支援金付きウガンダコーヒーの販売
1杯のコーヒーがウガンダの子どもたちを力づけます。
10月は協賛店舗によるキャンペーン月間ですが、
NPO安房文化遺産フォーラムでは通年販売しています。
ウガンダコーヒー(豆・粉)の販売
・100g=550円
・200g=1,000円
・500g=2,100円
ご希望の場合はご連絡ください。
10月は協賛店舗によるキャンペーン月間ですが、
NPO安房文化遺産フォーラムでは通年販売しています。
ウガンダコーヒー(豆・粉)の販売
・100g=550円
・200g=1,000円
・500g=2,100円
ご希望の場合はご連絡ください。
主催=NPO法人安房文化遺産フォーラム
問合=090-3218-3479(河辺)
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旧安房南高校の平和学習から始まったウガンダ支援交流活動は、安房高校JRC部を経て、現在は安房西高校JRC部が引き継いでいます。 25周年を迎えた今夏、安房西高校JRC部顧問の高野清孝先生がウガンダを訪問し、ウガンダ意識向上協会のスチュアート・センパラ代表と会い、「アワミナミ洋裁学校」を視察しました。 また、元子ども兵の支援をおこなう認定NPO法人テラ・ルネッサンス主催のスタディーツアーに参加し、今なお心に傷を負いながら、自立に向けて就労技術を磨く元子ども兵たちとも交流しました。
今回の企画展は、高野先生の視察報告を兼ねて、ウガンダの人びとの笑顔や暮らしを写真や絵画で紹介します。最終日には館山病院感謝祭でウガンダ支援バザーをおこないます。 また、10月は安房地域の協賛店舗とともに「ウガンダコーヒー月間」キャンペーンを展開します。
*Facebook安房の高校生によるウガンダ支援活動
*エコレポ「24年にわたるウガンダと安房の友情の絆」
‥⇒印刷用PDF
関東大震災から7年後、女子教育の殿堂として、
昭和初期の技術の粋を集めた和洋折衷の建築。
左右対称に大きく羽を広げた白鳥のような、
美しい地域遺産が、台風15号により被災したため、
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【主催】千葉県教育委員会・安房高校
【運営】NPO法人安房文化遺産フォーラム
【協力】安房高等女学校木造校舎を愛する会
【後援】館山市・館山市教育委員会
・千葉日報社・千葉テレビ放送・房日新聞社
・(一社)館山市観光協会・館山商工会議所
芸術をとおして平和の尊さを訴えるチャリティー美術展「ART FOR THE EARTH 2019—第15回安房・平和のための美術展—(同実行委員会主催、房日新聞社後援)が8月24日、南房総市のとみうら枇杷倶楽部ギャラリーで始まった。安房地域にゆかりのある芸術家73人の平和を願う作品が並んでいる。9月1日まで。
「平和のために何ができるだろう」と、2005年に始めた展覧会。日常の何げない風景や色とりどりの花などを描いた絵画、笑顔をとらえた写真、彫刻、陶芸などさまざまなジャンルの作品が展示されている。
作品には「世界中の人が好きな絵を描くことができる世の中になってほしい」「穏やかな日々がが続いてほしい」「令和も平和な時代でありますように」など、平和への願いを込めた作家のメッセージが添えられている。
作品やグッズを販売し、売り上げの一部を寄付するチャリティも、収益金はアフリカ・ウガンダ支援や地域の各団体の活動などに役立てられる。
入場無料。時間は、午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。
(房日新聞2019.8.27付)
南房総市の市民団体「房総アワビ移民研究所」は、8月29日午前10時から、ウォーキングイベント「親子で歩こう!千倉アワビ街道」を実施する。アメリカに渡ってアワビ漁で成功を収めた漁師のゆかりの地を巡る。参加無料で、きょう27日まで参加者を募集している。
同市の「市民提案型まちづくりチャレンジ事業」のチャレンジコースに採択されている同研究会。
今回のイベントは、明治時代にアメリカ・モントレーに渡り、アワビ漁で成功を収めたという同市千倉町千田出身の漁師たちの故郷を訪ね、歴史を学んでもらおうという。
当日は、七浦診療所(旧七浦小学校図書室)に9時50分までに集合。その後、ゆかりの地など約2キロを歩く。レクチャーも行われる。小雨決行で、荒天時はレクチャーのみとなる。
対象は子どもから大人までで、筆記用具や飲み物、タオル、防止などを持参する他、歩きやすい服装での参加を呼び掛けている。
申し込みや問い合わせは、房総アワビ移民研究所の河辺さん(090-3218-3479)へ。
⇒詳細はこちら。
館山市の「渚の駅たてやま」レクチャールームで、8月27日午後1時半から3時まで、NPO法人安房文化遺産フォーラムの池田恵美子さんによるギャラリートーク「館山の海を愛した画家たち」が開かれる。
同所で9月1日まで開催されている企画展「館山の海を愛した画家たち展〜青木繁・寺崎武男・倉田白羊〜」の関連事業。
明治期に館山市布良に滞在し重要文化財「海の幸」を描いた青木繁をはじめ、同世代で館山に在住し、日本美術史に影響を与えながら、あまり知られていない寺崎武男、倉田白羊に焦点を当てる。彼らがたどった人生や、それぞれの遺族から寄贈を受けた絵画作品を紹介する。
予約不要で、定員40人。問い合わせは、事務局の河辺さんへ。
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⇒チラシ印刷用PDF
会場=渚の駅たてやま・レクチャールーム(海辺の広場棟)
①2019年8月20日(火)13:30〜15:00
・テーマ「明治の洋画家 青木繁の魅力」
・講師:高橋沙希(関西大学非常勤講師)
②2019年8月27日(火)13:30〜15:00
・テーマ「館山の海を愛した画家たち」
・講師:池田恵美子
(NPO法人安房文化遺産フォーラム事務局長)
(房日新聞2019.8.17付)
館山市の「渚の駅たてやま」レクチャールームで、20日午後1時半から3時まで、関西大学非常勤講師の高橋沙希さんのギャラリートーク「明治の洋画家 青木繁の魅力」が開かれる。
同所で9月1日まで開催されている企画展「館山の海を愛した画家たち展〜青木繁・寺崎武男・倉田白羊」の関連事業。
高橋さんは、青木繁作品の壁画的性格などに焦点を当てた研究に取り組んでいる。著書に「青木繁-世紀末美術との邂逅(かいごう)」がある。
予約不要で、定員40人。問い合わせは、事務局の池田さん(090-64799-3498)へ。
『青木繁-世紀末美術との邂逅」高橋沙希著
この夏だけの歴史展示室がオープン!
南房総市は所蔵する歴史資料を広くみなさんにご覧いただくため、この夏だけの歴史展示室がオープンします。
・日時=8月18日(日)10:00〜12:00
・会場=南房総市丸山公民館
・定員=30名・参加費無料
・講義=山口正明(房総アワビ移民研究所)
・展示解説=鈴木政和(房総アワビ移民研究所)
・申込=公民館:0470-46-2963
太平洋戦争末期の硫黄島出撃について、海軍の人事は厳正であったと述べている本があるが、事実と違うのでは?——。少年のころ、身近にあった海軍砲術学校で見聞きした出陣学徒関係の実態から、市民の目線で真相を知りたいという男性がいる。自身は旧制中学3年生で終戦を迎え、出征したわけではないが、自分で見聞きした事実を伝えなければならないとして、ここ数年は8月15日に小さな「つどい」の場を設けている。市井の少年の目で、あの戦争を振り返る日々だ。(忍足利彦)
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館山市の山口栄彦さん(89)。富崎村(当時)布良に生まれた。銀行員だった父の次男で、安房中へ通った。当時の館山エリアは館山砲術学校、館山航空隊、洲ノ埼航空隊などが置かれ、軍都として発展した。
神戸村に置かれた砲術学校には、学徒出陣した学生らが大勢住み、子どものころから身近な存在だった。
村の有力者から「えいひこ」と呼ばれていた山口さんは、その有力者の使いで、砲術学校に出入りしたこともあった。そうした環境で見聞きしたのは、硫黄島へ出陣する船に乗った水兵がたった1人だけ、直前の下船命令を受けて、玉砕の島へ行かずに済んだこと。地元有力者と海軍上層部とのつながりがほのかに見え、戦後も史実の掘り起こしなどに注力した。
最近読んだ館山砲術学校兵科4期の男性の著書で、「硫黄島赴任で、海軍の人事は厳正であった」と書かれていたことから、下船命令の事実が脳をよぎった。本当に厳正だったのか、と。きょう15日午後1時半から、富崎地区公民館で開く「終戦記念日のつどい」で、「生き残った水兵」のタイトルで語り合うという。(会費200円)
15歳で迎えた終戦。自身は戦後、進駐軍に勤務した。苦学して大学を卒業し、身に付けた英語で中学校の英語教員になった。東京や神奈川の勤務が長く、故郷・富崎のことは長く、心の中にあった。
定年後は故郷に戻り、砲術学校を中心とした海軍の歴史を掘り起こした。戦争に行っていない自分が、海軍のことを調べていいのかという葛藤もあったが、子どものころからそばにあった砲術学校を語らずにはいられなかった。
昭和20年7月の白浜への艦砲射撃で、布良の自宅がぐらぐら揺れたことは忘れられない。もし、ポツダム宣言受諾がもっと遅くなったら、房総半島にも米軍が上陸し、自分の命もなかったと思う。
それでも山口さんは「反戦の思い」を強く掲げられずにいる。兵役の経験がない上に、砲術学校の訓練を毎日、目の前で見てきた。少年とはいえ、日常生活で戦争を肯定していた傾向がある。しかし、何年か戦争が長引けば、自身も出征していた。身近にある軍都・館山の歴史が、自身を複雑な気持ちにさせている。
それでも、きょう15日の終戦の日は、市民の立場で平和に思いをはせ、哀悼をささげたいという。
【写真説明】砲術学校兵科4期の男性の著書を読む山口さん=館山の自宅で