イベント

6/1~22里見ガイドモニターツアー

里見ガイドモニターツアー

.

【主旨】

今年は、お正月に放映された『里見八犬伝』の反響は大きく、館山市立博物館の入館者や問い合わせが増えていると聞きます。来年のデスティネーション・キャンペーンでは、『里見八犬伝』や戦国大名・里見氏の歴史を1つの目玉として誘客を図ることになっており、「観光立市たてやま行動計画」においても、歴史・文化のガイド人材育成が緊急課題となっていました。当NPOでは、市立博物館の岡田晃司氏を講師に迎え、館山市中央公民館との共催により全15回の「里見ガイド講習会」を実施しました。フィクションである『南総里見八犬伝』と、実在した里見氏の史実を学習した講習会修了者(里見ガイドサークル)は、4つのグループに分かれてテーマごとの市民向けモニターツアーを企画しました。ふるってご参加ください。

.

【参加費】200円(保険料・資料代)※各自弁当持参

【定員】先着順15名(マイクロバス)

【申込み】館山市中央公民館(0470-23-3111)

【主催】NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム

【行程】

●Aコース 6月1日(木) 集合 9:15 南総文化ホール第二駐車場

テーマ「八犬伝のロマンと里見氏の歴史を訪ねて」

9:30南総ホール駐車場出発→館山城・八犬伝博物館→滝田城→三芳鄙の里(昼食)

→犬掛→福満寺→伏姫籠穴→15:30南総ホール駐車場 解散

ガイド:愛沢彰子、石崎和夫、池上藤夫、川崎一、杉田克枝、平野武夫

●Bコース 6月14日(水) 集合 9:45 南総文化ホール第二駐車場

テーマ「八犬伝にひたってみよう!」

10:00南総ホール駐車場出発→養老寺→三芳鄙の里(トイレ休憩)→滝田城(昼食)

→犬掛→伏姫籠穴→15:15南総ホール駐車場解散

ガイド:小形博子、神作三枝子、鈴木宏、鈴木よし江、山本公之、湯川敬之

●Cコース 6月16日(金) 集合 9:45 南総文化ホール第二駐車場

テーマ「里見家の女性たち-ゆかりの寺を訪ねて-」

10:00南総ホール駐車場出発→興禅寺→泉慶院→福生寺→城山公園(昼食)

→源慶院→高田寺→14:30南総ホール駐車場解散

ガイド:金久修、田中夏積、鈴木恵弘、鈴木以久枝、中沼良二

●Dコース 6月22日(木) 集合 9:15 南総文化ホール第二駐車場

テーマ「白浜からはじまる房総里見氏の足跡を訪ねて」

9:30南総ホール駐車場出発→杖珠院→青根原神社→白浜城→野島崎灯台

→14:00南総ホール駐車場解散

ガイド:蓮沼美栄、金久ひろみ、酒井康好、島田輝弥、山杉博子

4/13=第一回 和装コスプレ大会【里見八犬伝ワールドin 館山2008】

2006年TBS系ドラマ 滝沢秀明主演「里見八犬伝」の舞台、房総の南端、安房国こと千葉県館山市。その里見の里、館山にて館山城・城山公園を舞台にコスプレイベント開催!


和装・歴史創作系onlyのコスプレイベントです。

【開催日】2008年 4月13日(日曜)9時から

【会場】城山公園

.

詳細はコチラ参照

3/15八犬伝ロマン紀行バスツアーのご案内

南房総は曲亭馬琴作『南総里見八犬伝』の舞台となった場所です。

かつて戦国大名房総里見氏が支配していた土地であり、里見氏の史跡が点在しています。物語と歴史が交差する不思議なバスツアーを、里見ガイドがご案内します。

【日時】2008年3月15日、10:30〜16:30

【受付】館山駅西口体験交流センター

【参加費】一人3700円(昼食代は含みません)

【申し込み先】館山市観光協会

【コース概要】

館山駅西口→城山公園・八犬伝博物館→道の駅みよし鄙の里(昼食)→犬掛の里→伏姫籠穴→館山駅東口

※少々健脚向きのコースとなっています。歩きやすい服装でご参加ください。

4/19八犬伝ロマン紀行ハイキング

JR駅からハイキング【八犬伝ロマン紀行ハイキング】が昨年に引き続き、今年も館山で開催されます。ポイントごとにガイドの解説あり、参加無料のハイキングです。ご家族、友人とお誘い合わせてご参加ください。

【日時】2008年4月19日(土)8:30〜

【受付】館山駅西口

【コース】約10km

館山駅西口→安房博物館→北下台→国司神社→赤山→頼忠寺→掩体壕→ヒカリモ発生地→沼サンゴ→十二点神社→妙音院→慈恩院→八遺臣の墓→八犬伝博物館→館山市立博物館本館→まちなか→館山駅東口

3/8第16回里見の道ウォーキング

第16回里見の道ウォーキング

〜滝田城跡から稲村城跡へ〜

.

戦国時代初期、房総里見氏の居城であった稲村城跡とともに、主要城郭だった滝田城跡は、「平群の道」を押さえる重要な地にあり、里見義豊の家臣一色九郎の居城でした。「天文の内乱」で義豊が敗れ表舞台に登場しなくなりましたが、城内で竪堀が一筋あることから、戦国時代末期まで使用されていた可能性があるといわれています。

その滝田城跡と稲村城跡を結ぶ歴史の道を歩いてみませんか。

.

【日時】2008年3月8日(日)10:00〜

【集合】9:50滝田郵便局前または9:15館山駅日東バス停

【参加費】200円(保険料・資料代)

【行程】11km

【主催】里見氏稲村城跡を保存する会

【共催】NPO法人安房文化遺産フォーラム

2/18=南総里見八犬伝・井戸端会議

●南総里見八犬伝・井戸端会議

.

【日時】2008年2月18日

【会場】とみうら元気倶楽部

【参加費】無料

【内容】

(1)人形劇『新八犬伝』DVD上映とワークショップ

…伊東万里子氏(劇団「貝の火」主宰)

(2)シンポジウム

○パネリスト

-高岡完治氏(あしたの日本を創る協会 理事長)

-津上俊治氏(近畿日本ツーリスト㈱)

-小松孝之氏(ちばぎん総合研究所 主任研究員)

-伊東万里子氏(劇団「貝の火」主宰)

-愛沢伸雄氏(南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム理事長)

○コーディネーター

-池田恵美子(南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム事務局長)

2/16~3/15南総里見八犬伝ロマン紀行

里見ガイドとめぐる南総里見八犬伝ロマン紀行

【出発日】2008年

2月16日(土)・24日(日)・3月1日(土)・9日(日)・15日(土)

【旅行代金】新宿・東京発着(特急料金を含む)

大人8,600円・こども6,300円

※食事代・博物館入館料は含みません。

【行程】

7:50新宿発(特急さざなみ)〜10:00館山着

10:30館山発(バス)〜館山城山公園・八犬伝博物館〜鄙の里

〜滝田城跡(車窓)〜犬掛の里〜伏姫籠穴〜館山駅16:30着

1/26=映画『赤い鯨と白い蛇』

【日時】2008年1月26日(土)

第一部10:30 第二部14:00

【会場】千葉県南総文化ホール

【料金】大人 1,000円(当日券1,200円)

高校生 500円

小中学生 無料

【前売プレイガイド】

南総文化ホール:0470-22-1811

松田屋楽器店館山店:0470-22-5661

松田屋楽器店鴨川店:04-7093-3551

ブックス松田屋:0470-23-1661

宮沢書店本店:0470-23-7771

宮沢書店館山店 0470-24-0020

宮沢書店TSUTAYA店 0470-23-1818

カミヤマサウンドステーション 0470-22-0795

※前回上映時の未鑑賞チケットは有効としますので、ご持参ください。

◆せんぼんよしこ監督(安房高女/安房南高校出身)が、ふるさと館山へ贈る感動の映画◆

〜館山の戦争遺跡を舞台に、香川京子・樹木希林・浅田美代子らが好演〜

シネマツーリズム(館山ロケ地めぐり)&上映の企画

南房総・館山を舞台にした映画『赤い鯨と白い蛇』が誕生しました。「赤い鯨」は軍都だった館山の沖で訓練をくりかえす特殊潜航艇(特攻の潜水艦)を意味し、「白い蛇」は家の守り神を象徴しています。戦時中の館山で安房高女(安房南高校)の学生だったせんぼんよしこ監督が、女性の目線から平和と命を描いた美しい作品です。戦時中館山に疎開していたという設定の香川京子さんをはじめ、世代の異なる5人の女性たちが、人と人との絆が薄れつつある現代社会のなかで、「自分に正直に生きる」ことの難しさと大切さを伝えてくれています。何度も鑑賞するたびに、新鮮な気づきと感動がある、味わい深い作品です。

かねてより戦争遺跡の調査研究をし、高校の授業実践に活用してきた私が、せんぼん監督と出会ったのは2002年でした。戦争中の館山を物語る調査資料を提供し、戦争遺跡を案内したりと協力してきました。監督自身も「女学生の当時は知らなかった」と驚いた館山の歴史を、映画のシナリオやロケ地選定に活かしてくださったことをたいへん嬉しく思っています。

館山市では、戦争遺跡を歴史遺産と位置づけて保存と活用に努め、歴史学習や平和学習に活かしています。21世紀に入り、ほとんどの親たちは戦争体験のない世代になりました。そのもとで育った子どもたちに、「戦争や平和」をどのように語り継いでいったらよいかが今問われています。せんぼん監督がこめたメッセージを受け止め、まず館山の皆さんにこの素晴らしい映画を観てほしいと願っていたところ、館山市と館山市教育委員会の共催により上映会を開催することとなりました。

モントリオール国際映画祭にも出品され、数々の賞も受け、聖路加病院の日野原重明院長も著書のなかで絶賛するなど、多くの人の共感を得ています。すでに、この映画を観て感動した全国のファンから、ロケ地めぐりを希望する声が届いています。洲崎灯台を中心とした豊かな自然や、エンディングを飾る八幡んまちなど、館山のもつ特性や魅力をスクリーンいっぱいに映し出すこの映画は、館山を全国に紹介するPR作品といえるでしょう。観光協会や商工会議所の皆さんとも広く手を携え、この映画を通じて、シネマ・ツーリズムを活かしたまちづくりを推進していきたいと願っています。

シネマツーリズム(館山ロケ地めぐり)&上映 企画取扱

NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム 理事長 愛沢伸雄

071118地震や津波についてしらべてみよう!

たてやま・まちなか探検隊

地震や津波についてしらべてみよう!

(自然体験活動〜トム・ソーヤースクール企画)

.

■日時=2007年11月18日(日)

■会場=館山市立富崎小学校

(千葉県「学校と地域の防災教育モデル事業」指定校)

第一部=元禄・関東大震災と富崎(写真スライド&講話)

・講師=天野努先生

第二部=地震と津波の傷跡をたずねる(まちなか発見ウォーク)

■参加費=無料

.

【元禄大地震】

1703(元禄16)年11月23日(新暦では12月31日)午前2時頃、関東地方南部に大地震と大津波が起こりました。安房地方では地面が隆起して、北条地区の海岸は400mも遠くへ伸びたり、西岬地区では海岸の崖が5mも高くなったりして、地形が変わってしまうほどでした。平砂浦では砂浜が広がり、山の上まで吹き上がる、砂との闘いが始まることになったのです。津波の被害も大きく、富崎地区の相浜では86人が犠牲になりました。流された家は67軒、船は76隻が流されました。相浜の蓮壽院にはその時の犠牲者のための供養塔が建てられています。

【関東大震災】

1923(大正12)年9月1日午前11時58分、関東地方にふたたび大地震が起こりました。町の中はとても大きな被害で、ほとんどの家はつぶれ、大勢の人がけがをしたり亡くなりました。この時も津波が起こりました。洲崎方向からやってきて巴川を逆流し、犬石の巴橋を勢いよく越えていったそうです。富崎地区では津波で70軒の家が流されました。漁船も119隻が流されたり、壊れたりしました。しかし、元禄大地震の時の被害の教訓から、海水が引いた後に津波が来る事を予測できたので、みんなが高台に逃げたおかげで、津波の犠牲になった1人のみでした。

11/15~28里見ガイド・モニターツアー

里見ガイドとめぐる南総里見八犬伝ロマン紀行

〜館山市観光まちづくり研修会・モニターツアー〜

.

安房国を治めた実在の戦国大名里見氏をモデルに、曲亭馬琴が28年の歳月をかけて書き上げた日本最長の小説『南総里見八犬伝』。馬琴は生涯一度も安房を訪れなかったというが、なぜか不思議なほど、物語の舞台と思われるゆかりの場所が安房には多い。南房総市には伏姫籠穴や犬掛の里があり、館山城跡には全国唯一の八犬伝博物館(館山市立博物館分館)もある。世界に誇る『八犬伝』のふるさと・安房の魅力を再発見してみよう。

.

【日時】

①2007年11月15日(木)

②2007年11月21日(水)

③2007年11月28日(水)

【集合】10:15館山市体験交流センター(JR館山駅西口)

【行程】

10:30 JR館山駅西口 → 城山公園・八犬伝博物館

→ 道の駅・鄙の里 (※ 自由昼食・弁当持参も可)

→ 犬掛の里 → 伏姫籠穴 → JR館山駅西口 16:30

※ 健脚コースですので、歩きやすい服装でご参加ください。

【参加費】100円(保険料・マップ代)

【主催】館山市観光プロモーション協議会

【共催】NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム

.

【八犬伝のあらすじ】

結城の戦いに敗れた里見義実(よしざね)は安房へ落ちのびました。やがて滝田城の城主になりましたが、隣国の館山城主安西景連(かげつら)の攻撃にあっていました。窮地におちいった義実は愛犬八房(やつふさ)に「景連の首をとってきたら娘伏姫(ふせひめ)を嫁にやろう」と戯れの約束をします。八房の働きによって勝利すると、約束どおり、伏姫と八房は富山(とやま)の洞穴にこもって暮らし始めました。

数年後、姫の許婚であった金碗大輔(かなまりだいすけ)が姫を取り戻すために富山へやってきて、八房を撃ち殺しますが、伏姫にも傷を負わせてしまします。八房の気を受けて懐妊していた伏姫は、身の潔白を証明するため、大輔と父義実の目前で自害しました。そのとき、伏姫が幼いころ役行者(えんのきょうじゃ)からお守りとして授かっていた護身の数珠から、8つの輝く珠が天空に飛び散りました。

大輔は出家してゝ大法師(ちゅだいほうし)と名乗り、8つの霊玉を捜し求める旅に出ます。そして、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の珠をもつ8人の若者と出会います。8人は八犬士として安房へ集結して活躍し、里見家の危機を救うという物語です。