特攻機「桜花」 下滝田基地跡

本土決戦最後の切札として、海軍が全力を挙げて開発したロケット特攻機「桜花」43乙型。機体に800kg爆弾を搭載し、カタパルト式コンクリート滑走路から、火薬ロケット噴射でレール上を高速発射し、敵機に体当たりする。南房総市下滝田の山中に建設中の秘密基地は完成間近で終戦となった。