戦争遺跡と平和学習

映画『医の倫理と戦争』

映画『医の倫理と戦争』公式サイト

現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た“ 知見” を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、「医の倫理」を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した。

NPO法人安房文化遺産フォーラム共同代表の池田恵美子も製作に協力し、赤山地下壕跡を案内している。かにた婦人の村でも撮影がおこなわれた。 続きを読む »»

【房日】250411_ 館山の戦跡学ぶ講演会

館山の戦跡学ぶ講演会

安房地区高校退職教職員の会が19日に開催

(房日新聞 2025.4.11.付)

安房地区高校退職教職員の会の記念講演会が19日午後1時半~2時半、館山市宮城の豊津ホールで開かれる。参加無料で、一般にも来場を呼び掛けている。

当日は、同市のNPO法人安房文化遺産フォーラムの池田恵美子さんを講師に、「館山市の戦争遺跡とまるごと博物館」と題した講演をする。「館山海軍航空隊赤山地下壕(ごう)跡」の一般公開が再開されたことに合わせ、いま一度、地域の歴史を学ぶことが目的という。

申し込み不要。問い合わせは、会長の内藤欽次さん(0470・22・8486)へ。

壕シンポジウム~沖縄陸軍病院南風原壕のこれから

シンポジウム1 > 沖縄陸軍病院南風原壕のこれから

沖縄陸軍病院南風原壕の本格的な調査から30年目の今年、南風原町が実践してきた陸軍病院壕のあゆみを振り返り、他の地域の戦争遺跡の保存事例・活用事例を通して現時点での陸軍病院壕の取り組みを見つめ直します。陸軍病院壕が抱える保存や活用に関する課題を洗い出し、今後目指すべき姿を考えます。

⇒ 公式サイト

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戦跡ガイド講座「世界史から見る館山の役割~赤山地下壕から考える~」

◆戦跡ガイド講座 <会員限定・参加費無料>
世界史から見る館山の役割~赤山地下壕から考える

1月8日(日)13:30~15:30 豊津ホール学習室
講師:愛沢 伸雄 さん

※1/8(日)午前中は、赤山地下壕ガイドサービスを行っています。
 入壕料は各自負担、ガイド料は無料です。


「戦争」の20世紀を繰り返さないと願った21世紀も、残念ながら四半世紀が経っても「戦争」はなくなりません。「やられる前にやってしまう」という戦争の論理(「敵基地攻撃能力」戦略など)に陥ってしまうからではないでしょうか。ハワイ真珠湾奇襲攻撃など最たるものですが、太平洋に開かれた房総半島先端において日本の対米戦争のスタートが切られたといっても過言ではありません。

私は、世界史的にはワシントン軍縮体制のもとで「敵基地攻撃」としての航空戦略構想が生まれ、その後の館山海軍航空隊(館空)成立や「赤山地下壕」の建設につながったと推察しています。今回の講座では、「陸の空母」と呼ばれた「館空」に関わっている「山本五十六」などについても取り上げながら試論の一端を紹介したいと思います。

愛沢 伸雄

*レジュメ ⇒ 230330 「世界史から館空・赤山をみる」(愛沢)

追浜地域運営協議会ツアー来訪

横須賀で第三海堡の保存活用をすすめる、

NPO法人アクションおっぱま昌子住江理事長のご紹介で、

横須賀市の追浜地域運営協議会の皆さんが視察来訪。

追浜行政センターの方3名、追浜自治会長、追浜観光協会長はじめ、

商工関係者やNPOのまちづくり関係者などなど19名。

幸田旅館で、座学と美味しい昼食の後、

赤山地下壕、128高地戦闘指揮所壕、米占領軍上陸地をご案内。

房総半島と三浦半島は、中世の里見水軍と後北条水軍や、

東京湾要塞の拠点同士でもあり、重要な関係の歴史にあふれています。

さらなる、まちづくり交流をすすめていきましょう。

’12安房反核フェスティバル

67年前の原爆の痛みを忘れずに。今年も安房反核フェスティバルが始まります。

*期日=2012年7月14日(土)10~16:30

*会場=館山市コミュニティセンター展示ホール

(館山駅ギャラリーでも関連写真の展示=7月6~19日)

*主催=安房反核フェスティバル実行委員会

【展示】・原爆写真・広島市民が描いた原爆の絵

【ビデオ上映】・吉永小百合さんが語る広島・長崎の被爆体験

【マジックショー】・館山在住の赤岩貴司さん

【すいとん食堂】・戦時中の食べ物

【座談会】・体験談

JTB総合研究所ツアー来訪

10年近く、館山の観光まちづくりに眼をかけ、応援してくださってきた、

JTB総合研究所の中根裕氏がお仲間と来訪。

*原重一さま = 元(財)日本交通公社常務理事

*小久保恵三さま = 流通科学大学サービス産業学部教授

*林清さま = 元(財)日本交通公社常務理事

*羽田耕治さま = 横浜商科大学商学部 貿易・観光学科教授

*梅川智也さま = (財)日本交通公社研究調査部長

今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。

くるめつつじ会の椿様

青木繁の故郷・福岡県久留米市の在京人会「くるめつつじ会」、

久留米市内の高校同窓会連合「東京高牟礼会」の監事である

椿一茶さまとご友人のご夫婦2組が来房されました。

館山の戦争遺跡「赤山地下壕」と、

鳩山荘松庵で、鳩山一郎元総理大臣の銅像や井戸、

孫で久留米市民の鳩山邦夫元大臣の「友愛」書を見学した後、

青木繁が愛した布良をめぐり、小谷家へ。

お泊まりは相浜の森荘さんです。

花の谷の御客様

千倉で緩和ケア医療を実践する花の谷クリニック(伊藤真美院長)の御客様をご案内。

赤山地下壕   ・掩体壕

・婦人保護施設「かにた婦人の村

・ハングル「四面石塔」(大巌院)

サイカチの木(元禄津波で人命を救った木)

大阪のNPO法人障害者の自立を支えるサポートネットワーク事務局長の山上(さんじょう)隆子さん。

もう一人は、被災地の障害児者支援に飛び回りながら花の谷でも活躍している新妻亜有子さん。

うしお会(旧安房水産高校同窓会)の高ノ島清掃

由緒ある旧安房水産高校の同窓会「うしお会」の皆さんが、

親子連れで、高ノ島弁財天周辺を自主清掃された後、

赤山地下壕の見学をガイドさせていただいた。

旧館山高校(商・工専科)と統廃合され、館山総合高校の海洋科となっている。

水産教育の歴史は館山から始まったといっても過言ではなく、

同会有志では、NPO法人うしお海洋クラブを設立し、

先人たちが培った歴史文化を受け継いで、今なお活躍されている。