知恵袋講座

140727青木繁《海の幸》フォーラム2014

青木繁「海の幸」フォーラム

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日時:平成26年7月27日(日)13:30〜16:00
参加費無料(資料代300円)

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◆基調講演

・森山秀子(石橋財団石橋美術館)

「青木繁を通してみる文学と美術の交流」

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◆パネルディスカッション

「明治の漁村・富崎から《海の幸》誕生を探る」

・小谷福哲(小谷家当主)

・吉武研司(NPO法人青木繁「海の幸」会理事

・島田吉廣(労働大臣認定カラースキャナー1級技能士)

・愛沢伸雄(NPO法人安房文化遺産フォーラム代表)

・池田恵美子(NPO法人安房文化遺産フォーラム事務局長)

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【主催】

・NPO安房文化遺産フォーラム

・青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会

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*文化庁:文化遺産を活かした地域活性化事業



【関連事業】

青木繁「海の幸」オマージュ展

小谷家住宅の公開見学日

【65】140527町田珠実さん*娘が語る元落下傘兵の版画家・秋山巌
語り手=町田珠実さん
テーマ「娘が語る元落下傘兵の版画家・秋山巌」

日時=2014年5月27日(火)13:30〜

参加費=200円(茶菓子・資料代)


山頭火やフクロウの版画家として知られる秋山巌画伯は、海軍初の落下傘部隊員として1941(昭和16)年9〜12月に館山海軍航空隊で降下訓練を受け、12月に台湾を経て、翌年2月にティモール島クーパン奇襲攻撃に参加。’43年には館山海軍砲術学校で陸戦訓練を受けて南洋に赴き、サイパンで終戦を迎える。従軍中も得意の絵を描いて注目され、戦後は太平洋美術学校で坂本繁二郎に師事、後に棟方志功の門下生となり、棟方を見出した柳宗悦や河井寛次郎らの薫陶も得ている。墨絵の印象に近い作風が高く評価され、イギリス大英博物館にも所蔵されている。長女の町田さんから話を伺う。

140301~03*小谷家のひな祭り

青木繁「海の幸」誕生の家

小谷家住宅のひな祭り

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漁村の築130年の和風建築は、明治37(1904)年夏に画家・青木繁が滞在し、重要文化財の名画『海の幸』が描かれた家として知られる館山市指定文化財です。

青木繁を敬慕する全国の画家たちによって保存運動が進められており、一般公開に向けてまもなく修復着工の予定です。江戸期のものと思われるお雛様も見つかりましたので、期間中特別公開しまています。どうぞお越しください。

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【日時】2014年3月1日(金)〜3日(月) 10:30〜15:30

【アクセス】JRバス安房自然村バス停から徒歩3分

140215*福原有信を語るつどい

ふるさと館山松岡の偉人・福原有信を語るつどい

【福原有信・没後90年記念事業】

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福原有信は、1848(嘉永元)年に安房神社に近い松岡村(館山市)に漢方医の孫として生まれる。17歳で医学を志して上京、西洋医学を学び、医薬分業を提唱。1872(明治5)年23歳で日本初の洋風調剤薬局「資生堂」を銀座に開業。長女の嫁いだ館山病院の支援をはじめ、帝国生命保険や安房銀行(後の千葉銀行)を設立に関わり、日本と安房の近代化に大きな貢献を果たす。松岡八幡神社の鳥居には、明治44年に寄進した福原有信の名前が刻まれている。

2014年2月15日(土)

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【見学会】

10:30〜11:30安房支援学校前集合

松岡八幡神社=福原家跡=小塚大師(福原之墓)

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【シンポジウム】

13:30〜16:30 南総文化ホール小ホール

講演会

・佐藤朝美氏(資生堂企業資料館)

座談会

・福原勇

・早川萬専

・早川政義

・吉田茂徳

・天野努

・愛沢伸雄

・池田恵美子

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【主催】

福原有信を語り継ぐ会、松岡区、NPO法人安房文化遺産フォーラム

【後援】

館山市・同教委、神戸地区コミュニティ委員会、神戸区長会

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【関連行事】

・2月16日(日)=ヘリテージ見学会〜椿の館・小原家庭園

・2月16日(日)=シンポジウム「館山まるごと博物館」

・3月1〜3日(土日月)=ヘリテージ見学会〜青木繁ゆかりの小谷家住宅

140216*シンポジウム館山まるごと博物館

シンポジウム館山まるごと博物館

〜文化遺産を保存・活用するまちづくり〜

案内チラシPDF


【日程】2014年2月16日(日)13:30〜16:00
【会場】たてやま夕日海岸ホテル

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【基調講演】

・大原 一興 (横浜国立大学大学院教授)

「文化遺産を活かしたエコミュージアムのまちづくり」

【パネルディスカッション】

・林 浩二(千葉県立中央博物館学芸員)

・チョン・イルジ(神奈川大学助手)

・杉江 敬 (館山市教育委員会生涯学習課文化財係長)

・愛沢 伸雄(NPO法人安房文化遺産フォーラム代表)

・コーディネーター:池田 恵美子(同事務局長)

 

世界遺産(ワールドヘリテージ)をめぐる旅が人気となり、地域の自然遺産や文化遺産が見直されています。特に、1971年にフランスで提唱された「エコミュージアム」という考え方は、地域全体の魅力的な自然遺産や文化遺産を「まるごと博物館」と見立てて、市民による生涯学習まちづくりの手法として全国に広がっています。

なかでも、20年にわたり文化財保存運動を展開してきた「館山まるごと博物館」の取り組みは、実践的なモデル事例として各方面から注目されています。房総半島南部の地域像を見つめ直してみると、海を通じて先人たちが培った〝平和・交流・共生〟の精神が見えてきます。「館山まるごと博物館」ではこれをまちづくりの理念として、文化遺産の保存・活用を呼びかけてきました。この活動は、地域住民の誇りと絆を育むとともに、共通の歴史をもつ地域間の連携として、広域「まるごと博物館」のまちづくり交流に発展しています。

少子高齢化がすすむ地域社会において、「館山まるごと博物館」の取り組みは何をもたらし、どんな未来を創造することができるのでしょうか。広く世界を見てきたエコミュージアムの研究者や博物館の学芸員の話を伺いながら、その可能性と課題を探り、ともに話し合いましょう。

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【関連行事】

・2月15日(土)=ふるさと館山松岡の偉人・福原有信を語る会

・2月16日(日)=ヘリテージ見学会〜椿の館・小原家庭園

・3月1〜3日(土日月)=ヘリテージ見学会〜青木繁ゆかりの小谷家住宅

【参考】

房日新聞記事2014.3.4

~高評価得た館山の実践~地域まるごと博物館シンポで

ヘリテージ見学会(小原家&小谷家)
館山のヘリテージ見学会〜歴史建物をまちづくりに活かそう!

椿の館・小原家庭園


【日時】2014年2月16日(日)10:00〜11:30

【集合】10時:観音寺前(館山市南条)〜徒歩5分

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築160年の和風建築で、離れは映画『赤い鯨と白い蛇』のロケに使われました。三代前の当主・小原金治(1859~1939)は、明治期に県議や衆議院議員を務め、安房銀行(千葉銀行の前身)や房総遠洋漁業株式会社の設立に関わり、安房の近代化に重要な役割を果たしました。その孫・小原謹治(1910~1999)は、館山市花となったツバキを700種類育てた研究者として世界に知られ、作付した新種は10種類あり、「布良」「相の浜」「山王」「ケー・オハラ」などと名づけられています。

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青木繁《海の幸》誕生の家〜小谷家住宅のひな祭り

【日時】2014年3月1日〜3日(土日月)10:30〜15:30

【場所】小谷家住宅

【アクセス】JRバス「安房自然村」停留所から徒歩3分

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青木繁《海の幸》誕生の家・小谷家住宅は、画壇の聖地と呼ばれる布良の、築130年の和風建築(館山市指定文化財)です。全国の画家によって保存運動が進められており、まもなく修復工事が始まる予定です。桃の節句の見学会として、おひな様を飾って特別公開します。



【関連事業】

・2月15日(土)=ふるさと館山松岡の偉人・福原有信を語る会

・2月16日(日)=シンポジウム館山まるごと博物館

【64】130625成田均さん*イルカから学んだホモ・デルフィナスという生き方
語り手=成田 均さん
テーマ「イルカから学んだホモデルフィナス」

日時=2013年6月25日(火)13:30〜

参加費=200円(茶菓子・資料代)


かつてブルーオリンピックという魚突き大会の日本代表として世界大会に参加した。人類で最初に水深100mの壁を超えた素潜りチャンピオンだったジャック・マイヨール氏と兄弟のような信頼関係。海に潜り、イルカとともに泳ぐなかから得た、自然と共生する生命本来の生き方を「ホモ・デルフィナス(イルカ人間)」と称したジャックの精神を語り継ぐことをライフワークとしている。

【63】130528橋本芳久さん*沖縄の近現代の歴史から学んだこと
語り手=橋本芳久さん
テーマ「沖縄の近現代の歴史から学んだこと」

日時=2013年5月28日(火)13:30〜

参加費=200円(茶菓子・資料代)


3月11〜13日に沖縄を訪問し、関係者の話を聞きながら基地や戦跡を見学し、沖縄の抱える深い問題を解決していくためには、本土に暮らす我々も一緒に考える席にがあるという思いを深くしました。

【62】130423福田百合さん*旭市いいおか津波復興プロジェクト
語り手=福田百合さん
テーマ「被災地から学ぶ防災教育〜旭市いいおか津波復興プロジェクト」

日時=2013年4月23日(火)13:30〜

参加費=200円(茶菓子・資料代)


東日本大震災で千葉県旭市は津波により甚大な被害を受け、2年が経つ現在も仮設住宅で生活する人びとがいます。旭市いいおか津波復興プロジェクトでは、被災体験を記憶に残し、被災地だからこそ実施可能な防災教育プログラムを提供しています。

【61】130326愛沢香苗さん*沖縄平和ツアーの報告

知恵袋講座61回目

語り手=愛沢香苗さん
テーマ「沖縄平和ツアーの報告」

日時=2013年3月26日(火)13:30〜

参加費=200円(茶菓子・資料代)


NPOフォーラムと年金者組合安房支部の共催で、3月11〜12日に14名が沖縄平和ツアーを実施しました。沖縄陸軍病院南風原壕群第20号/首里第32群司令部壕/チビチリガマ/シムクガマ/掩体壕 などの戦跡を見学しあらためて館山との関わりを学んだことや、普天間基地のオスプレー機や嘉手納基地の戦闘機などを遠望したことを報告します。なお、沖縄国際大学の吉浜忍教授/戦争遺跡保存全国ネットワークの村上有慶代表/読谷村の米軍楚辺通信所(通称:象のオリ)の軍用地貸借契約を拒否した元地主の知花昌一氏/普天間基地から返還を受けた土地に平和祈念の美術館を開館した佐喜眞道夫氏から、重要な沖縄の近現代史を伺い懇親を深めたことなどを語り合いたいと思います。