お知らせ

【赤旗】251118_千葉県母親大会

運動の輪広げよう
千葉・館山で母親大会

(しんぶん赤旗 2025.11.18.付)

第67回千葉県母親大会が 9日、千葉県館山市内で開催されました(同実行委員会主催)。第31回安房地域母親大会と共催で、県、安房地域4市町の後援と多くの地域・団体からの参道を得て、500人余りが参加しました。

日本原水爆被害者団体協議会の児玉三智子さ事務局次長は、7歳の時に広島市内で被爆した体験を語り、「核兵器を作るのも使うのも、なくすことができるのも私たち人間です」と訴えました。

地元出身の、せんぼんよしこ監督の映画『赤い鯨と白い蛇』を上映。戦時中に館山湾で訓練する日本海軍の特殊潜航艇を赤い鯨、家の守り神を白い蛇に見立てて、生命や平和を大切にしようというメッセージに参加者は共感しました。

また房州弁で語る憲法9条や、歌手の美地さんによる「世界中のお母さん達へ」などを披露しました。

渡辺京子大会実行委員長が「軍事費増強、医療費削減などの新政権とたたかい、いのちと暮らし、平和を守る運動の輪を、若い世代にも広げて進んでいきましょう」と呼びかけ、森正一館山市長が「子どもたちを守る運動が今後も続くよう祈念します」とあいさつしました。

文化、医療、農民などの各団体が活動報告し、「日本国憲法を守り活かし、力を合わせる」との大会アピールを採択しました。

 

【房日寄稿】251102_千葉県母親大会へのお誘い

戦後80年の千葉県母親大会へのお誘い

安房地域実行委員長 齊藤陽子

(房日新聞 2025.11.2.付)

母親大会は広島・長崎の被爆を経験した日本が、ビキニ環礁での第5福竜丸の被曝を契機に「生命(いのち)を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」をスローガンとして誕生しました。安房地域母親大会はイラン・イラク戦争のなか、命の危険が映像にさらされる恐怖を契機に生まれ、30年を経過しました。

私自身、生まれ育った福島県の浪江町津島が東日本大震災に伴う原発事故により帰宅困難地域になりました。また、放射線被曝によって甲状腺がんなどの健康被害を受け、今なお苦しんでいる方々、とりわけ子どもたちに対しての補償や国の救済策が実施されず、裁判が続いています。核と人類は共存できないのだと、強く思います。

そして第31回安房地域母親大会は、第67回千葉県母親大会と共催し、「戦後・被爆80年 今 平和の願い新たに、そして次世代に」というテーマで、11月9日(日)南総文化ホール大ホールにて開催いたします。母親大会は老若男女だれでも参加できる話し合いのひろばです。協力会員券は1,000円、学生は無料で、保育もあります。 続きを読む »»

【房日】251101_館山で千葉県母親大会

被団協の児玉さんが講演

(房日新聞 2025.11.1.付)

「戦後・被爆80年 今 平和の願い新たに、そして次世代に」をテーマに「第67回千葉県母親大会 in 安房―第31回安房地域母親大会共催―」が9日、館山市の南総文化ホール大ホールで開催される。昨年、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の事務局次長、児玉三智子さんの記念講演や館山を舞台に撮影された平和祈念映画「赤い鯨と白い蛇」の上映などが行われる。学生は無料で、一般参加は協力会員券1000円。

当日は、午前9時20分開場で、映画の上映は10時~11時45分。午後は歌手の美地さんのオープニングライブ(午後0時45分~1時)の後、全体会(1時~3時半)が行われ、NPO法人安房文化遺産フォーラム共同代表の池田恵美子さんの地域報告「館山まるごと博物館~戦争遺跡と平和の文化」、児玉さんの記念講演がある。

申し込み、問い合わせは、実行委員会の池田さん(090・6479・3498)へ。大会専用ページからも申し込める。

【東京】250929_海を渡った漁師、千葉・和歌山・米国で共同調査

「房総アワビ移民」の歴史知って

ひ孫ら来日 曾祖父も見た海「感じるものあった」

(東京新聞 千葉版 2025.9.29.付)全文

19世紀末に千葉県の南房総から米国カリフォルニアへ渡った「房総アワビ移民」の歴史に光を当てる調査が、日米共同で進んでいる。渡米したアワビ漁師たちの功績を発信する県内のNPO、多くの移民を送った和歌山県の研究者、移民の子孫が連携。それぞれの関係者らは8月末~今月、県南部で交流を深めた。共同調査の成果は来年2月、館山市などで発表される予定だ。(長屋文太) 続きを読む »»

【房日寄稿】250912_「戦後80年」講座参加のお誘い

戦後80年企画:米占領軍の館山上陸と「直接軍政」

(房日新聞 2025.9.12.)

 安房文化遺産フォーラム共同代表・愛沢伸雄

幕末の動乱と明治の始まりからアジア太平洋戦争の終結までほぼ80年。敗戦から今日まで80年。合わせて160年の日本近現代史を俯瞰(ふかん)したときに、今なお「戦後」と付けるこの80年は重い意味をもっている。

戦争末期、米軍の関東侵攻計画「コロネット作戦」や占領計画「ブラックリスト作戦」において、館山と横浜は東京湾岸の最重要地として、首都制圧のはさみ撃ち作戦の上陸計画があったともいわれる。館山は侵攻の上陸地点と想定されただけでなく、降伏後に、沖縄以外では、日本で唯一の軍政による占領地となった。 続きを読む »»

【房日】250911_戦後80年講座:米占領軍の館山上陸と直接軍政

14日に戦後80年企画の講座
「米占領軍の館山上陸と『直接軍政』」

(房日新聞 2025.9.11.)

NPO法人安房文化遺産フォーラムによる戦後80年企画の講座「米占領軍の館山上陸と『直接軍政』」が14日午後1時半~4時、館山市コミュニティセンターで開催される。参加無料で、資料代500円。 続きを読む »»

第67回千葉県母親大会/第31回安房地域母親大会

房日新聞 2025.11.1.付
房日新聞寄稿「大会へのお誘い」2025.11.2.付

<生命を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます>をスローガンに掲げ、第31回安房地域母親大会は、第67回千葉県母親大会と共同開催いたします。

記念講演は、ノーベル平和賞を受賞した被団協(日本原水爆被害者団体協議会)事務局次長の児玉三智子さんをお招きし、「戦後,被爆80年 今 平和の願い新たに、そして次世代に」をテーマにお話いただきます。

午前には、せんぼんよしこ監督(安房南高校卒業)により、香川京子・樹木希林・浅田美代子らが出演し、戦後60年に館山を舞台に撮影された平和祈念映画『赤い鯨と白い蛇』を上映します。豊かな自然や戦争遺跡、エネルギッシュな「やわたんまち(八幡祭礼)」が、生命輝く美しいストーリーを織り上げています。

2025年11月9日(日)9:50~15:30
会場:南総文化ホール 大ホール
協力会員券 1,000円(学生無料)
予約 ⇒ Peatix 続きを読む »»

【房日】250907_日米共同の移民史研究事業

渡米アワビ漁師の足跡たどる
日米共同の移民史研究事業
館山、南房総市で現地調査

(房日新聞 2025.9.7.付)

文化庁の補助を受けた日米共同の移民史研究事業の一環で、明治期に安房の地から米国西海岸に渡ったアワビ漁師に関する現地調査が8月31日~9月3日に館山市、南房総市で行われた。館山市のNPO法人安房文化遺産フォーラムも事業に参画。関係者らがアワビ漁師のゆかりの地をめぐり、情報共有した。

移民が盛んだった和歌山県の県立近代美術館を中核に、太地町教育委員会、全米日系人博物館が参画する、「和歌山移民研究を軸とした国際交流事業」実行委員会の取り組み。

渡米した移民の調査は、2022年から続けられていたが、今年度はアワビ漁師にもスポットを当て、地元で調査研究している同NPOも委員に加わった。 続きを読む »»

【毎日】250905_明治期に米国に渡ったアワビ漁師の子孫 ルーツたどり南房総へ

明治期に米国に渡ったアワビ漁師の子孫 ルーツたどり南房総へ

(毎日新聞 千葉版 2025.9.5.)

明治期に南房総から米国に渡って活躍したアワビ漁師の子孫が来日し、千葉県南房総市に建つ先祖の墓などゆかりの地を巡った。

来日したのは、全米日系人博物館で映像編集を担当しているエバン・コダニさん(35)。エバンさんは、1897年に根本村(現南房総市白浜町根本)から米国カリフォルニア州モントレーに渡り、アワビ食文化を伝えた小谷源之助のひ孫にあたる。 続きを読む »»