<2025年 戦後80年>
「花作りは国賊」もう二度と
安房で禁止にあらがった祖母の思い継ぐ
南房総の生産農家・川名さん
(東京新聞 2025.6.12)-400x251.jpg)
花を作る者は国賊だ-。先の戦争中、農地作付け統制で花の生産は禁じられるに至った。花をめでることもままならない時代を繰り返してよいはずもない。戦後80年。当時も花を守り、守ろうとした人たちの思いを知りたくて、産地の安房(千葉県南部)を訪ねた。(山本哲正)
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映画「世界一の夕陽と生きる」
試写会開催 定員300×3回すべて満席
(房日新聞 2025.6.10.付)
館山市南部の富崎地区を主な舞台にしたドキュメンタリー映画「世界一の夕陽(ゆうひ)と生きる」の試写会が8日、同市の県南総文化ホール小ホールであった。3回設けたいずれの上映回とも、定員300が満席になる盛況ぶり。監督の金髙謙二さん(69)は「多くの人に評価していただき、感激した。全国各地で上映できるよう努力したい」と話していた。 続きを読む »»
インターネットラジオに2回出演させていただき、「館山まるごと博物館」活動についてお話しました。ジャンル別の週間ランキング1位と3位になったようです。以下のリンクを開き、「番組を聴く」をクリックするとそれぞれ視聴できます。
【美遊空間】
・ちよ媛の、あなたのそばに・・・居させてください
(第1457・1458回収録)
・山本なぎさの『悠久の詩・遙かなる旅 』
(Series.51・52)
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・活動のきっかけ
・建立400年のハングル『四面石塔』
・青木繁『海の幸』記念館とブロンズ『刻画・海の幸』
・館山ゆかりの国際画家・寺崎武男「平和の祈り展」
・館山の戦争遺跡
・赤山地下壕跡
・本土唯一の「直接軍政」
・戦後80年の取り組み
・映画『赤い鯨と白い蛇』
<2025年 戦後80年>
「寺崎を知り、作品見て 平和考えて」
「館山に敵入る」城の絵に一筆
“渚の駅”たてやまで企画展
(東京新聞 2025.5.28.付)@-279x400.jpg)
千葉県館山市ゆかりの画家・寺崎武男(1883~1967年)が45(昭和20)年9月1日に描き上げた城の絵に、小さく「館山に敵入る」と書かれている。直前の同年8月30日には、米占領軍の先遣隊が館山に上陸していた。作品を所蔵するNPO法人安房文化遺産フォーラムは、この書き込みに注目。“渚(なぎさ)の駅”たてやま(同市館山)で開かれている戦後80年企画展の目玉にした。(山本哲正) 続きを読む »»
<連載:旅する・見つける>
平和問う「首都防衛最前線」
千葉 館山・南房総の戦跡
被害と加害の歴史、思いはせ
(毎日新聞 2025.5.21.付)-400x379.jpg)
館山市、南房総市周辺は海に面した温暖な気候から海水浴やマリンスポーツが盛んなイメージがある。一方で、戦時中は首都防衛の最前線となり、要塞や地下壕などの跡が市内に点在している。いまなお残る大戦の遺構をたどり、戦後80年に思いをはせた。
【上東麻子】 続きを読む »»
戦後80年企画「寺崎武男・平和の祈り展」
館山市の渚の駅で17日から
(房日新聞 2025.5.16.付)-400x344.jpg)
戦後80年企画として「寺崎武男・平和の祈り展」(NPO法人安房文化遺産フォーラム主催)が、17日から館山市の渚の駅たてやまで始まる。平和を願った館山市ゆかりの画家・寺崎武男(1883~1967)の作品とともに、館山の戦争遺跡などを紹介する。6月10日まで。
寺崎武男は、1907年にイタリアに渡り、伝統的な西洋美術の技法を研究し、日本に紹介した近代絵画の先駆者。大正期から館山市に別荘を持ち、後に定住した。同NPOによると、寺崎はヨーロッパで第一次世界大戦を経験し、その後暮らした館山では自宅近くに館山海軍航空隊が開かれた。そうした背景もあり、平和を願いながら祈りの作品や宗教画を数多く描き残したという。
今回の展示は、そうした寺崎の平和への思いを感じ取ってもらおうと戦後80年に合わせて企画。寺崎の房総開拓神話の作品や宗教画など約20点と、赤山地下壕(ごう)跡などの館山の戦争遺跡や資料をパネルで紹介する。
展示される作品の一つ「天守閣(城)桃山時代」は、城を描いた作品だが、右下隅に小さく「館山に敵入る昭和20年9月1日」と書かれている。同NPOでは「その2日前の8月30日には、アメリカ占領軍の先遣隊116人が『館空』へ上陸している。物々しい状況を目の当たりにし、画家として何かを描かずにいられない衝動があったのかもしれない」と推測。
作品には城の堀を越えて城内に侵入するたいまつの集団も描かれており、「目撃した占領軍を写実として描くわけにいかず、空想画のように描いたのでしょうか」と思いを巡らす。その他会場には、同NPOの所蔵だが現在東京・目黒区美術展に貸し出し中の寺崎の大作「平和来たる春の女神」「天照皇大神永遠の平和」の複製なども並べられている。
5月18日と6月1日の午後1時半からは、同NPOの池田恵美子共同代表によるギャラリートークもあり、多くの来場を呼び掛けている。問い合わせは、NPO法人安房文化遺産フォーラム(0470・22・8271)へ。
館山市富崎地区が舞台の映画完成
「世界一の夕陽と生きる」
6月に無料試写会
(房日新聞 2025.5.16.付)
館山市南部の富崎地区を中心に撮影が進められてきたドキュメンタリー映画「世界一の夕陽(ゆうひ)と生きる」が完成した。6月に同市内で安房地域の住民向けに無料の試写会が開催される。金髙謙二監督(69)は「いろいろな人に支えられ、この地に生きる人の姿を生き生きと描く映画にできた。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。
映画は、少子高齢化や過疎などの問題に日本の地域社会が共通して直面する中、富崎地区の人々の姿を通し、地域の「これから」を考えるきっかけにしてもらいたい、との思いから、金髙さんが企画した。
2024年初めに撮影を開始。プロデューサーの妻ひろみさんと2人で、自宅や事務所がある東京から頻繁に足を運び、19年の房総半島台風の被害から家業の立て直しに力を合わせて取り組む家族、東京から移住し、妻の病気を乗り越えてカフェを営む夫婦と周りの人々が絆を深める様子、事業に失敗して裸一貫、富崎地区にやってきて漁師になり、たくましく根を張って生きる高齢男性の姿、富崎地区が学区の市立房南小学校の児童らが地域を学ぶ様子など、18組の人や家族が描かれる。
取材で知り合ったり、出演者からの紹介で親しくなったりして撮影中に人の輪が広がり、出演につながった人もいる。こうした懸命に富崎で生きる人々の姿の合間に、満開の桜や内房の海越しに見える富士山、豊かな緑が広がる森など、ドローンも駆使して撮った富崎の美しい自然の光景が盛り込まれている。
特にタイトルにした夕日の光景では、南房総市在住のカメラマンで、南房総エリアで夕日を撮り続けている小出一彦さんの作品をふんだんに織り込んだ。
音楽を担当した小松真理さんは、金髙さんの20年来の仕事仲間で、金髙さんのこれまでの作品でも音楽を数多く手がけてきた。「今回もオリジナルの楽曲で、映画をより魅力的にしてくれた」(金髙さん)という。
金髙さんは、こうした撮影や編集作業の合間に、取材のこぼれ話や撮影の舞台裏などを昨年8月から月に数回ずつ、房日新聞のコラムで紹介してきた。
金髙さんは「地域が衰退していくことは、もしかしたら避けられないのかもしれない。だけど、映画で描いた人たちの姿は、見た人にきっと生きる勇気やヒントを与えてくれると思う。こんなすてきな地域が、実はまだまだ日本のあちらこちらにあることを感じてほしい」と言う。
(斎藤大宙)
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試写会の日程、会場、上映開始時間は次のとおり。いずれの会場とも、各回先着順の自由席で上映開始30分前に整理券を配布、定員になり次第締め切り。上映時間は105分。
6月8日=県南総文化ホール小ホール
(1)午前10時半(2)午後2時半(3)午後5時半(各回定員300人)
6月28日=房南小学校体育館
(1)午前10時半(2)午後2時(各回定員200人)
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映画のホームページ=https://www.sekaiichinoyuuhi.com/
映画の予告編=https://youtu.be/5i9M21rgWt8?si=Q4q6XanpBJ3l8FgS
市部瀬の惨劇から80年
献花式で40人が鎮魂の祈り
平和願いコンサートも 鋸南
(房日新聞 2025.5.10.付)-277x400.jpg)
終戦間際、鋸南町下佐久間で米軍機が列車を機銃掃射し、13人が死亡、46人が負傷した「市部瀬の惨劇」。犠牲者を慰霊し、歴史を後世に伝えようと、「明日の鋸南町を考える会」が8日、現場に建てられた恒久平和祈念の碑で、恒例の献花式を行い、参列した約40人が花と鎮魂の祈りをささげた。終戦80年の節目である今年は、道の駅「保田小学校」も協力し、同所でプロピアニストによる無料コンサートもあり、聴衆約40人が美しい調べに聴き入り、平和への思いを深めた。 続きを読む »»
インターネットの「ホンマルラジオ」で紹介されました。
https://honmaru-radio.com/biyuukuukan_mainichi20250508nagisa/
インターネットラジオに出演させていただき、「館山まるごと博物館」活動についてお話しました。
今回は、活動のきっかけ、ハングル四面石塔、館山ゆかりの画家(青木繁・寺崎武男)などをご紹介しました。
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ジャンル別の週間ランキング1位になったようです。ご視聴ありがとうございました。
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<語り継ぐ慰安婦 二つの碑が立つ安房から>(下)
支援続く「かにた婦人の村」 やまぬ性暴力 女性の受難 今も
(東京新聞 千葉版 2025年5月7日)
「ぼくは彼女の生徒にすぎない。泥沼から立ち上がった人間の持つ英知をさずけてくれる」-。1人の牧師は、元慰安婦の故・城田すず子さん(仮名、1921~93年)に促されて86年、館山市に「噫(ああ)従軍慰安婦」の碑を建てた。困難に直面する女性たちの居場所づくりに生涯取り組んだ、深津文雄牧師(09~2000年)だ。 続きを読む »»