青木繁≪海の幸≫フォーラム
没後100年記念でブリヂストン美術館学芸員ら招き
(房日新聞2011.8.16付)‥

著名な近代画家の一人、青木繁と、青木が1904年(明治37)に現在の館山市布良に滞在して描いた「海の幸」(重要文化財、石橋美術館蔵)をテーマとした「青木繁≪海の幸≫フォーラム」が27日午後2時から同市の県南総文化ホールで開かれる。
青木の没後100年記念事業として、青木繁≪海の幸≫誕生の家と記念碑を保存する会が企画。青木が布良で何を感じたのか、名画を生んだ漁村の魅力は何かを探る。
フォーラムでは、「布良という聖地〜≪海の幸≫が生まれた場所」と題して、ブリヂストン美術館学芸員の貝塚健氏と、NPO法人青木繁「海の幸」会の吉岡友次郎氏が講演する。
このあと、青木繁のひ孫にあたる石橋鉄也氏、青木が滞在した小谷家の小谷福哲氏ら5人を迎え、討論する。
青木はその後、「わだつみのいろこの宮」などを発表したが評価は振るわず、1907年8月に、父の死で郷里の福岡・久留米にもどり、放浪生活の後、1911年に28歳でこの世を去った。フォーラムに出席する石橋氏は、石橋エータロー氏の長男で、青木のひ孫にあたる。前売券は500円。
保存する会では、フォーラムに合わせ、28日と9月11日、10月9日、22日、11月13日、12月11日に青木繁≪海の幸≫ウォーキングも計画している。問い合わせは同会(0470-22-8271)へ。
青木繁《海の幸》フォーラム
布良という聖地〜《海の幸》が生まれた場所
⇒案内印刷はコチラ。
青木繁の没後100年にあたる今年は、石橋美術館(福岡)・京都国立近代美術館・ブリヂストン美術館(東京)で大規模な回顧展が開かれ、メディアでも特集が組まれています。そのなかでも、青木繁が愛した布良は〝美術界の聖地〟と呼ばれ、全国に知られています。「海幸彦・山幸彦」を題材にした《海の幸》《わだつみのいろこのみや》をはじめ、神話世界の作品を多く描いた青木繁は、房総開拓神話のふるさと布良で、どんなひらめきを得たのでしょうか。青木繁《海の幸》を生んだ漁村の魅力と可能性について語り合いましょう。
.
【日時】2011年8月27日(土)14〜16時
【会場】千葉県南総文化ホール小ホール
【前売券】500円(取扱=南総文化ホール・宮沢書店・松田屋)
.
◆第一部=美術公演
・貝塚 健氏 (ブリヂストン美術館学芸員)
・吉岡友次郎氏 (NPO法人青木繁「海の幸」会)
.
◆第二部=《海の幸》井戸端会議(座談会)
・石橋 鉄也氏 (青木繁ひ孫・石橋エータロー長男)
・小谷 福哲氏 (青木繁が滞在した小谷家)
・山口 栄彦氏 (布良出身・『鯨のタレ』著者)
・島田 吉廣氏 (布良漁協組合長・布良崎神社神輿世話人)
・鈴木 聰明氏 (館山市観光協会副会長)
・池田 恵美子氏 (コーディネーター)
.
主 催:青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会
問合せ:0470-22-8271
共 催:富崎地区コミュニティ委員会、NPO法人安房文化遺産フォーラム
後 援:館山市、館山市教育委員会
映画会は会員の方以外でも、どなたでも関心のあるに来ていただきたいと思います。
どうぞ皆さんお誘い合わせの上お越し下さい。
.
■映画(DVD)タイトル
・「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・「原発切抜帖」
.
■主催=安房医療介護福祉連携・東日本大震災支援の会(AWA311-MCW)
.
■場所=中嶋山住吉寺(南房総市千倉町南朝夷1353)
※ 車の方は、住吉寺の駐車場及び朝夷小学校の駐車場を利用してください。
.
■参加費=無料
※これまで、当会の被災地での活動に多大な協力をくださっている
全国訪問ボランティアナースの会「キャンナス」の支援目的でカンパをいただければ幸いです。
.
■スケジュール=8月9日(火)
.
・10:00〜10:45「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・11:00〜11:45 「原発切抜帖」
.
・14:00〜14:45「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・15:00〜15:45「原発切抜帖」
.
・16:45〜17:30「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・17:45〜18:30「原発切抜帖」
.
・21:30〜22:15「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・22:30〜23:15「原発切抜帖」



戦争遺跡を平和のための文化財に!!
**記念講演講師が変更となりました。
.
■日程= 2011年8月6日(土)〜8日(月)
■場所= 慶應義塾大学日吉キャンパス
■スケジュール
【8月6日(土)】(協生館藤原洋記念ホール)
13:00〜15:00 記念講演
・白井厚さん(慶應義塾大学名誉教授)
「戦時下の慶応義塾と戦争遺跡」
15:15〜16:30 基調報告、報告
・ 十菱駿武(戦跡保存全国ネット代表)
「戦争遺跡保存の現状と課題2011」
・ 村上有慶(戦跡保存全国ネット代表)
「戦跡確認調査」
・ 新井揆博(日吉台地下壕を保存する会)
「日吉における戦争遺跡の特徴」
・ 渡辺賢二(明治大学教授)
「明治大学平和教育登戸資料館について」
17:30〜19:30 交流会 参加費3,500円
.
【8月7日(日)】(来往舎)
9:00〜15:303つの分科会
①「保存運動の現状と課題」
②「調査の方法と整備技術」
③「平和博物館と次世代への継承」
◆参加費(資料代)
1日参加=1,000円
2日参加=2,000円
大学(院)生は半額 高校生以下 無料
.
【8月8日(月)】 見学会
①日吉台地下壕
②明治大学平和教育登戸研究所資料館
③貝山地下壕“野島掩体壕
④横須賀軍港“猿島要塞
※①と②は午前・午後各1回
両見学会に移動参加できます。
◆参加費=①と②は800円、③1,350円、④2,500円
.
■お問い合わせ先
・亀岡敦子(TEL&faxO45-561-2758)
・森田忠正(TEL&faxO44-911-2726)
・戦争遺跡保存全国ネットワーク〒380-0928長野市若里3-5-5きぼうの家