2011年3月11日(金)午後2時46分、東北地方の三陸沖を震源として、
国内観測史上最大の地震が起き、それに伴う大津波によって、
広域県にわたる大被害が起きています。
マグニチュード9と発表されました。
館山では、「大津波警報」が出され、海岸沿いでは避難命令が出され、
一部地区では停電もあり、あるいは交通規制もありましたが、
とくに際立った被害はなく、済みました。
全国からご心配の声をお寄せくださった皆さまに、
感謝とご報告を申し上げます。
そして、被災され、今なお安否が分からない皆さまに
お見舞い申し上げるとともに、一日も早く
日常生活を取り戻せますようご祈念申し上げます。
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【参考サイト】
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◆東北地方太平洋沖地震に関する情報をまとめたGoogleサイト
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
人探しや情報提供、赤十字の義援金もこちらからできます。
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◆地震の履歴一覧
http://tenki.jp/earthquake/entries
余震というより、震源地が全国各地に移って
頻発しているのが気になります。
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◆リアルタイム験潮データ
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TIDE/real_time_tide/sel/index.htm
地図から各地の験潮所データで潮位を見られます。
東北地方の験潮所では、震災当日の15時過ぎの段階で、
針を振り切っているのが分かります。
布良験潮所では、翌朝に2mを超えたものの、
道路冠水もなく、3月13日には平常の潮位に戻っています。
なお、館山市と日本赤十字社千葉県支部館山市地区では、
被災者救援と復興支援活動のため、下記の場所に義援金受付箱を設置しました。
・館山市役所1階の受付と福祉課窓口
・館山市中央公民館
・菜の花ホール
・館山市立図書館
・館山市立博物館本館
・渚の駅たてやま
・老人福祉センター(湊)
没後100年青木繁展〜よみがえる神話と芸術
◎期間=2011年3月25日(金)〜5月15日(日)
◎会場=石橋美術館(福岡県久留米市)
◎開館時間=10〜17時(入館は16時半まで)
◎休館日=月曜日(5月2日は開館)
◎入場料=一般1,000円(800円)、65歳以上700円(500円)、大高生500円(400円)、中学生以下無料
※()内は15名以上の団体料金
⇒⇒印刷用パンフレットはコチラ。
◎プレイベント……14:00〜16:00、聴講料1,000円
*3/12(土)米倉斉加年、青木繁を語る
◎ギャラリートーク……14:00〜14:20、参加無料(入館料のみ)
=開催日:3/26(土)27(日)、4/2(土)3(日)10(日)17(日)24(日)、5/7(土)8(日)15(日)
◎美術講座……14:00〜15:30、聴講料300円
*4/9(土)「青木繁 実像と小説のあいだ」渡辺洋氏(神戸大学名誉教授)
*4/16(土)「青木繁と日本前衛の〝前夜〟」長田謙一氏(首都大学東京教授)
*4/23(土)「青木繁の生涯と芸術」植野健造氏(同館学芸員)
*5/14(土)「布良という聖地…《海の幸》が生まれた場所」貝塚健氏(ブリヂストン美術館学芸員)
【参考】
○京都展2011.5.27(金)〜7/10(日)京都国立近代美術館
○東京展2011.7.17(日)〜9.4(日)ブリヂストン美術館
⇒⇒巡回3館共通パンフレット(P.8)はコチラ。
JR館山駅から市立図書館に向かう路地に、「サイカチ」と呼ばれる老木があります。せまい通りを占領するじゃまな存在と見られがちですが、なぜ伐らずに残されてきたのでしょうか。サイカチは「皀角子」「皀英」と書かれ、発音が「再勝」に通ずるため、縁起の良い木として大切にされてきました。また幹や枝に鋭いトゲがあるので、門や柵の周囲に備え、転じて鬼門除けの木とされたといいます。もっとも重要なことは、いざというときに葉が食用、実が洗剤、さらにはトゲが解毒剤になり、日々の生活のなかにとても役立っていたことです。元禄地震では、この木によじ登って津波から助かったという話も語り継がれています。
樹齢1,000年を超えるサイカチは、先人が残してくれた「たてやま遺産」です。私たちは、この大切な宝ものを次代に伝えるため、「サイカチの木を守る会」を発足することになりました。つきましては、多くの皆さまにサイカチを知っていただきたく、「見学会」と「語る会」を企画いたしました。どうぞお気軽にご参加ください。
⇒⇒※印刷用の案内チラシpdfはコチラ。
■サイカチの木 見学会
日時=平成23年3月13日(日)10:00〜12:00
場所=館山市北条1754番地先
参加費=無料
・サイカチの樹勢調査、洞内見学、長寿要因の説明
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■サイカチの木を語る会
日時=平成23年4月9(土)13:30〜16:30
場所=菜の花ホール(館山市北条1735)
参加費=無料
・「サイカチの木を守る会」について
・サイカチの樹勢について、詩・朗読・参加者発言等
・サイカチの木の保存活用計画について
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■主催=サイカチの木を守る会
■問合先=齊藤陽子0470-27-5867
※どちらも館山駅から徒歩5分です。お車の場合は、図書館裏の中央公園駐車場をご利用ください。
過日は大変お世話になりました。
皆様のご親切に甘えさせていただきました。
「地域まるごと博物館」構想など複眼的なアプローチに
カルチャーショックをうけました。
翌日の小沢さんもユニークな市民、子どもたちを巻き込んだ
ガイドの構想をお持ちのようでした。
戦跡に限っても、沖縄とは様相の全く異なる館山の一つ一つが新鮮でした。
本当に有難うございました。
■久留米展(石橋美術館)=2011.3.25(金)〜5.15(日)
■京都展(京都国立近代美術館)=2011.5.27(金)〜7.10(日)
■東京展(ブリヂストン美術館)=2011.7.17(日)〜9.4(日)
⇒印刷用パンフレット(P.8)はコチラ。
⇒東北地方太平洋大地震の影響により延期となりました。
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地域遺産フォーラム2011*第二のふるさとづくりへの提言
〜ヘリテージツーリズムの可能性を探る〜
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近年、自然や歴史的環境への関心が高まりをみせる一方で、それらの地域遺産を支える活動は担い手や後継者の不足、安定的な財源の不足等の課題を抱え、大変厳しい状況にあり、ともすれば長い歳月をかけて地域で培われてきた貴重な地域遺産を喪失しかねない危機的状況にあります。
一方、地域では、アートを活用した地域プロデュース、民間企業やNPO によるまちづくりと連携したランドオペレータの取り組み、企業と大学との連携・協働といった多様な取り組みが見られます。それらの取り組みを地域遺産の保全、継承という視点から捉え、共通する課題や相互にサポートできる事柄について議論を行い、「ヘリテイジツーリズム」の可能性を探ることを目的とし、フォーラムを開催いたします。
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■日時=2011年3月14日(月)13:00〜20:00
■会場=求道会館(東京都文京区本郷6 丁目20-5)
■参加費=無料(要事前申込み)⇒⇒案内&申込書をコチラ。
■主催=財団法人日本ナショナルトラスト
■後援=観光庁、(社)日本観光協会
… (社)日本ツーリズム産業団体連合会
… (社)日本旅行業協会、北海道大学観光学高等研究センター
⇒⇒印刷用案内PDFはコチラ。
■プログラム
【プレイベント】15:00 求道会館見学ツアー(先着30 名) ※要予約
【開場】15:30 受付開始
【開会】16:00
・あいさつ=筒居 博司(財団法人日本ナショナルトラスト理事長)
・趣旨説明=鈴木 伸治氏(横浜市立大学准教授)
【第1部】 事例報告
・北川 フラム氏(アートディレクター、大地の芸術祭・瀬戸内芸術祭総合ディレクター)
・山田 拓氏(株式会社美ら地球代表取締役)
・臼井 冬彦氏(北海道大学特任教授)
・松尾 秀行氏(琴引浜鳴き砂文化館館長)
・石田 正明氏(横手市増田地域局地域振興課兼産業経済部観光物産課)
【 休 憩 】
【第2 部】 ディスカッション「ヘリテイジツーリズムの可能性」
・事例報告者
・コーディネータ 鈴木 伸治氏(前掲)
・コメンテータ 西村 幸夫氏(東京大学教授・JNT 観光資源専門委員)
【 閉 会 】
※20:15より ご希望者のみ意見交換会 ※要予約・参加費(3,000円)・先着50 名
【講師】鄭一止(チョンイルジ)さん
【テーマ】韓国人留学生から見た「たてやま地域まるごと博物館」
【参加費】200円(茶菓子代)
韓国馬山出身、東京大学大学院の留学生。工学部都市デザイン専攻で「エコミュージアム」を研究中。当NPOが推進する「たてやま地域まるごと博物館」構想に関心をもち、調査対象として研究論文を執筆予定。
青木繁没後100年
(房日新聞展望台2011.2.23付)
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⇒記事印刷は、
⇒⇒下段の添付ファイルからご参照ください
日本絵画史を代表する国の重要文化財「海の幸」などを描きながら、貧困の末に二十八歳で夭逝(ようせい)した画家青木繁の未公開スケッチや和歌、生活ぶりを伝えるメモなど六十点を、愛知県岡崎市の愛好家(62)が所蔵していたことが分かった。青木の作品の多くを所蔵する石橋美術館(福岡県久留米市)が確認した。今春開催する没後百年を回顧する特別展で一部が公開される。
約六十点の内訳は、下絵などが六割、和歌やメモなどが四割。いずれもB5判程度のスケッチブックの用紙に鉛筆などで記されていた。創作活動をしていた一九〇二〜一〇年と重なるが、「海の幸」を制作した〇四年に残したとみられるのが約三割で最も多いという。
「海の幸」誕生につながったとみられる漁師や魚を連想させるスケッチは約十点あり、制作の場となった千葉県館山市布良(めら)で主に描かれた。釣りざおや絵の具を買うための借用書のような書き込み、館山市のある房総半島の地図も確認された。
同じく重文で古事記を題材にした「わだつみのいろこの宮」(〇七年)につながった下絵も二点あった。栃木県芳賀町で描いたとみられるこの下絵の所在が確認されたのは、同美術館によると約四十年ぶりという。
このほか、東京美術学校に通った青木が習作に励んだことをうかがわせる上野動物園のツルを描いた作品も確認。時期は特定されていないが、「京」「大津」などを題材にした直筆の和歌五首もあった。青木は関西での活動の記録がなく、これらの和歌も存在を知られていなかった。青木の動きをたどる貴重な史料となりそうだ。
岡崎市の愛好家は東京の画廊関係者から約二十年前に購入して私蔵してきたが、今年が青木の没後百年にあたることから、同美術館の特別展への協力を申し出たという。
同美術館の森山秀子学芸課長は「青木の作品は油絵、スケッチを含め約四百点しか知られておらず、今回確認した六十点は青木の息づかいを感じさせる第一級の史料。裏表にさまざまなメモもあり、今後精査して作家活動を浮き彫りにしたい」と話している。
特別展は三月二十五日から五月十五日まで同美術館で開催。京都国立近代美術館(京都市=五月二十七日〜七月十日)、ブリヂストン美術館(東京都=七月十七日〜九月四日)でも開催される。
(東京新聞2011.2.16付)
夕暮れに輝く裸の漁師たちの中で振り向く美女の顔。日本洋画史上の最高傑作といわれる青木繁「海の幸」は一九〇四年、千葉県館山市布良(めら)の網元宅で制作された。この家はほぼ当時のまま現存するが、存続の危機にある。没後百年の今年、抜本的な保存策を訴える声が高まっている。
(後略)
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⇒記事印刷は、
⇒⇒下段の添付ファイルからご参照ください。
(東京新聞2011.2.15付)