【房日】260813「日本の戦争遺跡」に執筆参加 安房の戦跡紹介
「日本の戦争遺跡」に執筆参加
NPOの2人 安房の戦跡など紹介
戦争遺跡保存全国ネットワークを編者に、大月書店から出版された書籍「決定版 日本の戦争遺跡」に、NPO法人安房文化遺産フォーラム共同代表の愛沢伸雄さん、池田恵美子さんの2人が執筆参加した。同書の中で、同NPOの取り組みや安房地域の戦跡などを紹介している。
同書は、日本各地の研究者、教師、市民100人余りが結集し、調査方法や遺跡保存・継承の問題など研究の最前線についての論考のほか、海外も含め全国約250件の戦争遺跡を豊富な図版付きで紹介している。
愛沢さんは、同書の「史資料の調査方法(国外編)」で、戦後の米軍の館山での直接軍政について、インターネットでの英文検索から調査を進め、テキサス軍事博物館とのやりとりで、館山に上陸した占領軍の姿を明らかにした経緯などをつづった。
池田さんは、「エコミュージアムと戦争遺跡(事例編)」で、文化遺産を保存、活用し、地域全体を博物館に捉えて活性化を図る「館山まるごと博物館」の取り組みなどを紹介。
執筆陣の千葉県編集担当も務め、館山海軍航空基地や赤山地下壕跡、館山海軍砲術学校跡、房総半島南部の特攻基地群、大房岬要塞群など安房地域に残る戦跡についても執筆した。
池田さんは「館山の戦跡は、全国的にも注目を集めている。今回の書籍をきっかけにさらに関心が高まれば」と話している。
書籍は、B5判、688ページで、価格は1万4300円(税込み)。館山市図書館で閲覧できる。
(加藤純一)
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