先日はたいへんお世話になりました。たいへん充実した見学会ができ、皆感激でした。
すぐにお礼をしなければと思っていたのですが、
なかなか感想をHP上にUPできず、遅くなってしまいました。
学生が、感想をUPしましたので、のぞいていただければ幸いです。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/tsu-bousou/houmon/houmon.htm
毎年というわけにはいきませんが、メンバーの入れ替わりを考えると、
3年ごとぐらいには出かけていきたいと思います。
その節は又相談をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
なお、「房総の文化」の授業に関しては、後期が始まる頃に連絡を致したいと思います。
こちらもよろしくお願いいたします。
【日時】2008年6月24日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】下妻八重子さん(NPO会員)
【テーマ】女性の目から見た戦時下の館山(洲ノ埼海軍航空隊理事生として)
*館山見学会の感想*
●今回の見学では、戦跡や四面石塔などの具体的な内容だけではなく、「学ぶ」という本質を学んだ。自分の興味のあること意外の内容でも、新たな発見ができるように視野を広くしていきたいと思った。
●見学会では様々な事を学んだと思います。安房博物館で食べた昼食は海を見ながらだったので、普段食べている昼食よりも格別においしかったです(写真)。今回学んだ事を、これからの学習につなげられるようにしたいと思います。
●今日の見学会は初めて参加したものでしたが、学ぶものが多くありました。安房はアワビの水揚げ量が日本屈指なもので、千葉はピーナッツだけではないと思いました。
●今回の見学会は、非常に充実していました。そうして勉強になりました。戦争とそう渫は、皆知っているのに、その非しさや犠牲になった人々の悲しみは、僕達には分からない事であり、体験した方々にしか分かりません。その傷跡を本日、真の今さりにし、唯々、衝撃、そして悲しみが一気に押し寄せました。
●授業、事前学習等で戦争遺跡の話は聞いていたが、相変わらず千葉にイメージが結びつかなかった。しかし今回の文字通り貴重な体験によって史実の一片を知れた。四面石塔は驚く程適当に置いてあるように見え、「地元の人にとっては普通の物」という印象を受けた。
●今回の見学会では思っていたよりも多くのことを学んだ。例えば、慰安婦の事はなんとなくは知っていたが、今日さらに詳しく知る事ができてとても勉強になった。
●今日館山に行って、いろんな場所を見てたくさん話を聞いてとても勉強になりました。こんな身近な所で今日聞いたような辛い歴史があったことを知ってとても驚いて、もっといろんな事を知りたいなと思いました。
●のしにアワビとか海軍は左から書くとかおもしろい話がいっぱいあっておもしろかった。辛い歴史があることを知らなかったことが悲しかった。
●初めて見学会に参加して、普段自分が行かないようなところを見ることができたので、とてもよい経験ができました。房総についてはあまりくわしくは知らないので、これからも色々知っていきたいです。
●初めての見学会で、様々な事に刺激を受けたと思います。捕鯨や戦跡、千葉にもたくさんの伝統があって、しかしそれは生活の上で忘れられたり、隠されようとしていたり。知りたいと思う事と知ってほしいと声をあげることの大事さを学び始めた気がします。
●初めての見学会は、いろんな事が勉強になりました。大巌院四面石塔には四つの国の言葉で「南無阿弥陀仏」と書いてあること(写真)、「アマさん」には男性と女性両方いること、ウミホタルには悲しい過去があったこと等がわかりました。これからももっと知っていきたいです。
●今回のプロジェクト見学会は非常に楽しむことができました。特に、最後の四面石塔は感動しました。四面石塔はどんな想いで創られたのでしょうか。僕は、色んな本を読んだので、四面石塔には何かの暗号文があると思っています。いや、あってほしい。
●今日、見学会で館山に行って、すごく勉強になりました。館山は何回も来ているけど、今日また新たな館山を垣間見られてよかったです。特にかにた婦人の村の教会に行った時に自分の知らなかった世界を知ることができました。
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◎市民が主役の生涯学習まちづくり
〜法人名改称と「まちづくりシンポジウム」のお誘い
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・授業づくりから地域づくりへ
・地域まるごと博物館
・市民が主役の生涯学習まちづくり
NPO事業報告会
まちづくりシンポジウム〜輝け館山!市民が主役のまちづくり
映画『母べえ』上映会
知恵袋講座
・第12回 橋本芳久さん「私の体験的平和・文化論〜なぜ平和のための美術展を立ち上げたのか」
・第13回 下妻八重子さん「女性の目から見た戦時下の館山」
ウミホタル合唱団・安房
報告=第1回コスプレ大会
館山湾はその美しさから鏡ケ浦とも呼ばれています。その鏡は青空や夕日だけでなく、時代ごとの風景や歴史の光と影を映してきました。実は館山は東京湾の入口にあるという位置から様々な戦争遺跡が残っています。あふれる太陽と緑の街という印象で知られた館山はややもするとそうした戦争遺跡は表に出ることはありませんでした。その遺跡の調査を進める愛沢伸雄さんは、館山を学びの町にしようと活動を続けています。遺跡の調査もさることながらガイドとしての工夫もいろいろあります。たとえば事務局長池田恵美子さんは中高生に関心を持ってもらおうと南総里見八犬伝の地元らしいコスプレ作戦を発案しました。ほかにも主婦のグループが訪れる時には主婦のガイド、先生のグループが訪れる時には元先生のガイドをつけることで、すっと話に入っていけるようにしているそうです。戦争遺跡など様々な遺跡、史跡を生かす戦略がいま館山では練られているのです。
ふるさとメッセージには館山をドラマや映画の舞台にしようというフィルムコミッションの話題、そしてウミホタル観察会の話題が登場しました。
房総半島は海もよければ、遺跡史跡も良いのです。
**実況中継の模様はこちら。
【日時】2008年5月27日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】橋本芳久さん(NPO会員)
【テーマ】私の体験的平和・文化論
.〜何故を立ち上げたのか
◎エコの潮流〜エコウォーク
…埋もれた名所発掘も
(青木繁≪海の幸≫ウォーキング)
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案内されて細い路地に足を踏み入れると、新緑に包まれるように立つ古民家が見えてきた。1904年、画家の青木繁が滞在し、代表作「海の幸」を描き上げた小谷家。家主の栄さん(84)によると「地元でも長く忘れられていた逸話だった」という。
青木繁「海の幸」1904年(福岡県久留米市・石橋財団石橋美術館蔵)
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「エコウォーク百選」にも選ばれた、館山市の富崎地区の漁村を巡る4・5キロ・メートルの散策コース。さりげない風景が続くが、「ガイドが付けばどこでも名所になります」と、NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム事務局長の池田恵美子さん(47)は足を止めた。
家主の小谷さん(右)と談笑するガイド役の池田さん。地域の人とのふれあいも「エコウォーク」の魅力の一つだ ただ健康のために歩くのではなく、地域の自然や文化を学びイベント収入の一部を寄付することで、その保護に貢献しようという「エコウォーク」。館山市では、産官民連携による「たてやまエコツーリズム協議会」が市町村単位では国内最多の8コースを整備し、普及に努めている。
PR不足からか、これまでの参加者は決して多くはない。それでも、平日・閑散期対策としてホテル関係者の期待は大きい。「埋もれていたものを見つけ、磨きをかけるんです」と池田さん。地元住民には思いも寄らなかった場所を観光資源にしようという取り組みとしても、注目されている。
【メモ】館山市内にはほかにも、戦国大名・里見氏ゆかりの史跡、白砂青松の平砂浦海岸などを歩く「エコウォーク百選」認定コースがある。6月中旬〜7月上旬にイベントを開催予定。問い合わせは、たてやまエコツーリズム協議会(0470・28・2211)。
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“エコ”“体験型”をうたい文句にした「エコツーリズム」が注目を集めている。背景には、環境への関心の高まり、旅行者が自然に及ぼす悪影響への反省があるとされる。この大型連休中、各地で企画されたイベントを追いながら、県内のエコツーリズム事情を探る。(田中誠)
※読売新聞サイトはこちら。
先日の「八犬伝ロマン紀行ハイキング」の企画運営ご苦労様でした。
楽しかったです。4月18日〜21日まで館山市をベースにサイクリングしながら南総を廻る計画を立てていました。
しかし、あいにく18,19日の天気予報があまり良くありませんでした。
そのときネットで「八犬伝ロマン紀行ハイキング」のことを知り、早速ネット上で申し込みをしました。
あわせて、はるか昔少年時代に読んだ「南総里見八犬伝」の抄訳版を読み直し
八犬伝ロマン紀行に胸躍らせて参加しました。
思えば、馬琴は安房の地を訪ねたことがないと読んだことがありますが、
あのおどろおどろしたフィクションの世界と重なるところを訪ねるのではと錯覚しながら参加しましたが、
スタッフの皆さんはしっかり史実を抑えて、安房の歴史を案内してくださいました。
赤山地下壕、掩体壕、沼サンゴ礁は、ハイキング行程の中で
館山の初夏の田園風景と重なって思い出になりました。
慈恩院、八遺臣の供養塔でなにやら八犬伝めき、城山の八犬伝博物館は堪能しました。
翌日は、千倉〜館山〜富浦を快適に自転車で走りました。
南総の海ひた走る古希の春
町づくり、地方の活性化に苦労されているところが多い中で、
池田さんたちの地道な努力に大変感銘を受けました。
本当にありがとうございました。
勝山市や鯖江市などとつながりがあるとのことですが、
機会があれば今回のハイキングのこと話したいと思います。
私は一昨年仁愛女子短期大学の教師をやめ、現在非常勤講師として週一回英語を教えています。
学生たちにはPower Pointを用いて英文で福井県の我が郷土を紹介する授業などもやっています。
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