第42回歴史教育者協議会関東ブロック研究集会山梨大会
テーマ=地域登子供に根ざす社会科教育の創造
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【日時】2012年12月22日(土)〜23日(日)
【会場】石和温泉ホテル千石
【記念講演】22日(土)13:20〜15:10
・大門正克(横浜国立大学教授・日本近現代経済史専攻)
『「生存」を問い直す歴史学-3.11後に東北の近現代史を考える」
【地域に学ぶつどい】22日(土)19:15〜20:45
①山梨の戦争遺跡保存について
・安藤正文(山梨県戦争遺跡ネットワーク)
②山梨平和ミュージアムの5年間
・浅川保(山梨平和ミュージアム理事長)
③金子文子の生涯と朴烈事件
・佐藤宣子(山梨金子文子研究会)
【分科会】
① 小学校
・河野茂(山梨)
「明治40年の大水害と富士見村」
・石上徳千代(茨城)
「小学生戦争学習における歴史認識の深まりについて考える」
② 中学校
・望月大(山梨)
「アフリカのおかれた状況と課題を考えよう」
・宮下太(山梨)
「支援学校中等部の歴史学習」
・丸浜江里子(東京)
「安保と沖縄をどう教えるか」
・今井省三(東京)
「音楽と映像・物語を取り入れた授業」
・小堀俊夫(埼玉)
「歴史学習と道徳」
・倉持重男(埼玉)
「近現代史の重視と授業の課題」
③ 高校
・鮎沢譲(山梨)
「朝鮮・中国侵略に反対した山梨出身の人物の授業」
・天野彩(東京)
「自ら学ぶ力を育む、高校1年現代社会の発表学習」
・原田利昭(神奈川)
「神奈川県の高校日本史必修化について」
・米山宏史(東京)
「発表を通じて学び合う戦後世界現代史の授業」
・多田統一(東京)
「歴史地理教育と3・11後の展望」
④ 平和
・望月陵(山梨)
「山梨に関わる演劇創りを通して」
・愛沢伸雄(千葉)
「米占領軍の館山上陸と4日間の直接軍政」
・満川尚美(東京)
「大学生と文科省の放射能読本を読む」
・神山知徳(千葉)
「戦争・戦後体験の聞き取り調査をどう指導したか」
・高橋裕文(茨城)
「高校生は原子力事故をどうとらえたか」
⑤ 地域
・池田恵美子(千葉)
「青木繁が《海の幸》を描いた漁村の地域づくり」
・大坪庄吾(東京)
「大田区の教科書問題」
・高嶋伸欣(神奈川)
「教科書問題」
・東海林次男(東京)
「フィールドワークの楽しさ—歴史の現場に立つ」
・白鳥晃司(千葉)
「ジャーナリスト杉村楚人冠と大逆事件」
【フィールドワーク】23日(日)12:20〜17:00
・山梨平和ミュージアムと七里岩地下壕をたずねる
2012.10.28
⇒内容はこちら。
三橋新会長のもと千葉県歴教協のさらなる前進を!
・事務局=楳澤和夫
「会長に就任して」=三橋広夫(千葉支部)
□千葉大会分科会感想
「授業方法」分科会=時田朋子(日本史部会)
「父母市民の歴史学習」分科会=宮原武夫(船橋支部)
□書評
『船橋の歴史散歩』宮原武夫著=川尻秋生(早稲田大学)
『新しい歴史教育のパラダイムを拓く-徹底分析!加藤公明「考える日本史」授業』
…加藤公明・和田悠編=鳥山孟郎(東京歴教協)
「蓮池透さんの講演を聞いて」=遠藤茂(船橋支部)
知恵袋講座58回目
語り手=溝口七生さん
テーマ「安房の美術について」
日時=2012年11月27日(火)13:30〜
参加費=200円(茶菓子・資料代)
これまで安房の芸術といえば、菱川師宣・武田石翁・波の伊八・後藤義光を代表とする浮世絵や石仏など文化財としての扱いが中心でした。しかし、青木繁に代表されるように、安房で制作された名作、安房出身の美術家、安房で活躍した美術家、…などなど安房にゆかりの深い芸術家は多くいます。幅広く見つめ直してみましょう。
17年間歩み続けた「里見氏稲村城跡を保存する会(愛沢伸雄代表)」は、稲村城跡の国史跡指定をうけて解散し、新たに同好の士と共に「歩いて学ぶ里見氏の会(島田輝弥代表)=略称:ブラさとみ」をつくりました。この会は、里見氏にかかわる城跡や史跡を、直接現地に行き、じかに眼で確かめながら学ぼうという会です。昼食・飲物持参、歩きやすい靴でご参加ください。
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【日時】2012年11月23日(金・祝) 8:00館山市役所4号館出発
【参加費】2,500円(バス代・保険料) 定員25名
【申込み】・島田輝弥0470-27-4612・石崎和夫0470-23-6677
・金久ひろみ0470-23-5769
【見学地】
・宝林寺(義堯の娘種姫菩提寺)
・琵琶首館跡周辺(梅王丸母子幽閉地)
・池和田城跡(国府台合戦参戦)
・光明寺(池和田城支城)
・旧里見村(里見駅など)
・高滝神社(義堯・義康ゆかり)
・木造地蔵菩薩坐像(県指定文化財・日本最大木造地蔵)
・上総国分寺跡(国史跡)
・上総国分尼寺跡(国史跡)
講演会「長寿安房のおらがごっつおと発酵食」
⇒チラシPDF
■日時=2012年11月11日(日)13:30〜15:30
■会場=館山市コミュニティセンター2F集団指導室
■参加費=無料
■定員=60名
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■講師=川上文代(かわかみふみよ)氏
館山市クッキング大使。館山生まれ。
辻調理師専門学校卒業。
料理研究家、食育フードアナリスト。
「デリス・ド・キュイエール川上文代料理教室」主宰。
NHK「きょうの料理」ほか多数講師。
著書=『塩麹のおいしいレシピ』『お味噌の便利帳』等多数。
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**春になったら、房州の食材を活かしたオリジナルレシピを
考案いただき、料理教室も開催予定です。乞うご期待!!
芸術文学散歩に30人
NPO主催 館山の痕跡巡る
(房日新聞2012.10.23)
NPO法人安房文化遺産フォーラム主催の「芸術文学散歩バスツアー」がこのほど行われ、30人が明治時代から昭和にかけて館山を訪れた芸術家や文人墨客の痕跡を巡った。文化庁の補助事業で企画、9月に20人が参加したのに続いて2回目。
ツアーでは青木繁が滞在した小谷家、塩見海岸の中原淳一詩碑、館山総合高校水産校舎では、長崎の平和祈念像制作者北村西望作の旧安房水産高校初代校長の銅像、布良崎神社に残る画家、寺崎武男の奉納画2点などを見学した。同フォーラムによると布良崎神社の奉納画は、最近、寺崎の作品であることが分かり、このツアーで初めて公開された。
寺崎は東京美術学校を卒業。農商務省実業講習生としてイタリアに留学した。日本創作版画協会の設立に関わったが、彫刻家で東京美術学校彫塑科初代教授を務めた長沼守敬を慕って館山に移住。旧制安房中で美術を指導し、安房神社や下立松原神社などに神話の絵画を奉納した。1967年没。
同フォーラムでは、21日に富崎小学校で開かれる「青木繁《海の幸》フェスタ」でこの2点を展示した。
10月21日、休校中の富崎小学校体育館で、
「青木繁《海の幸》フェスタ〜富崎コミュイティ」
が開催されました。
参加者は150人、大盛況でした。
館山市教育委員会生涯学習課のブログ
「たてやま八犬伝」にレポートされました。
http://tateyamals.blogspot.jp/2012/10/blog-post_21.html
《海の幸》フェスタ富崎地区であす開催
(房日新聞2012.10.20付)
青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会と、NPO法人安房文化遺産フォーラムが館山市富崎地区コミュニティ委員会との共催で21日、「青木繁《海の幸》フェスタ」を旧富崎小で開催する。富崎コミュニティのつどいとして、文化庁補助事業を活用して企画。参加無料で多くの来場を呼びかけている。
つどいは、午前9時から午後3時まで。青木繁が逗留した小谷家住宅や記念碑などを巡るウォーキングやレク大会、DVD鑑賞、影絵劇とトークショー、布良に関連した語り部、「いっちゃぶし」「安房節」の民謡などが繰り広げられる。
また、小谷家からみつかった明治時代の資料や、富崎の今と昔を撮った写真展、明治の漁村を知る資料などが展示される。
旧安房南高で現代美術展 あすまで 館山
木造校舎活用しビエンナーレ
(房日新聞2012.10.20付)
2年に一度開かれる美術展覧会である「ビエンナーレ」の安房版「第10回『半島の現代美術展』安房ビエンナーレ」の「街バージョン」が19日から、館山市の旧安房南高校木造管理校舎で始まった。旧校舎をそのまま活用、安房在住の芸術家らが思いおもいの作品を展示している。街バージョンはあす21日まで。きょう20日午後1時からは「安房南高校の思い出を語る会」も開かれる。
足かけ20年目となる展示。今回は「半島の海・街・森」がテーマで、「海バージョン」は16日まで、鴨川市民ギャラリーで開かれた。
街バージョンは、県指定有形文化財の管理棟校舎を活用した。校長室は版画家の今井俊さんが「神話的世界」として作品を展示。真魚長明さんは「体育教員控え室」を使い「全国動物解放同盟安房支(青)」の展示をしている。
このほか、イラストレーターの山口マオさん、木彫の船田正廣さんら、総勢20人が旧教室をそのまま活用し、平面から立体まで、さまざまな作品を展示している。
19日は午前10時の開会から、大勢の入場者が訪れ、作品に見入っていた。卒業生もおり「生徒のころは、正面玄関から入ったことなどなかった」と、母校での開催に興味深げだった。
展示は会期中の午前10時から午後4時まで。電気、水道、トイレは使えない。仮設トイレが設置されている。
20日午後1時からは、2階の旧職員室を使い、思い出を語る会が予定されている。
「森バージョン」は、25日から31日まで、富津市亀田の芸術の森で開かれる。