地元保存会が補修作業 布良の青木繁記念碑
(房日新聞2020.4.8)‥⇒ 印刷用PDF
老朽化が進んでいる館山市布良の青木繁記念碑の補修作業が、地元住民らでつくる「青木繁誕生の家と記念碑を保存する会」(嶋田博信会長)のメンバーの手によって行われている。
同市布良は明治を代表する画家青木繁が代表作「海の幸」を描き上げたゆかりの地で、記念碑は没後50年を記念して、当時の館山市長や著名な美術関係者らが発起人となり、布良
海岸が一望できる高台に昭和37年に建立された。
高さ約3・6メートル、幅約4メートルの鉄筋コンクリートづくりのアーチ状の記念碑。建立後、60年近くがたち、潮風にさらされて劣化が進み、コンクリートにひびが入り、一部は剥がれ、危険でもあったため、補修することになった。
作業は4日から始まり、連日メンバー5、6人が作業。劣化していたコンクリをハンマーなどで剥がした後、木枠を当てたモルタルを流し込んで補修していた。
嶋田会長は「記念碑は青木繁ゆかりの地であることを示すシンボルであり、布良の宝。観光名所でもあり、青木の功績を功績と伝えていくためにもこれからも大事に守っていきたい」と話していた。
【休館のお知らせ】
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、青木繁「海の幸」記念館(小谷家住宅)は、
4~5月にかけて休館とさせていただきます。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。
▼
公式サイト
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、館山市指定文化財の赤山地下壕跡はしばらく見学中止となります。
2020.2.29(土)~3.31(火)
2020.4.1(水)~5.6(水)=延長
*これに伴い、第一日曜(3.1)のガイドサービスも中止となりますのでご了解ください。
→館山市HP
『キリスト教信仰に基づく女性支援の歴史 ~かにた婦人の村の半世紀』
同志社大学人文科学研究所の助教林葉子先生より寄贈いただきました。
ありがとうございます。
傷ついた女性たちが暮らす「かにた婦人の村」は日本で唯一の婦人保護長期入所施設。
▼下記よりPDF購読が可能です。
https://jinbun.doshisha.ac.jp/attach/page/JINBUN-PAGE-JA-4/133795/file/64.pdf
館山市:長年市政に貢献
特別功労と条例表彰者
(房日新聞2020.3.22付) ‥⇒ 印刷用PDF
市政制定80周年記念特別功労表彰者
▽まちづくり功労
・青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会
・特定非営利活動法人安房文化遺産フォーラム
安房高等女学校木造校舎を愛する会・会報
第3号(2020.3.20)
…⇒印刷用PDF①
…⇒印刷用PDF②
*台風災害を乗り越えて
*木造校舎を学ぶ集い&そうじ
*会費納入のお願い
*房州北條に於ける東京師範学校遊泳部
*千葉県安房高等女学校水泳部(大正11年7月)
*懐かしの写真や資料、思い出エッセイなどを募集しています。
館山病院ギャラリー 画家4人の作品15点
NPOが29日まで
(房日新聞2020.2.22付)
NPO法人「安房文化遺産フォーラム」による「館山の海を愛した画家たち展~青木繁・寺崎武男・中村彝・中原淳一~」が館山市長須賀の館山病院ギャラリーで開かれている。29日までで、多く来場を呼び掛けている。
明治期、館山市布良に滞在し、国の重要文化財「海の幸」を描いた青木繁をはじめ、明治から昭和に活躍した館山ゆかりの画家4人の作品(一部複製)15点と解説パネルが並ぶ。
ギャラリーを訪れた女性は「すごく立派な作品ですね」と展示してある作品を眺めていた。
時間は午前9時から午後4時45分(最終日は4時)まで。
歴史感じるひな人形
小谷家で3月8日まで展示
(房日新聞2020.2.12付)…⇒印刷用PDF
館山市布良の小谷家住宅「青木繁『海の幸』記念館」で、同住宅から見つかった歴史を感じさせるひな人形の展示が始まった。3月8日まで。開館日は土曜、日曜部。
青木繁が「海の幸」を描いた小谷家は、江戸時代から続く網元の名家。展示されているのは、数年前に納戸から見つかった4対のひな人形。正確な年代な不明だが、江戸後期のものと推測されている。
館山市内を中心とした愛好家らが制作したつるしびなも一緒に展示され、華やいだ雰囲気となっている。
小谷福哲館長は「台風からの復興に向かう中で、地域に明るさを与えることができれば、多くの人に見に来てもらいたい」と来場を呼び掛けている。入館料は、一般200円、小中高校生は100円。
館山の海を愛した画家たち展
~青木繁・寺崎武男・中村彝・中原淳一~
期間=2020.2.1(土)~2.29(土)
会場=館山病院ギャラリー(館山市長須賀196)
入場無料