迎春
■知恵袋講座
■ツアーガイド&講演スケジュール
■第45回千葉県歴史教育者協議会研究集会
■元気なまちづくり市民のつどい
■安房の救急医療を考える講演会
■里見氏城郭群「国史跡指定」記念のつどい
□NPO会員の活躍〜中屋勝義さん
迎春
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■元気なまちづくり市民のつどい
■安房の救急医療を考える講演会
■里見氏城郭群「国史跡指定」記念のつどい
□NPO会員の活躍〜中屋勝義さん
⇒※詳細はコチラ。
【会場】千葉大学教育学部
【主催】千葉県歴史教育者協議会
【参加費】市民・学生1,000円、教員2,000円、高校生以下は無料
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■ 1月28日(日)
・ワークショップ 13:00〜15:00
・地域実践報告 … 浅尾弘子(千葉県立幕張総合高校) 15:10〜16:00
「子どもの生活に根ざした授業で社会科の学力を育む〜映画『蟹工船』の授業」
・記念講演 …久保田實(愛知県立大学) 16:00〜17:30
「子どもと地域に根ざす千葉県歴教協の活動の目ざすもの」
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■1月29日(日) 9:00〜12:00/13:30〜15:30
・分科会 小学校・中学校・日本・世界・地域・平和と民主主義




【講師】石神正義さん
【テーマ】市民の権利とまちづくり
【茶菓子代】200円
・千葉集会をプレ集会として成功させよう==加藤公明(会長・日本史部会)
・第3回全国大会現地実行委員会まとめ==柄澤守(現地実行委員会事務局長)
・歴博講演会「考古学から見た古代の日韓交流」を聞いて=-及川敏男(香取支部)
・石井建夫さんを偲んで==長屋勝彦(東葛支部)
・高麗大学校で「福島の戦後史」の授業をして(1)==三橋広夫(千葉支部)

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・会場=館山市富崎地区公民館
・参加費=200円
・定員=20名
・メニュー=イカのワタ炒め、など
・持物=おにぎり、飲物、エプロン、三角布、ふきん
・予約=0470-22-8271
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・集合=安房自然村(JRバス停)
・参加費=500円(ガイドマップ・保険料込)
・コース=《海の幸》記念碑〜小谷家住宅〜布良崎神社
・予約=0470-22-8271
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・文人の足跡を手賀沼畔に訪ねる〜館山との縁
==池田恵美子(NPO法人安房文化遺産フォーラム・安房支部)
・我孫子散策==平形千恵子(船橋支部)
・第2回全国大会現地実行委員会の議論から==柄澤守(大会事務局長)
・福岡大会に参加して==白鳥晃司(松戸支部)
・教育科学研究会全国大会に参加して==午腸勲(日本史部会)
・授業実践本原稿②〜赤紙一枚で戦場へ==鳥塚義和(東葛支部)
・石井建夫書評③〜子どもの視点から授業をつくった石井実践==関根千春(鎌ヶ谷支部)
・石井建夫書評④〜石井実践を改めて読んで石井さんを悼む==三橋広夫(千葉支部)
※印刷は最下段の添付ファイルから。↓↓
◎16年間の保存活動により念願の里見氏城跡、国史跡指定へ
■講演「青木繁・没後100年と館山美術会・創立90周年」
■県民ウォーク〜戦争遺跡めぐり&青木繁《海の幸》ウォーク
■国指定史跡巡検バスツアー〜金山城跡&唐沢山城跡
*Reort*郷土の音楽物語「花とふるさと」〜日本のうたごえ祭典inちば2011
会員の皆様には日頃、当会の活動に対しまして温かいご支援ご協力をいただき大変ありがとうございます。1996年月に誕生しましたこの会も月日を重ね16年目になり、保存と史跡化をめざして、さまざまな活動をおこない、保存・史跡化の緊急署名は全国から1万筆、主催事業の参加者は延べ2万人にいたりました。この5年ほどは、私も関わり館山市教育委員会によって「国史跡指定」の調査検討委員会を重ね報告書を作成するとともに、市教委担当者と地元関係者が地元の稲村城跡共有地の地権者の皆様からご同意をいただくために精力的な取り組みがおこなわれたと聞きます。2011年7月末には、その努力が実って文化庁に意見具申書を提出したと市議会で報告されています。
今回、11月18日に開催された国の文化審議会文化財分科会では審議・議決がおこなわれ文科大臣に答申されたと報道され、当会の代表である私にも取材がありました。市教委からは官報告示後に「国史跡指定」となるとの連絡をいただきました。
1996年以来、16年にわたる保存運動が大きく実って、皆様が念願していた里見城郭群「国史跡指定」への一歩が踏み出されました。来年には長年ご支援していただいた研究者の皆様を招いて、地元地権者や保存運動を支えていただいた皆様への感謝と「国史跡指定」記念の集いを開催して、会員の皆様方と喜びたいと思っております。追って詳細はご連絡いたします。この間に他界された会員の皆様方をはじめ、現在の100余名の会員の皆様方の長年にわたる温かいご支援ど協力に深く感謝いたします。ありがとうございました。
里見氏稲村城跡を保存する会 代表 愛沢 伸雄

国の文化審議会(西原鈴子会長)は18日、戦国時代から江戸初期にかけて房総南部を拠点とした里見氏が本拠としていた、館山市稲の「稲村城跡」と南房総市富浦町の「岡本城跡」を国史跡に指定するよう文部科学相に答申した。中世の城としては、里見氏に及ばないながらも下総地方を拠点とした千葉氏の居城であった酒々井町の本佐倉城が平成10年に指定を受けており、県内ではこれに次ぐ2例目の指定となる。特に稲村城跡については、一時、城跡域を貫く道路計画が浮上し、市民グループの保存運動で迂回するルートに変更した経緯もあり、史跡指定の報に関係者の喜びもひとしお。これを受けて両市教委は今後、城跡の歴史的背景を考慮しながら遺跡の位置づけや役割を明らかにし、遺跡環境の保護を前提とした保存管理計画を策定。さらに公有地化をはかりながら復元整備を進め、貴重な文化遺産として地域振興への活用が期待されている。
戦国時代、東京湾の制海権をめぐって西岸に対峙する後北条氏としばしば競い合った里見氏は、10代約170年にわたって南房総の地に君臨した。初代義実(よしざね)が白浜城(南房総市白浜町)に本拠を構えて以降、その時々の状況に応じて数次にわたって本城を移動させているところに特徴がある。北条氏の居城であった小田原城は、すでに昭和13年に国史跡に指定されているが、一方の房総の雄である里見氏については、代が替わるごとにその居城を変えてきた経緯もあり、重要性は認識されながらも、これまで史跡指定までには至っていなかった。
そうした中、新たに指定されることになった稲村城は、16世紀前半、3代義通(よしみち)が居城とした城で、4代義豊(よしとよ)が分家筋にあたる5代義堯(よしたか)に攻め滅ぼされた天文2〜3年(1533〜34)の「天文の内乱」の舞台となった城。館山平野中央部南辺の標高64㍍ほどの丘陵端に位置し、北を流れる滝川を自然の濠とし、「城山」と呼ばれる主郭部は、東と南の二辺に高さ約3㍍の土塁を持ち、北と西の斜面は、丘陵の側面を掻き落とし、障壁とする切岸手法を駆使し、防御としている。主郭の規模や切岸の範囲は、同時期の房総半島の城の中では抜きんでていると評価されている。文化庁が、保護が必要としている範囲は約2万8000平方㍍だが、このうち今回指定するのは地権者の同意を得られた約65%にあたる1万8000平方㍍。
岡本城は、義堯の孫にあたる8代義頼(よしより)が16世紀後半に本拠とした城。同町豊岡の東京湾を望む標高66㍍ほどの丘陵上につくられ、城跡の規模は東西600㍍、南北300㍍におよび、この地域の城の中では抜きんでた規模を持つ。中心部分は3つの曲輪からなり、山頂の主郭の北東に広がる曲輪は、港としての機能を持っていたと推定されている。平成19年の調査では、すべての調査区から城郭に係る造成の痕跡が認められ、西側の曲輪からは大規模な火災の痕跡も確認され、文書資料に見られた岡本城炎上を裏付けることができた。対象範囲は約8万9000平方㍍で、今回は同意を得た約86%の7万6400平方㍍が指定された。
2つの城は、ともに当時の地形を良好に残しており、房総半島における中世山城の変遷や、この地域の社会・政治情勢を知る上でも貴重な文化遺産であるとしている。
なかでも、稲村城跡については、背後に県が計画した工業団地への進入路として城跡内を走る新設道が市道認定され、着工は時間の問題となっていた矢先に、市民グループが「里見氏稲村城跡を保存する会」を発足。保守的な政治風土のなかで、粘り強い反対運動が結実して市議会への反対請願が採択され、城跡を回避したルートに変更され、破壊を免れたといういきさつがある。保存運動の先頭に立ち、草刈りやウオーキングなどを通じて市民らに城跡の歴史遺産としての理解を深めてきた同会の愛沢伸雄代表(60)は、「目的のひとつでもあった国史跡の指定は素直にうれしい。しかし、これは第1ステップであり、地域の人たちが史跡に誇りを持ちながら活用に向けた息の長い取り組みが必要で、これからも協力していきたい」と話していた。

「つながる・広がる・共感、明日への希望」をテーマに、2011年日本のうたごえ祭典inちばが18日開幕し、市川市と浦安市の3ヶ所で合唱発表会が行なわれました。地震や津波、原発の被害に心を痛め、生きることや人と人とがつながりあうことをテーマに歌う合唱団も多く、客席では涙をぬぐう姿も見られました。
〝心を結んで歌うことが、明日を生きる力になる〟という静岡の浜松センター合唱団は、被災者の悲しみに心を寄せ、ともに助け合いたいと合唱曲「愛〜悲しみを乗り越えて」を創作。会場から共感の拍手が送られました。
市川市文化会館で開かれたコンサートで「風よあしたに向かって」では、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉やバラライカの演奏に、参加者は熱心に聞き入りました。
地元千葉の200人が、戦時中の花栽培禁止令に抗して花の種を守りぬいた農民の物語「花とふるさと」を歌い、日本のうたごえ合唱団が、核と戦争の愚かさ、困難を越えて歩み続ける人間への信頼を描いた作品を熱唱しました。
祭典は20日まで開かれます。写真は「花とふるさと」を合唱する千葉のうたごえ。