現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た“ 知見” を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、「医の倫理」を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した。
NPO法人安房文化遺産フォーラム共同代表の池田恵美子も製作に協力し、赤山地下壕跡を案内している。かにた婦人の村でも撮影がおこなわれた。 続きを読む »»
『世界一の夕陽と生きる』撮影現場から (26)(27)
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房日:世界一の夕陽㉖
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房日:世界一の夕陽㉗
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<2025年 戦後80年>
市部瀬の惨劇 もう二度と
動けぬ列車に機銃掃射…阿鼻叫喚
市民ら 記憶つなぐ活動
(東京新聞 2025.4.24.)-374x400.jpg)
1945年5月8日午前11時50分ごろ、多くの民間人を乗せて旧勝山町の下佐久間(現在の千葉県鋸南町)を走行中の7両編成列車が米軍戦闘機に機銃掃射され、13人が死亡、46人が重軽傷を負った。地域の名から「市部瀬(いちぶせ)の惨劇」と呼ぶ。「『二度と再び、戦争をしたり戦争に加担したりしてはならない』と伝えたい」と語り継ぐ市民グループは80年の節目となる今年も、その日に献花式を開く。(山本哲正)
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『世界一の夕陽と生きる』
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(房日新聞 2025.4.17.付)
戦争の傷跡
映画を作るには、多くの人たちの協力がなくては難しい。特にドキュメンタリーは、被写体となる人を見つけるため、下調べ(映画作りでは、シナハンとかロケハンとかいう)が重要だ。
この映画の舞台となる南房総、館山地域の過去、現在、未来はどのようになっているのか? 調べなくてはならない。 続きを読む »»
映画上映のお誘い
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(房日新聞 2025.4.17.付)
4月27日午後1時半より、館山市コミュニティセンターで、映画「うんこと死体の復権」を上映できますことを、とてもうれしく思っています。開催実現のためにご協力くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
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排せつ物と死体が教えてくれる 命の循環 「うんこと死体の復権」上映へ
(東京新聞 2025.4.15付) ⇒ 詳細はこちら。-400x152.jpg)
「すべての生きものが共生する循環の輪について考えてみよう!」をテーマに、ドキュメンタリー映画「うんこと死体の復権」(2024年、関野吉晴監督)の上映会とトークショーが27日、千葉県の館山市コミュニティセンター(同市北条)で開かれる。(山本哲正)
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館山の戦跡学ぶ講演会
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(房日新聞 2025.4.11.付)
安房地区高校退職教職員の会の記念講演会が19日午後1時半~2時半、館山市宮城の豊津ホールで開かれる。参加無料で、一般にも来場を呼び掛けている。
当日は、同市のNPO法人安房文化遺産フォーラムの池田恵美子さんを講師に、「館山市の戦争遺跡とまるごと博物館」と題した講演をする。「館山海軍航空隊赤山地下壕(ごう)跡」の一般公開が再開されたことに合わせ、いま一度、地域の歴史を学ぶことが目的という。
申し込み不要。問い合わせは、会長の内藤欽次さん(0470・22・8486)へ。
安房大神宮の森への想い
千葉市・高田宏臣
(房日新聞 2025.4.9.付)-243x400.jpg)
現代社会は便利さを追求するあまり、自然の恵みと直結した自給的な暮らしから遠く離れ、土地の開発や地形の改変は奥山にも及ぶようになりました。とくにメガソーラーや風力発電などの設備開発が次々と進み、生命の源泉が破壊され、あるいは土砂災害が起きる要因となっている現状に心を痛めています。
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赤山地下壕跡のガイド役
会員募集
(房日新聞 2025.4.5.付)-115x400.jpg)
館山市宮城の市指定史跡「館山海軍航空隊赤山地下壕(ごう)跡」の一般公開が4月から再開されたのを受け、同市のNPO法人安房文化遺産フォーラムは、見学者や団体客向けのガイドサービスを再開する。再開に当たり、壕で見学者を案内するガイドとサポートスタッフを務める会員を募集している。
同NPOは、壕内の改修で2023年夏に公開を休止する以前、団体の事前予約に応じて、座学・テキスト付きガイドの平和学習プログラムを実施。休止前は年間約3000人を受け入れていた。個人や小グループ向けに行っていた毎月第一日曜日午前の無料ガイドサービスは6日から再開する。 続きを読む »»