お知らせ

第16回館山部会「母と女性教職員の会」

第16回館山部会「母と女性教職員の会」


【講演】

・松永平太氏(松永医院院長・南房総市千倉町)

「『いのち』を支える〜田舎へっぽこ二代目開業医のこころ〜」


【分科会】

①田中福太郎氏(館山市教育委員会指導主事)

「情報化社会の中で生きる子どもたちのために」

②鈴木等氏(館山市教育委員会主任指導主事)

「共に考えよう子どもの学習環境」

③山口裕子氏(館山市学校給食センター栄養教諭)

「子どもたちの健康を守る食生活」

④愛沢伸雄氏(NPO法人安房文化遺産フォーラム代表)

「NHK-BS『歴史館』で紹介された館山

〜戦後のスタート『4日間の直接軍政』とは〜」


【房日】110717=文化庁が交付金

文化遺産を活用した地域活性化事業

文化庁が交付金、青木繁や波の伊八てこに

館山・鴨川・鋸南の3件に

(房日新聞2011.7.17付)

文化庁が全国の自治体に募集していた今年度の「文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」で、安房地域から「青木繁≪海の幸≫を描いた漁村活性化・観光振興事業」(館山市)、「伊八ルネッサンス事業」(鴨川市)、「伝統文化教室」(鋸南町)の3件が補助金交付対象事業として採択された。

認められた補助金は申請時よりかなり圧縮されており、3市町では具体的な事業内容、経費配分を見直したうえで事業に着手する見通し。

3件の中で最も事業規模が大きいのは鴨川市の「温故知新のまちづくり・伊八ルネッサンス事業」で、628万4000円が認められた。新制では、鴨川が生んだ江戸期の彫物大工「波の伊八」の作品群を新たな地域資源、観光資源として活用するため▽来年2月3月に伊八シンポジウムを開催▽これまでなされた伊八の基礎研究結果の体系化・データベース化▽今秋から冬にかけ、伊八作品を巡るモニターツアーを24回開催-など、多様な取り組みを計画している。

主な実施主体となる一般社団法人「波の伊八まちづくり塾」(末吉一夫代表理事)の関係者は「この決定で、青写真に描いていた事業の多くに実現のめどがついた」と喜んでいる。

館山市の事業には94万4000円の交付が決定。「青木繁≪海の幸≫誕生の家と記念碑を保存する会」(嶋田博信会長)を中心に▽青木繁没後100年を記念したフォーラムの開催▽布良・相浜地区でのまちづくり講座やウォークイベント開催-などを目指す。

鋸南町の交付額は38万4000円で、住民グループが「子ども百人一首教室」を開く。

文化庁は採択結果を8日に発表。それによると、全国で583件、約30億円の補助金交付を内定した。

【芸術新潮】青木繁没後100年特集

『芸術新潮』2011年7月号

【特集】没後100年・青木繁

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60頁にわたる大特集。そのうち、「現在編・第二章:布良…画家の聖地を守る人びと」(P.66~69)では、NPO法人安房文化遺産フォーラムと青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会が取材に協力し、記事に紹介されています。

印刷用PDF:芸術新潮

 

 

 

 

 

 

2011安房反核フェスティバル

◇期日=2011年7月23〜24日(土日)10:00〜16:30

◇会場=館山市コミュニティセンター

◇入場料=無料

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↓↓詳細は下段添付のPDFファイル参照

110717~0904=青木繁没後100年展(ブリヂストン美術館)


青木繁展・没後100年〜よみがえる神話と芸術

◎期間=2011年7月17日(日)〜9月4日(日)

◎会場=ブリヂストン美術館(東京都中央区京橋1-10-1)

◎開館時間=10:00〜18:00(入館は17:30まで)

休館カレンダー

◎観覧料=一般1,000円(800円)、シニア800円(600円)、大高生700円(500円)、中学生以下無料

※()内は15名以上の団体料金

⇒⇒印刷用パンフレットはコチラ

◎土曜講座(14:00〜16:00)…定員130名

①7月23日「青木繁の生涯と芸術」植野健造氏(福岡大学教授、元石橋美術館学芸員)

②7月30日「青木繁を通してみる文学と美術の交流」森山秀子氏(石橋美術館学芸課長)

③8月6日「『画を仕上げる力』とは-青木繁の芸術」田中淳氏(東京文化財研究所企画情報部長)

④8月13日「青木繁《海の幸》をうみだしたもの」貝塚健氏(ブリヂストン美術館学芸員)

※聴講券はブリヂストン美術館チケット窓口で販売中。売り切れ次第、販売終了。

◎スライドトーク=学芸員が展示会についてスライドを用いてご案内します。

毎週水曜日15:00〜16:00無料


【参考】

○久留米展2011.3.25(金)〜5/15(日)石橋美術館

○京都展2011.5.27(金)〜7/10(日)京都国立近代美術館

⇒⇒巡回3館共通パンフレット(P.8)はコチラ


110717創年コミュニティ研究大会〜3.11後の克災都市づくり

創年コミュニティ研究大会

-3.11後の克災都市づくり-日本一の自治会で開催!

「創年」とは、自己を生かし、よりよく創り変え、

積極的に生きようとする生き方のこと。

いまこそ、創年の出番です!

人と人とのつながりの大切さを一緒に見直しましょう。

近年「無縁社会」という言葉が話題になりました。

私たちの生活の中で、孤立や孤独化が進んでいる現実が

浮かび上がり、大きな衝撃を与えました。

その対極にあるのが「立川市・大山自治会」です。

個人が徹底的に自立を求められる社会で、

住民同士のネットワークを活かし、

強力なコミュニティを作り上げることで注目されています。

未曾有の震災を経て、人と人とのつながり「絆」が見直されている

いまだからこそ、大山自治会を会場に、まちづくり・コミュニティ

づくりの分野で活躍する個人・団体の方々にご参加いただき、

コミュニティとネットワークを考える研究大会を開催します。

↓↓印刷用チラシ&申込書は下段ファイルより


9:30=受付開始

10:00=開会式

・あいさつ=東京都立川市長清水庄平氏

◆報告「大山団地自治会にみる都市におけるコミュニティのあり方」

・佐藤良子氏(東京都立川市大山自治会会長)

◆分科会

【1】コミュニティ形成のための自治会活動の工夫

自治会活動には様々な側面があります。どこをポイントに、何に重点を置いて、まとまっていくのか。

その方策を探ります。

・中沢卓実(常盤平団地自治会長)

・市川惠子(なかの生涯学習大学)

・工藤日出夫(北本市議会議員)

【2】大不況時代の創年市民大学と学習内容

出口の見えない不況の中で、私たちは市民大学で何を学ぶべきなのか。

今こそ、学習を通して得る豊かさを考えます。

・増渕直嗣(矢板市ふるさと創年大学)

・須藤勇(東松山市きらめき大学)

・渡邊信(下田市「馬車道」)

・松澤利行(八潮市職員)

【3】地域における創年活動

地域には、子どもと高齢者のほかに創年がいます。

創年が輝く地域こそ、本当に豊かなまちと言えるのではないでしょうか。

創年パワーを発揮する方法を検証します。

池田恵美子(安房文化遺産フォーラム)

・市川なお美(坂戸市職員)

・田村満(ケセンきらめき市民大学長)

【4】災害復旧の力を生み出す市民活動

震災で多くのものを失った代償に、私たちが得たものは、

市民同士の強い絆を再確認できたことです。

手を携えることで生まれる可能性を追求します。

・仮屋茂(コネカクラブ)

・浅野恵美子(酒々井町職員)

・鈴木迪雄(水産衛生管理システム協会)

・齊藤ゆか(聖徳大学准教授)

(休憩)

◆基調提言「安心・安全のコミュニティづくりと創年活動の進め方」

・福留強氏(聖徳大学生涯学習研究所長・NPO法人全国生涯学習まちづくり協会理事長)

・シンポジウム「創年コミュニティに求められる役割」

・佐藤良子氏(東京都立川市大山自治会会長)

・田村満氏(岩手県大船渡市ケセンきらめき大学長)

・但野一博氏(福島県南相馬市医師)※交渉中

・清水英男氏(聖徳大学人文学部教授)

閉会

交流会(懇親会参加費;4,000円)

■問合せ=NPO法人全国生涯学習まちづくり協会

〒271-8551千葉県松戸市松戸1169聖徳大学生涯学習社会貢献センター6階

TEL:047-369-5665FAX:047-365-5692

■主催=創年コミュニティづくり研究大会実行委員会

■共催=NPO法人全国生涯学習まちづくり協会立川市大山自治会・全国生涯学習市町村協議会

■後援=立川市・立川市教育委員会・立川市社会福祉協議会・立川市自治会協議会

明日の日本をつくる協会・日本余暇文化振興会

@.

■会場=立川市上砂会館

東京都立川市上砂1丁目13-1TEL::042-535-2541

・アクセスJR立川駅北口バスターミナル2番乗り場から乗車(約15分)

・大山団地折返場下車徒歩5分

※会場には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。


■お申込みは、下段の添付ファイルより

【毎日】110629=「海の幸」モチーフに新説〜房総の神輿が源泉か

「海の幸」モチーフに新設

房総の神輿が源泉か

青木繁没後100年 京都・東京などで巡回展

(毎日新聞2011.6.29)‥⇒印刷用PDF

貧困と病苦の末に夭折(ようせつ)した洋画家、青木繁(1882〜1911)。その代表作「海の幸」(国重要文化財)が、京都国立近代美術館(京都市左京区)で開催中の「没後100青木繁展 よみがえる神話と芸術」(7月10日まで)に出品されている。未完成ともされ、謎が多い本作には、イメージソースを巡ってさまざまな説がある。没後100年を迎えた今年、ブリヂストン美術館学芸員の貝塚健さんが房総の祭りに注目し、新たな説を提唱した。 【手塚さや香】

3匹のサメをかつぎ、砂浜を2列になって歩く男たち。横長の画面は、原始的なエネルギーを発散する。この絵の成り立ちを巡っては青木繁の死後、多くの研究がなされ、背景がわかってきた。

1904年の7月中旬から8月末まで、当時22歳の青木らは写生のために千葉県館山市の布良(めら)に滞在、その地で「海の幸」を描いたことが判明している。同行したのは同郷の画家、坂本繁二郎、青木の恋人の福田たね、森田恒友。青木はこの旅について友人の梅野満雄にあてた手紙に「……こゝは万葉にある『女良(注・原文のまま)』だ。すぐ近くに安房(あわ)神社といふがある、官幣大社(かんぺいたいしゃ)で、天豊美命(あまのとみのみこと)をまつつたものだ……」とつづっている。

となると「海の幸」に描かれているのは、青木が布良で目撃した光景なのか。実は後のいくつかの証言から、そうではないことが分かった。証言の一つは、同行した坂本のものだ。制作から60年以上を経て、坂本は自分が青木に語った水揚げの光景が「海の幸」制作のきっかけになっていると明かした。写実を重視した坂本は「あの『海の幸』は絵としていかに興味をそそるものとしても、真実ではありません。大量陸揚げの光景は、青木君は全く見ていないはずです」と語っている。他の関係者の証言も、坂本のそれと矛盾しない。

青木は坂本の話だけを源泉に、この絵を描いたのだろうか。これまでに、先行する西洋作品との構図との類似や、当時の広告図案との類似などが指摘されてきた。しかし貝塚さんは、銛(もり)を方にかつぎ長い柄をあずけるようにしてサメを運ぶさまが神輿(みこし)に似ていると指摘する。

注目したのは、青木の書簡にも表れる安房神社だ。「安房神社のもっとも大きな行事である例祭が、『海の幸』の源泉の一つになっているに違いない」。例祭は8月10日に行われており、青木の滞在時期とも一致する。「安房神社や神話に関心を持っていた青木が、この例祭を見に行かなかったとは考えにくい」と貝塚さんは言う。

『海の幸』をよく見ると、男たちの前方から光が当たっていることが分かる。現在の例祭は規模が小さくなっているが、館山市史を調べた貝塚さんは、かつて例祭の中心は相浜(あいはま)のお浜出であり、神輿は夕日に向かって進んでいたことを突き止めた。相浜のすぐ南にある布良から見物に出掛け、南側から神輿の担ぎ手たちを見たとすると、絵と同じに右から左へ二つの隊列は進むのだ。さらに青木が滞在した年の8月10日の館山は、晴天だった可能性が高い。「『海の幸』は祝祭的、とも言われますが、祝祭そのものから影響を受けたものとすれば納得がいきます」

貝塚さんの新説は、青木繁展の図録に収録されている。

「没後100年青木繁展 よみがえる神話と芸術」東京展はブリヂストン美術館(ちゅおうく)で7月17日〜9月4日に開催される。

宇梶静江さん自叙伝発行『すべてを明日の糧として』

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大きな愛を持つことなんだ!」

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【房日】110624=赤山地下壕の有料化

赤山地下壕跡、10月から見学が有料に

人件費など経費まかなう

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館山市は、同市宮城にある戦争遺跡「館山海軍航空隊赤山地下壕跡(「通称、赤山地下壕」の見学を10月1日から憂慮化する。入場料は一般200円、小・中・高 高校生100円。市内の小中学校などが授業で使用する場合など、減免措置もとられる。

同市では、有料化により年間約260万円の収入を見込んでおる、専属の受け付け事務員の人件費や券売機のリース代、見学者が利用するヘルメットの使い捨てインナーキャップなどの経費をまかなう考え。

これに合わせ、受けつけ窓口となる豊津ホールの玄関を、土足でも上がれるように改修。壕内の見学コースには、停電など非常時の誘導灯も設置することにしている。

赤山地下壕跡は、全長約1.6キロと全国的に見みても大規模な防空壕。昭和19年以降に着工し、未完成のまま終戦を迎えたとみられている。壕内には発電所の跡などが残り、終戦間際に館山海軍航空隊の事務に携わったという体験談や、病院施設があったという証言もある。

同市を代表する戦争遺跡として史跡指定しており、約250メートルの見学コースを整備して、平成16年4月から一般公開。年間1万5000人が足を運び、市外からの学習旅行や観光ツアーなどの見学ポイントの一つにもなっている。

市では昨年度、乗用車用18台分と大型バス2台分の専用駐車場を整備。約120メートルのアプローチ道も整え「雨天時には、ぬかるんで足元が悪い」などと不評だった未舗装部分を解消するなどしている。

(房日新聞2011.6.24付)