安房神社周辺の大神宮の森に、風力発電開発業者の買収の動きがあり、これを阻止するために、昨年末から融資を受けて55haの土地を購入し、古道や水源・集落跡や棚田などを再生する山林整備活動が始まっています。この森を共有財産(コモン)として未来に継承しようと提言し、壮大なプロジェクトを主宰する高田宏臣さんは環境土木の専門家で、「館山市森づくり大使」に任命された方です。
NPO法人安房文化遺産フォーラムでは、かつて布良の森(安房自然村)で遊歩道を整備し、癒しの里づくりに取り組みましたが、令和元年台風の直撃被害などの諸事情が重なり、活動を断念した経緯があります。しかし、さらなる遠大な理念をもつプロフェッショナル集団が立ち上げた取り組みに 共感し、私たちも協働させていただくことになりました。
⇒ YouTube 活動レポート(2024.3.5.)
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テーマ:地震隆起がつくった館山
語り手:上田明夫 (元しんぶん赤旗 記者)
2024.4.14.(日)13:30~16:00
菜の花ホール(館山市北条1735)
参加費:会員200円・非会員500円(お茶菓子付)
2024年は元旦早々から能登半島地震に伴う津波や火災で、甚大な被害となりました。房総半島と対峙する位置にある能登半島は、地形や条件が似ておりその震災は他人事ではありません。
逆さ地図を見ると、日本列島の頂点に位置する館山は、房総沖に3つのプレートが沈み込む影響を受けて、隆起は国内最速と言われます。海岸段丘・河岸段丘・断層などを見ることができます。
語り手:五十嵐逸美さん(かにた婦人の村 施設長)
「かにた婦人の村」の成り立ちから今、未来へ
2024年1月13日(土)13:30~16:00
菜の花ホール
参加費:会員200円、非会員500円(資料,茶菓子代)
【当日資料】
・知恵袋講座レジュメ(五十嵐)
・「売春防止法」
・「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」
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自主性伸ばす教育 母親大会でヒントを
母親大会実行委員 南房総市・本明明香
私は3人の男児を持つ母です。現在、小学2年生の末子が不登校になっています。閉塞(へいそく)感のある教室で、周りに合わせておとなしく座り、授業を受けていることが息苦しくなってきたようです。私自身もかつて中学校の教員だったとき、学校が窮屈だなと思うことはよくありましたから、息子の気持ちも分からなくありません。
本来の息子は、とても勉強好きです。生き物が好きで、読書も好き。友達と野原を駆け回るのも好き。好奇心旺盛で、探求心も人一倍ある子どもです。その彼が、学校を楽しめないということは、親としても切ない思いでいます。
私も教育者の端くれとして、子どもたちが自分らしさを失わず、のびのびと好きなことに取り組み、主体的に生きていけるような教育環境を模索してきました。
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房日新聞寄稿 2023.12.12付
実行委員長 渡邉むつみ
安房地域母親大会は、「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」をスローガンに毎年おこなってきました。第29回目となる今年は12月17日(日)、「教育って何? 今、私たちにできること」をテーマに、南房総市富山岩井コミュニティセンターにて開催いたします。
激動のAI時代に対応するため、学習指導要領は「アクティブラーニング(探求学習)」に大きく舵を切り、日本の公教育が揺れています。そんななか、先進的な「子どもファースト」の教育を実践している学校があります。
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伊東万里子氏(いとう・まりこ=劇団「貝の火」主宰・代表、日本人形劇人協会理事)
10月31日、東京都内の自宅で死去、91歳。
葬儀は近親者で済ませた。納骨は24日午前11時から、館山市上真倉2124の宗真寺で。喪主は劇団貝の火の小澤響氏。喪主は供花、供物、香典などを辞退している。
東京生まれ。館山市に疎開する。NHK「チロリン村とくるみの木」「プリンプリン物語」などで、人形操演者として出演。人形劇の第一人者として各種作品を演じた。
若いころ過ごした南房総市富浦地区を「第二のふるさと」として、昭和63年に稽古場(スタジオ)を開設。人形劇フェスティバルなどで、地元と深く関わった。創作「竜子姫物語」「南総里見八犬伝」などが代表作。
【追悼メッセージ】
伊東万里子さん、安らかに。
~平和と安房高女への想いを胸に~
NPO法人安房文化遺産フォーラム
代表 愛沢伸雄
人形劇団「貝の火」を主宰する伊東万里子さんが、10月31日に91歳で亡くなられました。その10日前に私がお会いしたときはお元気でしたので、天寿を全うされたのだと思います。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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