ウガンダは、肥沃な土壌と豊富な雨量に恵まれています。
一年は、雨季と乾季が交互に訪れます。
4月の現在は、雨季の時期で、多くの農作業が行われているそうです。
ウガンダ通信 / Letter
お昼に出される給食は、何よりの楽しみになっています。
容器の隅から隅まで、一滴も残さないように食べます。
メデ村のランチプロジェクトの様子です。
ランチプロジェクトでは、準備された食べ物をみんなで分け合います。
普段十分にご飯を食べられない子どもたちも多いですが、
「食べ物を分け合う」ことを学び、みんなで時間を共にすることを
大切にしています。
水道が整備されていない地域では、生活で使う水を得るために、
子どもや女性たちが、水を汲んで運びます。
体力が必要な重労働ですが、水汲みの仕事は生活に欠かせません。
ビクトリア湖は、ウガンダ、ケニア、タンザニアの3か国にまたがり、
アフリカでは最大の面積を誇る、とても大きな湖です(九州地方の約2倍)。
ここには淡水魚「ナイルパーチ」が生息。漁業や湖岸の事業で生計を
立てている方も多くいます。
トウモロコシの粉を湯で練って作る「ポショ(白い塊)」と「豆のスープ」
これらはウガンダで代表的なご飯です。
子どもたちは順番に列を作ってご飯をカラフルなお皿やコップに入れてもらいます。
売られているアイテムがとても少なく、購買力が非常に低いのが現状です。貧困レベルは高いけれども、女性や子どもたちは彼らなりの最善を尽くそうと努力しています。
このコミュニティでは、アルコール依存症は、希望を失っている人の間で最大の問題です。彼らは、失業や貧困でフラストレーションを持っています。そのため、私たちが希望を与え、そして農業の実践や大変な作業に取り組んだりさせることで、もう一度やり直すことができるよう寄り添って支援をしています。
子ども(孤児)たちへの支援はもちろんですが、内戦の傷や生活への不安を抱えている大人やお年寄りへの支援、コミュニティ全体への支援も欠かせません。子ども(孤児)の支援を中心に、彼らを取り巻く人々やコミュニティ全体を励ますことで、少しずつ前進できるよう、後押ししています。
(ウガンダ意識向上協会代表 スチュアート・センパラ)
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