平和学習から生まれたウガンダ支援・交流

千葉県南部の安房地域では、高校生と市民がアフリカ・ウガンダへの支援と交流を続けています。

旧千葉県立安房南高校では、地域教材を活かした平和学習を契機に、戦禍によって孤児とエイズの蔓延するウガンダへ支援することを生徒会として決定しました。1994(平成6)年以降、文化祭でウガンダ支援バザーや募金活動を行い、NGOウガンダ意識向上協会(CUFI)を通じて、支援を続けています。地道な支援活動が実を結び、2000(平成12)年には職業訓練施設「安房南(AWA-MINAMI)洋裁学校」が設立され、建物正面には安房南高校の校章が掲げられています。

地域の若者から撒かれた平和の種は、NPO法人安房文化遺産フォーラムが交流の窓口となり、統廃合を経て安房高校JRC(青少年赤十字)部が継承し、現在は私立安房西高校JRC部にバトンが手渡されています。また、婦人保護施設「かにた婦人の村」や安房・平和のための美術展、館山病院健康友の会など、多様な市民ネットワークの応援を得ながら、信頼と友情を育んでいます。

交流20周年を迎えた2014年には、旧安房南高校の女生徒像(船田正廣氏制作)をCUFIに寄贈しました。 2017年、生活物資などの運搬に使用している活動車両が水牛とぶつかって故障したため緊急支援を計画、クラウドファンディングを通じて130万円を集めました。現地では念願のトヨタハイエースの中古車両を購入することができ、大活躍しているという喜びの声が届いています。

2018年からは、10月をウガンダコーヒー月間キャンペーンとして安房地域の協賛店舗の方々と、ウガンダコーヒーを通じて新たな支援・交流の輪を広げる取り組みを行っています。 今後も安房地域の平和活動に、安房南高校・安房高校・安房西高校の卒業生をはじめ、多くの賛同者のご協力をお願いいたします。