【房日】260620_旧安房南高校舎の設計者を探る文化財講座

旧安房南高校舎の設計者を探る文化財講座 27日に館山
(房日新聞 2026.6.20.)

「旧安房南高校木造校舎の設計者をさぐる」と題した無料の文化財講座(館山市、房日新聞社など後援)が27日午後1時半~4時、館山市北条の市コミュニティセンター第一集会室で開催される。参加者を募っている。

県教育委員会の資料によると、今回の講座のテーマとなる旧安房南高校第一校舎は、1930(昭和5)年に新築された。この7年前の関東大震災で校舎が倒壊したことに伴う。「昭和初期の千葉の学校建築の姿を伝える」として95年に県の有形文化財に指定された。2008年の安房高校との統合に伴い、校舎は使われなくなった。

主催する同市のNPO法人安房文化遺産フォーラムは、校舎の保存と活用を目的に、「安房高等女学校木造校舎を愛する会」をつくり、建物の歴史など調査に取り組んでいる。

同NPOによると、三角形をした屋根のデザインは、同時代に建てられた旧制の安房中学(現安房高校)や千葉中学(現千葉高校)の校舎にもみられる。調査では、当時の県の技師による設計であることが分かったという。

今回の講座は、今も残る校舎を文化財として評価し、次世代に引き継ぐことが目的。講師は、「愛する会」相談役で、同NPOと校舎をめぐる歴史調査などにあたる小島聡・日本建築学会千葉支所長が務める。

Zoomによるオンライン配信でも受講できる。視聴希望者は、専用フォームから申し込む。問い合わせは、同NPOの池田恵美子共同代表(090・6479・3498)へ。
(斎藤大宙)

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