【房日】220610_横浜の中学生が館山で平和学習

房日新聞2022.6.10付

横浜市の荏田南中学校2年生214人が、館山市に平和学習のため来訪。NPO法人安房文化遺産フォーラムの講話を聞き、赤山地下壕(ごう)跡などを見学した。

本来は1年生時の昨年6月に計画されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度延期。まん延防止等重点措置の解除を受けて実現した。

生徒らは、事前に映像で安房地域の戦争遺跡などについて学んだ上で、5月17、18日の2日間の日程で来訪。初日は、同フォーラム共同代表の池田恵美子さんの平和講話に耳を傾け、2日目は同フォーラムスタッフのガイドで赤山地下壕跡、掩体壕(えんたいごう)を見学し、平和への思いを深めた。

同校学年主任の山口大輔教諭は「2016年に社会科教員研修で来訪し、ぜひ生徒たちにも体験させたいと思ってから6年目でようやく実現した。生徒たちも平和への理解を深め、良い機会になった」と話している。

27、28日には、1年生200人も訪れることとなっているという。

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