メディア報道

【房日】220114*館山コミュニティセンターで安房地域母親大会

22日に館山コミュニティセンターで安房地域母親大会

(房日新聞2022.1.14付) ⇒詳細はコチラ

第27回安房地域母親大会(同実行委員会主催)が22日午後1時半から、館山市コミュニティセンターを会場に開催される。今回は「女性の人権と戦争を考える」をテーマにシンポジウムが行われる。参加費無料で、資料代500円。定員75人で先着の予約制。

大会では、婦人保護長期入所施設「かにた婦人の村」・名誉村長の天羽道子さん、一般社団法人「希望のたね基金」代表理事の梁澄子さんを招き、第1部では2人のミニ講演、第2部では副実行委員長の池田恵美子さんをコーディネーターに対談を予定している。

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【ちば民報】211205_「館山まるごと博物館」の挑戦

「館山まるごと博物館」の挑戦 ~「平和の文化」のまちづくり

安房文化遺産フォーラム 池田恵美子さんに聞く

(ちば民報2021.12.5付)‥⇒ 印刷用PDF

千葉県館山市では、戦争遺跡(以下、戦跡)をはじめとする自然や歴史・文化遺産を「館山まるごと博物館」と見立てて、市民が主役のエコミュージアムまちづくりを進めている団体があります。NPO法人「安房文化遺産フォーラム(以下、フォーラム)」です。エコミュージアムとは、市民が主体的に研究・展示・保全などの活動を通じて活性化を図るまちづくりの手法です。

フォーラムは、高校世界史教諭だった愛沢伸雄さんが戦跡を活用した平和学習を契機として、市民による文化財保存運動を経て設立されました。長く事務局長を務めた池田恵美子さんは、今年度より共同代表になりました。

今回、池田さんが千葉県立館山総合高校の1年生を対象に「観光の学び」の講義をするというので、同席して聴講し、お話を伺いました。

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【東京新聞】211122_明治のアワビ漁師に思いはせ-南房総千倉で散策
明治のアワビ漁師に思いはせ
南房総千倉の旧家など散策
渡米した足跡探る

旧家を見学しながら、およそ二キロの散策ルートを楽しんだ。(山田雄一郎)

ウオーキングを開催したのは、地元のNPO法人安房文化遺産フォーラムなど。歴史を知り、先人たちの姿から地域活性化のヒントを探ろうと、南房総市の市民提案型チャレンジ事業として行われた。同フォーラム関係者がガイドを務め、太平洋沿いの国道近くに立ち並ぶ旧家を見て回った。

ある旧家では、モントレー湾から持ち帰ったアワビの大きな貝殻が軒先で示され、ふだん目にする地元のアワビとは違った大きさに参加者は驚きの表情を見せ、手に取って確かめた。散策ルート上には、兄がアワビ漁師として渡米した、日本人初のハリウッド俳優早川雪洲の旧家も。近くのミニ博物館では、日米親善の国旗が描かれた大漁祝い着「万祝(まいわい)」やモントレー湾での様子などを撮影した写真に目を留めた。

東京都内の大学に通う佐野一成さん(21)は館山市出身。NPOの運営などに関する卒業論文をまとめるため、ウオーキングに参加した。アワビ漁に携わった旧家が密集して残る様子に触れ「昔の地域コミュニティーの在り方が分かって面白かった」と振り返った。

同フォーラムによると、一八九七(明治三十)年、根本村(現・南房総市白浜地区の一部)出身の小谷源之助(一八六七〜一九三〇年)・仲治郎(一八七二〜一九四三年)兄弟らがモントレー湾の豊富なアワビ漁に注目し、渡米。アワビステーキや缶詰などで成功を収めた。漁師たちは日本人コミュニティーをつくり、ゲストハウスには尾崎行雄、竹久夢二ら政治家・芸術家が訪れ、日米親善に寄与した。仲治郎は帰国し、現在の南房総市千倉地区で潜水技術者を養成し、米国に住む源之助のもとへ送り込んだ。

【房日】211111_11月14日にウォークイベント(千倉アワビ街道)

14日にウォークイベント_参加者募集
房総アワビ移民研究所

(房日新聞2021.11.11付)‥⇒印刷用PDF

房総アワビ移民研究所によるイベント「渡米したアワビ両紙たちのふるさとを訪ねよう」が、11月14日午前10時半~正午、南房総市千倉町大川の七浦診療所をスタートに開かれる。参加者を募集している。参加者無料。

同研究所は、明治期に安房地域から渡米したアワビ移民の歴史を掘り起こし、後世に伝えようと、地域に残されている古文書を読み解き、調査研究を深めている市民団体。歴史文化や功績を明らかにすることで、地域振興や国際交流の活性化につなげようと活動しており、同市の令和3年度市民提案型まちづくりチャレンジ事業のチャレンジコースに採択されている。

今回は、NPO法人安房文化遺産フォーラムと明治時代のアワビ漁師らのふるさとを訪ねるウオーキングイベントを企画。まちかどミニ博物館(同市千倉町千田)の見学もある。

小雨決行、荒天の場合は中止。

また、同研究所は14日まで、同市の三芳農村環境改善センターで行なわれている南房総市文化祭で資料などを出展。古文書の調査内容などをパネルいまとめ、展示している。

イベントの申し込み、問い合わせは、同研究所の鈴木さん(090-5812-3663)へ

 

⇒ ウォーキングの詳細はコチラから。

【房日】211017 南房観光連功労者表彰

南房観光連 功労者4人を表彰
地域の観光振興に尽力

(房日新聞)2021.10.17付 ⇒ 印刷用PDF

安房3市1町の観光関係者で組織する、南房総観光連盟(堀江洋一会長)による表彰式が14碑、南房総市のとみうら元気倶楽部さざなみホールで開かれた。地域の観光振興に功績のあった人を表彰するもので、今回は4氏が表彰された。

表彰されたのは、大河内博夫氏、片方義明氏、峯隆司氏、川名三雄氏の4人。堀江会長からそれぞれに賞状が手渡された。

受賞者を代表して片方氏が「栄誉に報いるためにも、さらにたゆまぬ努力をいたす所存ですので、今後とも変わらぬご指導をお願いします」などと謝辞を述べた。

表彰された各氏の功績はとおり。=敬称略

▽大河内博夫

▽片方義明
=平成6年にタクシー乗務員の立場で地域の特色を紹介しようと、自然や文化遺産について学び、19年には県のディスティネーションキャンペーンを機に、館山市を拠点とした南房総の観光タクシーコースの開発、運転手の資質向上に尽力。NPO法人安房文化遺産フォーラムに所属し、スタディツアーのガイドも務め、赤山地下壕跡の無料ガイドを10年以上つづけている。現在、館山市観光協会理事、館山商工会議所鏡ヶ浦特別委員、タクシー業界の立場でユニバーサル観光開発に参画し、誰にでも優しい館山を目指している。

▽峯隆司

▽川名三雄

 

 

【房日】211003_木造校舎の魅力紹介

11月3日 旧安房南高校から講演を生配信
木造校舎の魅了紹介

房日新聞2021.10.3付)‥⇒ 印刷用PDF

県教育委員会は11月3日、館山市の安房南高等学校旧第一校舎(県指定有形文化財)の魅力を伝えるオンライン講演会を開催する。事前申し込み制で参加費は無料。同1日まで参加者を募っている。

旧安房南高等学校の前身である県立安房高等女学校の校舎が、大正12年(1923)の関東大震災により倒壊したため、災害の経験を生かした耐震構造建築として、昭和5年(1930)に新築されたもの。建設当時の様子をよくとどめており、平成7年(1995)3月14日に県指定有形文化財となった。

講演会は、鋸南町の保田小学校や、大多喜町役場のリニューアルなどに関わった建築家、夏目勝也氏を講師に、木造校舎の魅力を現地から伝える内容。

時間は、午後1時から2時半まで。申し込みは、NPO法人安房文化遺産フォーラムのホームページ=QRコード=から、フォームに入力して申し込む。後日、メールにて送付されるZoomのアドレスと、パスワードを使用して配信を視聴する。

詳しい問い合わせは、安房文化遺産フォーラム(0470-22-8271)へ。

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