

卒寿記念・第33回・秋山巌版画展
卒寿を迎えられた秋山巌先生の第33回目の展覧会を開催いたします。
本展では、ライフワークである山頭火やフクロウの最新作を中心に、
滋味豊かな作品50余点を展示いたします。
また同時に、動物をテーマに独特の世界観で表現される秋山豊英先生の
木版画展も開催いたします。
是非、この機会にご来場、後高覧賜りますようご案内申し上げます。
■日時:平成23年3月17日(木)〜3月23日(水)
■福屋八丁堀本店7階美術画廊
【プロフィール】
1921年=大分県竹田市生まれ
1941年=海軍落下傘部隊(横須賀鎮守府第三特別陸戦隊)として、館山海軍航空隊で3ヶ月間降下訓練の後、
12月に台湾で最終調整、翌42年2月ティモール島ク—パンへの奇襲攻撃に参加
1943年=館山海軍砲術学校にて特殊訓練の再教育を受ける
…⇒⇒2010.1.23館山での講演「館山の空を飛んだ落下傘兵から版画家へ」抄録(房日新聞)はコチラ。
1941年=ラバウルにて敗戦、豪兵の捕虜となる
1942年=復員
戦後、太平洋美術学校にて坂本繁二郎に師事
1756年=棟方志功に師事、版画家の道へ
1970年=種田山頭火をモチーフにした俳画を発表
2003年=フランス・ビエンナーレ展招待出品
【所蔵】
・大英博物館(イギリス・ロンドン)
・ヴィクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)
・イスラエル国立美術館(イスラエル・ハイファ)
・ボン大学(ドイツ)
・スコットランド国立美術館(スコットランド)…他

アイヌ古布絵作家でアイヌ人権運動の先駆者である宇梶静江さんが、財団法人吉川英治国民文化振興会より第45回吉川英治文化賞を授与されました。
「古布絵」の創作や絵本の出版をとおし、失われ行くアイヌ文化の伝承に努めるほか、海外のとの文化交流にも尽力した功績が認められました。
おめでとうございます。
⇒⇒宇梶静江さんの知恵袋講座はコチラ。
2011年3月11日(金)午後2時46分、東北地方の三陸沖を震源として、
国内観測史上最大の地震が起き、それに伴う大津波によって、
広域県にわたる大被害が起きています。
マグニチュード9と発表されました。
館山では、「大津波警報」が出され、海岸沿いでは避難命令が出され、
一部地区では停電もあり、あるいは交通規制もありましたが、
とくに際立った被害はなく、済みました。
全国からご心配の声をお寄せくださった皆さまに、
感謝とご報告を申し上げます。
そして、被災され、今なお安否が分からない皆さまに
お見舞い申し上げるとともに、一日も早く
日常生活を取り戻せますようご祈念申し上げます。
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【参考サイト】
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◆東北地方太平洋沖地震に関する情報をまとめたGoogleサイト
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
人探しや情報提供、赤十字の義援金もこちらからできます。
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◆地震の履歴一覧
http://tenki.jp/earthquake/entries
余震というより、震源地が全国各地に移って
頻発しているのが気になります。
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◆リアルタイム験潮データ
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TIDE/real_time_tide/sel/index.htm
地図から各地の験潮所データで潮位を見られます。
東北地方の験潮所では、震災当日の15時過ぎの段階で、
針を振り切っているのが分かります。
布良験潮所では、翌朝に2mを超えたものの、
道路冠水もなく、3月13日には平常の潮位に戻っています。
なお、館山市と日本赤十字社千葉県支部館山市地区では、
被災者救援と復興支援活動のため、下記の場所に義援金受付箱を設置しました。
・館山市役所1階の受付と福祉課窓口
・館山市中央公民館
・菜の花ホール
・館山市立図書館
・館山市立博物館本館
・渚の駅たてやま
・老人福祉センター(湊)
没後100年青木繁展〜よみがえる神話と芸術
◎期間=2011年3月25日(金)〜5月15日(日)
◎会場=石橋美術館(福岡県久留米市)
◎開館時間=10〜17時(入館は16時半まで)
◎休館日=月曜日(5月2日は開館)
◎入場料=一般1,000円(800円)、65歳以上700円(500円)、大高生500円(400円)、中学生以下無料
※()内は15名以上の団体料金
⇒⇒印刷用パンフレットはコチラ。
◎プレイベント……14:00〜16:00、聴講料1,000円
*3/12(土)米倉斉加年、青木繁を語る
◎ギャラリートーク……14:00〜14:20、参加無料(入館料のみ)
=開催日:3/26(土)27(日)、4/2(土)3(日)10(日)17(日)24(日)、5/7(土)8(日)15(日)
◎美術講座……14:00〜15:30、聴講料300円
*4/9(土)「青木繁 実像と小説のあいだ」渡辺洋氏(神戸大学名誉教授)
*4/16(土)「青木繁と日本前衛の〝前夜〟」長田謙一氏(首都大学東京教授)
*4/23(土)「青木繁の生涯と芸術」植野健造氏(同館学芸員)
*5/14(土)「布良という聖地…《海の幸》が生まれた場所」貝塚健氏(ブリヂストン美術館学芸員)
【参考】
○京都展2011.5.27(金)〜7/10(日)京都国立近代美術館
○東京展2011.7.17(日)〜9.4(日)ブリヂストン美術館
⇒⇒巡回3館共通パンフレット(P.8)はコチラ。


JR館山駅から市立図書館に向かう路地に、「サイカチ」と呼ばれる老木があります。せまい通りを占領するじゃまな存在と見られがちですが、なぜ伐らずに残されてきたのでしょうか。サイカチは「皀角子」「皀英」と書かれ、発音が「再勝」に通ずるため、縁起の良い木として大切にされてきました。また幹や枝に鋭いトゲがあるので、門や柵の周囲に備え、転じて鬼門除けの木とされたといいます。もっとも重要なことは、いざというときに葉が食用、実が洗剤、さらにはトゲが解毒剤になり、日々の生活のなかにとても役立っていたことです。元禄地震では、この木によじ登って津波から助かったという話も語り継がれています。
樹齢1,000年を超えるサイカチは、先人が残してくれた「たてやま遺産」です。私たちは、この大切な宝ものを次代に伝えるため、「サイカチの木を守る会」を発足することになりました。つきましては、多くの皆さまにサイカチを知っていただきたく、「見学会」と「語る会」を企画いたしました。どうぞお気軽にご参加ください。
⇒⇒※印刷用の案内チラシpdfはコチラ。
■サイカチの木 見学会
日時=平成23年3月13日(日)10:00〜12:00
場所=館山市北条1754番地先
参加費=無料
・サイカチの樹勢調査、洞内見学、長寿要因の説明
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■サイカチの木を語る会
日時=平成23年4月9(土)13:30〜16:30
場所=菜の花ホール(館山市北条1735)
参加費=無料
・「サイカチの木を守る会」について
・サイカチの樹勢について、詩・朗読・参加者発言等
・サイカチの木の保存活用計画について
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■主催=サイカチの木を守る会
■問合先=齊藤陽子0470-27-5867
※どちらも館山駅から徒歩5分です。お車の場合は、図書館裏の中央公園駐車場をご利用ください。


過日は大変お世話になりました。
皆様のご親切に甘えさせていただきました。
「地域まるごと博物館」構想など複眼的なアプローチに
カルチャーショックをうけました。
翌日の小沢さんもユニークな市民、子どもたちを巻き込んだ
ガイドの構想をお持ちのようでした。
戦跡に限っても、沖縄とは様相の全く異なる館山の一つ一つが新鮮でした。
本当に有難うございました。
■久留米展(石橋美術館)=2011.3.25(金)〜5.15(日)
■京都展(京都国立近代美術館)=2011.5.27(金)〜7.10(日)
■東京展(ブリヂストン美術館)=2011.7.17(日)〜9.4(日)
⇒印刷用パンフレット(P.8)はコチラ。



⇒東北地方太平洋大地震の影響により延期となりました。
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地域遺産フォーラム2011*第二のふるさとづくりへの提言
〜ヘリテージツーリズムの可能性を探る〜
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近年、自然や歴史的環境への関心が高まりをみせる一方で、それらの地域遺産を支える活動は担い手や後継者の不足、安定的な財源の不足等の課題を抱え、大変厳しい状況にあり、ともすれば長い歳月をかけて地域で培われてきた貴重な地域遺産を喪失しかねない危機的状況にあります。
一方、地域では、アートを活用した地域プロデュース、民間企業やNPO によるまちづくりと連携したランドオペレータの取り組み、企業と大学との連携・協働といった多様な取り組みが見られます。それらの取り組みを地域遺産の保全、継承という視点から捉え、共通する課題や相互にサポートできる事柄について議論を行い、「ヘリテイジツーリズム」の可能性を探ることを目的とし、フォーラムを開催いたします。
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■日時=2011年3月14日(月)13:00〜20:00
■会場=求道会館(東京都文京区本郷6 丁目20-5)
■参加費=無料(要事前申込み)⇒⇒案内&申込書をコチラ。
■主催=財団法人日本ナショナルトラスト
■後援=観光庁、(社)日本観光協会
… (社)日本ツーリズム産業団体連合会
… (社)日本旅行業協会、北海道大学観光学高等研究センター
⇒⇒印刷用案内PDFはコチラ。
■プログラム
【プレイベント】15:00 求道会館見学ツアー(先着30 名) ※要予約
【開場】15:30 受付開始
【開会】16:00
・あいさつ=筒居 博司(財団法人日本ナショナルトラスト理事長)
・趣旨説明=鈴木 伸治氏(横浜市立大学准教授)
【第1部】 事例報告
・北川 フラム氏(アートディレクター、大地の芸術祭・瀬戸内芸術祭総合ディレクター)
・山田 拓氏(株式会社美ら地球代表取締役)
・臼井 冬彦氏(北海道大学特任教授)
・松尾 秀行氏(琴引浜鳴き砂文化館館長)
・石田 正明氏(横手市増田地域局地域振興課兼産業経済部観光物産課)
【 休 憩 】
【第2 部】 ディスカッション「ヘリテイジツーリズムの可能性」
・事例報告者
・コーディネータ 鈴木 伸治氏(前掲)
・コメンテータ 西村 幸夫氏(東京大学教授・JNT 観光資源専門委員)
【 閉 会 】
※20:15より ご希望者のみ意見交換会 ※要予約・参加費(3,000円)・先着50 名
【講師】鄭一止(チョンイルジ)さん
【テーマ】韓国人留学生から見た「たてやま地域まるごと博物館」
【参加費】200円(茶菓子代)
韓国馬山出身、東京大学大学院の留学生。工学部都市デザイン専攻で「エコミュージアム」を研究中。当NPOが推進する「たてやま地域まるごと博物館」構想に関心をもち、調査対象として研究論文を執筆予定。
青木繁没後100年
(房日新聞展望台2011.2.23付)
