村長・天羽道子さんと、「希望のたね基金(通称キボタネ)」の代表理事・梁澄子(やんちんじゃ)さんをお迎えし、お話いただきます。

かにた村は、様々な障害により自活困難な女性たちを支えるために、売春防止法にもとづく婦人保護長期入所施設として1965年に開設されました。館山の自然豊かな環境で大家族のように寄り添いながら、農園・洗濯・手芸・調理などの作業をとおして、自分らしさを回復し、生きる喜びを分かち合っています。

そうした生活のなかで癒やされた一人の女性(城田すず子さん)が、戦後40年を経たときに従軍慰安婦だった過去を告白し、仲間を慰霊してほしいと懇願しました。こうしたことが二度と起きないようにと祈りをこめて、施設内の丘上に「鎮魂の碑」と墨書された檜の柱が建立され、翌年「噫従軍慰安婦」と刻まれた石碑になりました。「噫(ああ)」という文字は、声にならない苦しみを表しています。国内ただ一人の証言者となった城田さんの苦痛を受け止め、支えてこられたのがディアコニッセ(奉仕女)の天羽さんでした。

一方、キボタネは日韓の若者が「慰安婦」問題について共に学び、意識ギャップを埋めて、「終わらせる」のではなく、「記憶・継承」するために設立されました。性暴力のない、平和な社会づくりを目ざして、セミナーやスタディツアー、留学支援などの事業に取り組んでいます。

奇しくも梁さんは、戦前の安房に韓国済州島から出稼ぎに来た海女たちの聞き取り調査をおこない、『海を渡った朝鮮人海女-房総のチャムスを訪ねて』という本を34年前に上梓しています。

また、実行委員会に所属するNPO法人安房文化遺産フォーラムは、社会科教員であった愛沢伸雄氏が「かにた村」を訪れ、「噫従軍慰安婦」の碑や施設内にある戦争遺跡に出会ったことが活動の原点です。これらを教材化して、当時の安房南高校で平和学習を実践したことから、赤山地下壕の見学ガイドやウガンダ支援活動などに繋がっていきました。

安房地域母親大会は1996年に始まり、27年目を迎えます。初代実行委員長は、天羽さんが務めて下さいました。当時の実行委員長挨拶文を一部ご紹介します。

「常々私は人間の生き方について、社会の在りようについて、大きくは地球(環境)について考えて参りましたが、今日の社会があまりにも人間を問うことなしに進んでいることに危惧の念を抱き、ある意味では戦後の悲惨より、より深刻な悲惨を見る思いが致しております。… それはますますスピード化し、人間の本来の姿が見失われてしまっているのではないか。そして、それは1つにバランスが失われている結果ではないかと思って参りました。このバランスを正常にし、一方的に回り続ける歯車にブレーキをかけて見直すために、母親の発想と母親の声が発せられなければならないと思うのでございます。」

まるで現代社会を見越したかのような内容です。現在95歳になられた天羽さんは、講演も取材も一切ご辞退しているそうですが、母親大会だけは特別とご快諾下さいました。縁あるお二人から意義深い実践を学び、「女性の人権と戦争を考える」1年の幕開けにできれば幸いです。

なお、感染者が増加傾向にあるため、当日は第2会場を用意し映像視聴をしていただく可能性もありますので、ご了解のほどお願いいたします。

【房日】220114*館山コミュニティセンターで安房地域母親大会

22日に館山コミュニティセンターで安房地域母親大会

(房日新聞2022.1.14付) ⇒詳細はコチラ

第27回安房地域母親大会(同実行委員会主催)が22日午後1時半から、館山市コミュニティセンターを会場に開催される。今回は「女性の人権と戦争を考える」をテーマにシンポジウムが行われる。参加費無料で、資料代500円。定員75人で先着の予約制。

大会では、婦人保護長期入所施設「かにた婦人の村」・名誉村長の天羽道子さん、一般社団法人「希望のたね基金」代表理事の梁澄子さんを招き、第1部では2人のミニ講演、第2部では副実行委員長の池田恵美子さんをコーディネーターに対談を予定している。

館山市にあるかにた婦人の村は、キリスト教の深津文雄牧師が、知的障害や精神障害を持ち自活困難な女性たちの生活を支えるため、売春防止法に基づく婦人保護長期入所施設として1965年に開設。天羽さんは、深津牧師の後を継ぎ、長く施設長を務め、現在名誉村長。従軍慰安婦だった過去を告白した女性の生活を長く支え、第1回の母親大会の初代実行委員長も務めた。

梁さんが代表理事の希望のたね基金は、日韓の若者が慰安婦問題についてともに学び、意識ギャップを埋めて、「終わらせる」のでなく「記憶・継承」することで、二度と同じような被害者を生まないよう2017年に設立。平和な社会づくりを目指し、セミナーやスタディーツアーなどさまざまな事業に取り組んでいる。

申し込み、問い合わせは、実行委の関さん(090-5762-5956)か、池田さん(090-6479-3498)へ。