令和3年度 南房総市市民提案型チャレンジ事業の活動発表(オンデマンド配信)を行いました。
房総アワビ移民研究所(3年目)
▼事業概要:PDF
房総アワビ漁師移民の古文書研究と漁村文化のまちづくり
▼活動報告動画:
▼他団体の活動報告一覧
https://www.city.minamiboso.chiba.jp/0000016424.html
・平舘チャンネルの会(はじめの一歩)
・地域ボランティア『Flower Seed!』(はじめの一歩)
・南房総三芳・村のしろうと百姓塾(3年目)
・大井里山保全協議会(2年目)
・さとうきびの里南房総(2年目)
・川上かわたん(1年目)
・三芳・方言の会(1年目)
・チーム花鯨(1年目)
アワビ漁師渡米の背景など紹介 南房総で31日まで
(房日新聞 2022.1.28付)‥⇒印刷用PDF
「太平洋を渡った房総アワビ漁師と渡米前の資料調査&絵画展」が、南房総市岩糸のギャラリーMOMOで始まった。近年見つかった古文書の解読から、明らかになりつつあるアワビ事業の背景が、パネルや写真を通して解説されている。31日まで。
南房総市市民提案型チャレンジ事業に採択された房総アワビ移民研究所と、NPO法人安房文化遺産フォーラムの共催。
アワビ事業は、明治期に旧白浜町根本出身の小谷源之助、仲治郎兄弟がカリフォルニアに渡米し、モントレー湾で器械式潜水のアワビ漁に成功。同郷のハリウッド俳優、早川雪洲も兄がアワビ漁に参加していたことなど、海を越えた壮大なストーリーで知られる。
平成30年、仲治郎が帰国後に住んだ旧千倉町千田の旧宅から、同団体らが古文書数百枚を発見。31年から内容の調査を開始するが、保管していた建物が令和元年房総半島台風で全壊に。その後、関係者の尽力で約500枚の書簡などの復旧や解読が完了したという。
今回は、解読から新たに分かった実家の海産物問屋「金澤屋」の事業や兄弟に施した教育、明治期の水産業などを紹介。パネル13枚と、倉田白羊、故・溝口七生氏などゆかりの画家の作品4点、写真資料、機械式潜水具のヘルメットなどが展示されている。
同NPOの粕谷智美さんは、「これまで活躍した人々に注目されていたが、渡米の背景となる漁業者らの姿が明らかになりつつある。ぜひ多くの人にご覧いただきたい」と来場を呼び掛けている。
時間は、正午から午後4時まで。火、水、木曜日は休廊。問い合わせは、ギャラリーMOMO(0470―28―4621)へ。
⇒ 印刷用PDF
日時=2022年1月21~31日 12~16時@@_page-0001-283x400.jpg)
(休廊=火水木曜)
会場=古民家ギャラリー&スペースMOMO
(南房総市岩糸1093、TEL0470-28-4621)
◎資料調査パネル・写真資料の展示
◎アメリカのアワビや器械式潜水具のヘルメット等の展示
◎ゆかりの画家作品展 ~ 溝口七生:日米交流に貢献
~ 倉田白羊:小谷兄弟の義弟で、大正期に自由画教育を推進
◎ゆかりの映画上映
~日本人初ハリウッド俳優・早川雪洲の出演映画『戦場にかける橋』
千倉出身で、兄は渡米アワビ漁師
<展示パネル>
14日にウォークイベント_参加者募集
房総アワビ移民研究所
(房日新聞2021.11.11付)‥⇒印刷用PDF
11月14日(日)
ウォーキングの詳細はコチラから。