2010年度 事業企画と日程

●今後の日程●

○2010年 7月10日(土)大井城跡のフィールドワーク(遠山成一氏)

「保存する会」総会 午後1時00分(九重地区公民館)

○2010年11月27日(土)「国指定」見学バスツアー(栃木県)

第8回「飛山城跡と勝山城跡を訪ねる」

○2011年 2月11日(金)「里見の道ウォーキング」

“岡本城跡から宮本城跡へ”


●【第14回「保存する会」総会】

2009年10月10日 「エコウォーク」館山城跡周辺

(里見ガイド:金久修・ひろみ夫妻)

11月28〜29日 里見八犬伝ワールドin館山

第3回戦国コスプレ大会(滝田城跡など)

11月29日 「国指定」見学バスツアー(つくば市・桜川市)

第7回「小田城跡と真壁城跡を訪ねる」(32名参加)

2010年 2月24日 里見紀行その8「稲村城と館山平野編」(67名参加)

(講演:滝川恒昭氏・遠山成一氏 現地見学:岡田晃司氏)

3月 6日 稲村城跡調査検討委員会

3月 8日 「里見の道ウォーキング」“岡本城跡から北条郷へ”

6月 5日 稲村城跡草刈り(21名参加)

7月10日 「大井城跡」現地見学会(遠山成一氏)


●【第15回「保存する会」総会】

① 従来からの講演会や催し・フィールドワークをおこない、とくに調査・研究の取り組みやガイド・人材育成の面での役割を「NPOフォーラム」と協働しながら取り組んでいく。

【2011年2月11日(金・祭日)】

「里見の道ウォーキング」“岡本城跡から宮本城跡へ”

② 文化財を活用した「地域おこし」として、里見氏の歴史・文化や『里見八犬伝』は、「地域づくり」や観光にとっても極めて重要な施策であり、「里見氏城郭群」の国指定化は安房地域にとって起爆剤になることを訴えていく。なお「地域づくり」の点では、「NPOフォーラム」がおこなう事業などで協働体制(「あわ・がいど」など)を組んでいく。稲村城跡はじめ里見氏関連文化財にかかわる見学会でガイドを依頼された場合、「NPOフォーラム」と連携・協働しながら、積極的に勉強会を開催し、フィールドワークに取り組み、ガイド・人材育成の面で積極的な役割をおこなう。

③ 会員が実際に「国指定」となっている中世城郭を見学して史跡化にむけての理解を深める。専門家・研究者のアドバイスを受けながら、「国指定」史跡化について、その「国指定」のすすめ方や整備プロセスやなどを学ぶ。なおその際に、稲地区「稲村城跡利活用委員会」の皆さんの活動と協働していく取り組みを基本にしていきたい。

【11月27日(土)】

第8回「国指定」城跡見学バスツァー 「飛山城跡と勝山城跡を訪ねる」

AM6時 旧市民センター駐車場 集合≪参加費5,500円・昼食持参≫

⑤ これまで継続してきた稲村城跡の草刈り(年2回程度)や、見学者や市民の憩いの場として整備(ガイド・コースの案内板)などについて稲地区「稲村城跡利活用委員会」の皆さんの活動などと連動しながら、検討していきたい。

ガイドブック「房総里見氏」と「安房古道をあるく」(各600円)を広く普及する。

稲村城跡「草刈り」

第1回6月5日(土)実施 第2回 9月26日(日)

⑥ 稲村城跡の史跡化をすすめるためにも、稲村城跡周辺地域の方々の協力を得て、地域の伝承をはじめ、様々な聞き取り調査をおこなう。また、城郭研究者の支援を受けながら、稲村城跡の外郭部なども調査研究する。

⑦ 歴史関係学会との交流(千葉城郭研究会・千葉歴史学会など)や、里見氏研究者の調査研究団体である「里見氏調査会」への支援など、安房の文化遺産に関する研究会、あるいは勉強のための学習会を継続していく。また、里見氏研究や城郭研究の専門家・研究者の皆さんによる書籍を紹介するとともに普及し、啓蒙活動を支援していく。

・川名登編「すべてわかる戦国大名里見氏の歴史」 川名登著「房総里見一族」

・館山市立博物館「さとみ物語」(岡田晃司氏)

・滝川恒昭氏「房総里見氏文書集」 ・ 千城研編「房総の城郭」など

・「里見氏調査会」報告書

この地域で、歴史関係の集会や研究会が開催される場合には、保存運動や史跡化の取り組みを伝えるとともに、運動への支援・協力の依頼をおこなう。

「安房歴史文化究会」(会長 天野努氏・事務局石崎和夫氏)

⑧ この15年の保存運動では、全国里見一族交流会の皆様のご支援やご協力をいただいた。今後も全国の里見氏関係の皆さんとの連携を深めながら、里見氏の歴史・文化の普及と、全国のゆかりの地での地域振興や「地域づくり」において、里見氏の文化財の活用を図るために支援・協力をしていきたい。

本会員の里見香華さんを会長に、鈴木恵弘さんを事務局長として「房総里見会」が活動し、県内各地の里見氏ゆかりの方々や里見氏の歴史・文化の普及を願う方々との交流の場になり、里見氏ゆかりの関係者との交流事業がおこなわれている。今後も房総里見会や全国里見一族交流会との連携を図っていきたい。

⑨ 会の冊子や関連書籍の宣伝・販売を積極的におこない、会財政の充実化を図る。会のホームページはないが、「NPO安房文化遺産フォーラム」のHPのなかに、15年間の保存運動や活動を紹介している。