128高地 「戦闘指揮所」「作戦室」地下壕

戦争末期の本土決戦に備え、館山への敵上陸を阻止するための抵抗拠点として「洲ノ埼海軍航空隊空」敷地内に建設された地下壕。壕内には「戦闘指揮所」「作戦室」という額が残っており、「昭和19年12月竣工」「中島分隊」と刻字されている。さらに奥の小部屋の天井には、約3m四方に彫られた龍のレリーフがあり、全国でも珍しい貴重な地下壕。

せんぼんよしこ監督・香川京子主演の映画『赤い鯨と白い蛇』のクライマックスシーンが撮影されたロケ地でもある。

 

【ご注意】

福祉法人の敷地内のため、一般公開はされていません。
平和・人権研修の団体のみ、特別に許可を得て、NPO法人安房文化遺産フォーラムがご案内しています。
ご希望の場合はスタディツアーページをご参照のうえ、お申し込みください。

【東京新聞web】128高知~閉じ込められた「洞窟の龍」
※取材撮影に協力しました。