お知らせ / News

メデ村の今~センパラ氏からの報告②

 写真は、メデ村の小さなマーケットの様子です。

 売られているアイテムがとても少なく、購買力が非常に低いのが現状です。貧困レベルは高いけれども、女性や子どもたちは彼らなりの最善を尽くそうと努力しています。
 
 このコミュニティでは、アルコール依存症は、希望を失っている人の間で最大の問題です。彼らは、失業や貧困でフラストレーションを持っています。そのため、私たちが希望を与え、そして農業の実践や大変な作業に取り組んだりさせることで、もう一度やり直すことができるよう寄り添って支援をしています。
 
 子ども(孤児)たちへの支援はもちろんですが、内戦の傷や生活への不安を抱えている大人やお年寄りへの支援、コミュニティ全体への支援も欠かせません。子ども(孤児)の支援を中心に、彼らを取り巻く人々やコミュニティ全体を励ますことで、少しずつ前進できるよう、後押ししています。
              (ウガンダ意識向上協会代表 スチュアート・センパラ)

▼ウガンダの子どもたちのため、活動車両を買い替えよう
 https://readyfor.jp/projects/awauganda

メデ村の今~センパラ氏からの報告②

メデ村は私たち(ウガンダ意識向上協会)の介在でとても変わりました。私たちが関わり始めて約10年となります。この村が長い間内戦を経験し、家族が崩壊し、財産が失われ、父母が命を失いました。それゆえこの内戦の後はすべてが混乱していました。

今では人々の間に調和と平和が広まり、子どもたちは学校に行き、希望を取り戻しているところです。
彼らの目を見れば、そこに光りが見えます。彼らは人生で何か大きな事を成し遂げたいと強く願っており、それはとても大切な事です。彼らは地域での食糧確保に励んでいます。
時には雨が降らず干ばつになっても、できる限りの力を尽くしています。精神的に彼らは成長し団結しています。地域教会を立ち上げ、人々をまとめています。また女性のグループもあり、頑張って地域に信用組合を立ち上げ、とても低い金利で人々の金銭的な苦労の解決に役立っています。
(ウガンダ意識向上協会 スチュアート・センパラ)

【ウガンダ支援チャリティ~コーヒーも慈善販売】

今回のクラウドファンディングでは、館山焙煎工房カフェポラリス(鈴木正博オーナー)様が私たちのウガンダ支援活動に「感銘を受け、コーヒーを愛する一人」としてご賛同し、募金活動をすすめております。9月1日から今月31日まで、特別限定で仕入れた【ウガンダ産コーヒー豆(ブルーナイル)】をチャリティ販売していただいております。

農業が国を支えるウガンダでは、コーヒーは国を代表する輸出品です。「アフリカの真珠」と呼ばれる大自然の宝庫であるウガンダの豊富な水、肥沃な土壌、そして熱帯特有の日照量、こうした自然の恵みがコーヒー豆の栽培を支えているそうです。
そんな自然と体にやさしいウガンダ産のコーヒー豆を是非、【館山焙煎工房カフェポラリス】様からお買い求めいただけますことを願っております。

「コーヒー豆」がつないでくれた今回のウガンダ支援チャリティ企画について、地元紙(房日新聞)に掲載されましたので、ご紹介いたします。

▼房日新聞「コーヒーも慈善販売 館山のカフェ『ポラリス』、ウガンダ産豆を販売」
http://bunka-isan.awa.jp/News/item.htm?iid=1158

子どもたちの学びと生活を支えるために

ウガンダ意識向上協会のセンパラさんたちは、商業価値のある松の木の植林・販売をして、現金収入を確保し、それを活動資金に充てるという取り組みをしています。日本からの支援金だけに頼るのではなく、自立した活動に向けて、自分たちで収入を得て子どもたちの支援を続けられるよう少しずつ努めています。
 
広大な土地を持つカウム農場では、2012年、近隣から発生した火事で、松の若木約1,000本の多くが灰になってしまいました。乾燥した天候が火事の急速な広がりに拍車をかけたためです。懸命に植林した松の木を失い、メンバー一同そのショックは大きなものでした。

火災で松の若木が燃えてしまいました

しかし、松の木へのストレス度合いを明らかにして、どの木が回復可能でどの木を植え換えられなければならないかを見分けて、松の木の植林に再挑戦しました。そして、木の間の余裕のあるスペースに、コーン、豆、野菜などの成長の早い作物を植えて、収穫された農作物は車で学校まで運び、子どもたちの給食プロジェクトの材料に活用してきました。
こうして5年後の2017年9月、松の木は以下の写真のように成長しました。

現在の松の木の様子①

現在の松の木の様子②

「Never give up!!とセンパラさんは、自分やメンバーにい聞かせて、松の木を見守り育ててきました。売るまでにはまだ時間がかかるそうですが、自立した活動に向けて一歩前進です。

センパラさん、成長した松の木とともに

【残り1か月】ウガンダの子どもたちのため活動車両を買い替えよう

 クラウドファンディング【ウガンダの子どもたちのために活動車両を買い替えよう】は、8月21日から取り組みが始まりましたが、目標達成期限とされる10月31日まで、早いもので1か月となりました。

 この間、私たちの呼びかけに応えていただいた皆様方が何と130名にのぼっています。その支援金は、10月1日現在、目標金額120万円の85%を超え、金額では100万円という大台を超えるという信じ難い体験が続いています。本当にありがとうございます。皆様方の温かいご支援に感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 私たちはウガンダのセンパラさんたちの願いに応えるために、必ず目標金額を達成しようと決意しています。あと1か月、10月31日まで【ウガンダの子どもたちのために活動車両を買い替えよう】の呼びかけを多くの皆様方にご理解いただくことで、ご支援ご協力の輪がさらに広がっていくことを切に願っています。
https://readyfor.jp/projects/awauganda

 
  現在、10月8日から開催する「アフリカの真珠・ウガンダの絶景と子どもたちの絵画展」の準備をしています。

 戦乱から平和状況になった社会で描かれた子どもたちの絵画の変化、子ともたちが生きているウガンダの風景・動物の写真をご覧いただければと思います。
 
期間  10月8日(日)~11月19日(日)
場所  館山病院ギャラリー
内容  10月 8日~10月28日の展示:子どもたちが描いた絵画・子どもたちの写真
    10月29日~11月19日の展示:子どもたちが描いた絵画・ウガンダの絶景写真

千葉日報に掲載されました!

当プロジェクトの取り組みが、千葉日報社様の紙面で紹介していただきました。
 
▼千葉日報「ウガンダ平和へ愛を 活動車両購入資金募る」
 http://bunka-isan.awa.jp/News/item.htm?iid=1154

ミシンの使い方の授業

現在の安房南洋裁学校

プロジェクトは折り返し地点を過ぎ、多くのご支援とともに励ましのお声をいただいております。最後まで着実に進めてまいりますので、皆様のご支援と情報拡散を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

ウガンダ支援チャリティ~画家と周囲の思いひとつに~

*Readyforページ新着情報を更新しました。

9月14日より開催している、大山晃一油彩画展「バラと女と、」では、当法人のウガンダ支援・クラウドファンディングにご賛同いただいております。

大山晃一氏がこれまで描かれた作品をチャリティで出展され、その売り上げの一部をウガンダへの支援にご寄付いただけることになりました。
今回の企画について、地元紙(房日新聞)に掲載されましたので、ご紹介いたします。

▼房日新聞「画家と周囲の思いひとつに ウガンダ支援へ協力し慈善でギャラリー葉葉」
 http://bunka-isan.awa.jp/News/item.htm?iid=1153

ギャラリーに一足踏み入れると、そこにはホッとする空間が広がっていました。ところ狭しと飾られた大山晃一氏の絵画は、私たちを見守っているように感じました。花や果物、女性を描いた作品の数々。これらの作品とともに、これまでの創作活動を支えてこられた奥様、今回の個展の開催にご尽力された仲野勝さん、ギャラリー葉葉のオーナーである岩村姫美代さん、皆様方の温かい思いとエネルギーが詰まっているような個展でした。

今回の大山晃一氏の絵画チャリティにより、ウガンダ支援の応援をしたいとのお申し出をいただいた時、とても驚きました。クラウドファンディングを通じての新たな出会いに励まされ、このような支援の輪が広がっていく機会をつくっていただいたことに深く感謝しております。
(ウガンダ支援グループ「ひかりの」共同代表 河辺智美)