お知らせ

【房日】240425_縄文集落&小屋をつくろう!

(房日新聞 2024.4.25付)

「縄文集落&小屋をつくろう!」 館山・大神宮の森で26日まで

館山市の「大神宮の森」で、縄文時代の小屋や集落を再現する企画「縄文集落&縄文小屋をつくろう!」が行われている。26日まで。期間中、関東地方を中心に関西や東北などから延べ約180人が作業に参加する。

豊かな自然が残る安房神社周辺の森を次の世代につなぐ活動に当たる市民団体「安房大神宮の森コモンプロジェクト」(高田宏臣代表)が、「JOMONさん」の愛称で親しまれる山梨県在住の元宮大工で「縄文大工」を自称する雨宮国広さん(55)を「棟梁」に招いて企画した。

竹やぶを切り開いて整地した長さ約8メートル、幅約4メートルの区画に直径約20センチ、深さ約60センチの柱を立てる穴を12カ所掘る。そこにスギやヒノキ、竹を資材にして小屋を建てる。

代表の高田さん(54)は今回の取り組みについて、「土地に負担をかけない暮らし方、人間が忘れてしまった暮らし方を実践したい」と話す。今後も月に1回程度、参加者を募り、徐々に道を延ばし、森の各所に同様のつくり方で小屋などを建てる取り組みを続ける。

雨宮さんは2017年に、石川県能登町の真脇遺跡で今回と同様のつくり方で縄文式の竪穴式住居をつくった。この建物は、今回の能登半島地震の揺れにも無傷だったことから、地元で驚きの声が上がったという。

雨宮さんは今回の取り組みに賛同した理由について「全ての生き物が幸せになる暮らしづくりという趣旨は、私が目指しているものと一緒」と話す。今後も自分の活動の合間に大神宮の森に足を運んでプロジェクトに関わるという。

今回のイベントでは、参加者から参加費(一般で1日7000円)を募った。材料の実費や昼食代、保険代の他、森を維持、管理するコストをみんなで負担し合い、広く森を共有するためだ。今後も、森を整備するさまざまなイベントを実施する計画で、高田さんは費用負担への理解と多くの参加を呼び掛けている。

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【房日】240420_「大神宮の森」を次世代に 理解求めオンラインでフォーラム

(房日新聞 2024.4.20付)

館山市の安房神社の周囲に広がる大神宮の森に、縄文時代に由来する古道や集落などを再現し、次の世代につなごうという計画が、4月から動き出した。

この活動に取り組むNPO法人などでつくる「安房大神宮の森コモンプロジェクト運営委員会」が、取り組みの内容を広く知ってもらうためのフォーラムを、27日午前10時~正午にオンラインで開催する。定員500人。参加者を募集している。

無料だが、活動資金を応援する1000~5000円の寄付つきチケットもある。希望者は専用フォーム=二次元コード=から申し込む。

⇒ 第1回安房大神宮の森 風土・歴史フォーラム

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NPOだよりNo.110~2024.4.17

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第1回安房大神宮の森 風土・歴史フォーラム

【安房大神宮の森コモンプロジェクト】⇒ note ⇒ FB

安房神社周辺の大神宮の森に、風力発電開発業者の買収の動きがあり、これを阻止するために、昨年末から融資を受けて55haの土地を購入し、古道や水源・集落跡や棚田などを再生する山林整備活動が始まっています。この森を共有財産(コモン)として未来に継承しようと提言し、壮大なプロジェクトを主宰する高田宏臣さんは環境土木の専門家で、「館山市森づくり大使」に任命された方です。

NPO法人安房文化遺産フォーラムでは、かつて布良の森(安房自然村)で遊歩道を整備し、癒しの里づくりに取り組みましたが、令和元年台風の直撃被害などの諸事情が重なり、活動を断念した経緯があります。しかし、さらなる遠大な理念をもつプロフェッショナル集団が立ち上げた取り組みに 共感し、私たちも協働させていただくことになりました。

YouTube 活動レポート(2024.3.5.)

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【第81回知恵袋講座】240414 地震隆起が作った館山(上田明夫)

テーマ:地震隆起がつくった館山

語り手:上田明夫 (元しんぶん赤旗 記者)

2024.4.14.(日)13:30~16:00
菜の花ホール
(館山市北条1735) 

参加費:会員200円・非会員500円(お茶菓子付)

 

2024年は元旦早々から能登半島地震に伴う津波や火災で、甚大な被害となりました。房総半島と対峙する位置にある能登半島は、地形や条件が似ておりその震災は他人事ではありません。

逆さ地図を見ると、日本列島の頂点に位置する館山は、房総沖に3つのプレートが沈み込む影響を受けて、隆起は国内最速と言われます。海岸段丘・河岸段丘・断層などを見ることができます。

【房日寄稿】240206-10 新資料からみる戦時下の安房高女①~⑤

⇒ 全文:論文データベース:愛沢伸雄
「新資料からみる戦時下の安房高等女学校」

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房日寄稿 ① 2024.2.6付
房日寄稿 ② 2024.2.7付
房日寄稿 ③ 2024.2.8付
房日寄稿 ④ 2024.2.9付

【第80回知恵袋講座】240113_「かにた婦人の村」の成り立ちから今、未来へ

語り手:五十嵐逸美さん(かにた婦人の村 施設長)
「かにた婦人の村」の成り立ちから今、未来へ

2024年1月13日(土)13:30~16:00
菜の花ホール
参加費:会員200円、非会員500円(資料,茶菓子代)

【当日資料】
知恵袋講座レジュメ(五十嵐)
「売春防止法」
「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」

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【房日読者】231215_自主性伸ばす教育 母親大会でヒントを

自主性伸ばす教育 母親大会でヒントを

母親大会実行委員 南房総市・本明明香

私は3人の男児を持つ母です。現在、小学2年生の末子が不登校になっています。閉塞(へいそく)感のある教室で、周りに合わせておとなしく座り、授業を受けていることが息苦しくなってきたようです。私自身もかつて中学校の教員だったとき、学校が窮屈だなと思うことはよくありましたから、息子の気持ちも分からなくありません。

本来の息子は、とても勉強好きです。生き物が好きで、読書も好き。友達と野原を駆け回るのも好き。好奇心旺盛で、探求心も人一倍ある子どもです。その彼が、学校を楽しめないということは、親としても切ない思いでいます。

私も教育者の端くれとして、子どもたちが自分らしさを失わず、のびのびと好きなことに取り組み、主体的に生きていけるような教育環境を模索してきました。

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