お知らせ

【千葉】071225*倉吉で里見氏調査会

●里見氏の貴重な史料発見
「終焉の地」倉吉で学術調査
〜10代忠義の文書原本も

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戦国時代に館山を拠点に房総を支配した大名・里見氏の研究を行っている県内の大学教授らがこの程、鳥取県倉吉市などを訪れ、聞き取りや古文書確認などの現地調査を行った。今後成果を学術的な形で正式に発表したいという。

調査を行った「里見氏研究会」は、『房総里見一族』などの著書のある千葉経済大学の川名登名誉教授を代表に、佐藤博信千葉大学教授、千葉県史中世史部会専門員の滝川恒昭さん、法政大学非常勤講師の和気俊行さん、NPO法人理事長の愛沢伸雄さん。

倉吉は後期里見氏10代の忠義が、徳川幕府から改易され没した「里見氏終焉の地」。里見氏を縁として「南総里見まつり」などで市民同士の交流を深めている。

里見忠義に関する史料、史跡などの総合的研究が目的で、これまでにも会員の個別の調査は行っていたが、記録に残す形での本格的な調査は初めて。

忠義の墓のある倉吉市の大岳院、忠義が奉納した棟札のある北条八幡宮、里見屋敷跡などで遺品や文書などの調査、忠義の没した同市関金町で聞き取り調査などを行った。

このうち、大岳院では忠義から出された文書のなかで、今まで「写し」でしか知られていなかった文書の「原本」が発見され、滝川さんは「これは大変大きい成果といえる」という。

移封当初の里見忠義が、どういう立場であったかの再検討をせまる史料も見つかったという。

また調査活動期間中には、同市で特別講演「里見忠義終焉の地を訪ねて」も行われ、川名名誉教授が史実としての里見氏と「八犬伝」との違いなどを語った。

愛沢さんは「今回の学術調査を機に、館山市と倉吉市の歴史、文化を活かした市民交流をさらに深めていきたい」と話している。

 

WEB記事は、こちら

【房日】071212*鳥取で里見氏調査会

●大学教授ら「里見氏調査会」立ち上げ
…14日から鳥取で学術調査

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戦国武将里見氏の調査を行なっている研究者が「里見氏調査会」を立ち上げた。12月14日から里見氏終焉の地となった鳥取県倉吉市で、学術調査を実施する。現地の行政や、団体の協力を得て、江戸初期に改易され、現在の鳥取県倉吉市に移封された里見氏最後の当主、忠義を中心に調査を行なうことにしており、「調査は双方の交流推進に大きな意義がある」としている。

メンバーは、千葉経済大学名誉教授で代表の川名登氏、千葉大学教授で千葉県史中世史部会長を務める佐藤博信氏、東京大学史料編纂所国内研究員で千葉県史専門の滝川恒昭氏、法政大学非常勤講師の和気俊行氏、それにNPO南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム理事長の愛沢伸雄氏の5人。一行は14日に発ち、16日まで現地の博物館、ゆかりの寺院、史跡などを調査。この間、倉吉市内で講演も予定されている。

忠義は、江戸初期に伯耆国(鳥取県)に移封され、およそ8年後に亡くなったとされる。これまでは、個々の調査が行われるなどして、房州では忠義に関する通説はあったが、総合的な調査が行われておらず未解明の部分もあるという。倉吉でも、里見に関する研究者がいないため、里見に関する文献が少ないのが実情。今回初めて実施する調査では、現地の関係者の案内で調査地を訪問し、結果を報告書にまとめることにしている。

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「伯耆倉吉里見忠義関係史料調査報告書」はこちら。

071118地震や津波についてしらべてみよう!

たてやま・まちなか探検隊

地震や津波についてしらべてみよう!

(自然体験活動〜トム・ソーヤースクール企画)

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■日時=2007年11月18日(日)

■会場=館山市立富崎小学校

(千葉県「学校と地域の防災教育モデル事業」指定校)

第一部=元禄・関東大震災と富崎(写真スライド&講話)

・講師=天野努先生

第二部=地震と津波の傷跡をたずねる(まちなか発見ウォーク)

■参加費=無料

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【元禄大地震】

1703(元禄16)年11月23日(新暦では12月31日)午前2時頃、関東地方南部に大地震と大津波が起こりました。安房地方では地面が隆起して、北条地区の海岸は400mも遠くへ伸びたり、西岬地区では海岸の崖が5mも高くなったりして、地形が変わってしまうほどでした。平砂浦では砂浜が広がり、山の上まで吹き上がる、砂との闘いが始まることになったのです。津波の被害も大きく、富崎地区の相浜では86人が犠牲になりました。流された家は67軒、船は76隻が流されました。相浜の蓮壽院にはその時の犠牲者のための供養塔が建てられています。

【関東大震災】

1923(大正12)年9月1日午前11時58分、関東地方にふたたび大地震が起こりました。町の中はとても大きな被害で、ほとんどの家はつぶれ、大勢の人がけがをしたり亡くなりました。この時も津波が起こりました。洲崎方向からやってきて巴川を逆流し、犬石の巴橋を勢いよく越えていったそうです。富崎地区では津波で70軒の家が流されました。漁船も119隻が流されたり、壊れたりしました。しかし、元禄大地震の時の被害の教訓から、海水が引いた後に津波が来る事を予測できたので、みんなが高台に逃げたおかげで、津波の犠牲になった1人のみでした。

071117雇用労千葉支部成田校分会*藤武秀司さま

先日開催いたしました当組合支部の反戦・平和学習会では、

お忙しい中、私どものために貴重なお時間を割いていただき

大変ありがとうございました。

幸運にも参加できた組合員は非常に有意義な学習会であったと満足しておりました。

また参加できなかった組合員の中にも是非とも次回は参加したいと申す者までおりました。

何れに致しましても今後も引き続きこのような活動を実施する予定ですので、

その折にはよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、バスに同行していただきましたガイドの方

(お名前がわからず申し訳ありません)にも何卒よろしくお伝えくださいますよう、

重ね重ねお願いいたします。

以上、まずは取り急ぎ御礼まで。

NPOだより№18〜2007.11.4

里見ガイドによる「八犬伝ロマン紀行」モニターツアー

富崎のまちなか探検隊〜地震や津波の痕跡を歩いてみよう

知恵袋講座

・第5回 平本紀久雄さん「イワシ漁業の歩みと文化」

エコウォーク百選〜平砂浦海岸欲物語

ウミホタル合唱団・安房


報告=映画『赤い鯨と白い蛇』上映会&監督講演会に2,000人が参加!

071103千葉高等学校教員組合船橋支部(書記長)*小鳥吉夫さま

おかげさまで充実した時間が送れました。はじめて聞くことと見るもので大変興味深かったです。また、単なる戦争遺跡の紹介保存だけでなく、館山の街おこしや市民交流も伺えて、NPO活動の実際も知ることができました。午後から「赤山地下壕」と「かにた婦人の村」は、お二人のガイドの絶妙なコンビネーションで、無理な予定にもかかわらず、テンポよく案内していただけました。誠にありがとうございました。

いままで、館山の日帰りは船橋からはハードになるので、実行したことがありません。高速道については議論のあるところでしょうが、今回は利用させていただきました。まだ47カ所中2カ所しか案内されていないそうです。またの機会によろしくお願いいたします。帰りは予想通りラッシュで5時までつけませんでしたが、皆様納得していました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

11/15~28里見ガイド・モニターツアー

里見ガイドとめぐる南総里見八犬伝ロマン紀行

〜館山市観光まちづくり研修会・モニターツアー〜

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安房国を治めた実在の戦国大名里見氏をモデルに、曲亭馬琴が28年の歳月をかけて書き上げた日本最長の小説『南総里見八犬伝』。馬琴は生涯一度も安房を訪れなかったというが、なぜか不思議なほど、物語の舞台と思われるゆかりの場所が安房には多い。南房総市には伏姫籠穴や犬掛の里があり、館山城跡には全国唯一の八犬伝博物館(館山市立博物館分館)もある。世界に誇る『八犬伝』のふるさと・安房の魅力を再発見してみよう。

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【日時】

①2007年11月15日(木)

②2007年11月21日(水)

③2007年11月28日(水)

【集合】10:15館山市体験交流センター(JR館山駅西口)

【行程】

10:30 JR館山駅西口 → 城山公園・八犬伝博物館

→ 道の駅・鄙の里 (※ 自由昼食・弁当持参も可)

→ 犬掛の里 → 伏姫籠穴 → JR館山駅西口 16:30

※ 健脚コースですので、歩きやすい服装でご参加ください。

【参加費】100円(保険料・マップ代)

【主催】館山市観光プロモーション協議会

【共催】NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム

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【八犬伝のあらすじ】

結城の戦いに敗れた里見義実(よしざね)は安房へ落ちのびました。やがて滝田城の城主になりましたが、隣国の館山城主安西景連(かげつら)の攻撃にあっていました。窮地におちいった義実は愛犬八房(やつふさ)に「景連の首をとってきたら娘伏姫(ふせひめ)を嫁にやろう」と戯れの約束をします。八房の働きによって勝利すると、約束どおり、伏姫と八房は富山(とやま)の洞穴にこもって暮らし始めました。

数年後、姫の許婚であった金碗大輔(かなまりだいすけ)が姫を取り戻すために富山へやってきて、八房を撃ち殺しますが、伏姫にも傷を負わせてしまします。八房の気を受けて懐妊していた伏姫は、身の潔白を証明するため、大輔と父義実の目前で自害しました。そのとき、伏姫が幼いころ役行者(えんのきょうじゃ)からお守りとして授かっていた護身の数珠から、8つの輝く珠が天空に飛び散りました。

大輔は出家してゝ大法師(ちゅだいほうし)と名乗り、8つの霊玉を捜し求める旅に出ます。そして、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の珠をもつ8人の若者と出会います。8人は八犬士として安房へ集結して活躍し、里見家の危機を救うという物語です。