【房日】260513_元美術教諭が個展
元高校美術教諭の絵画作家、水上順義さん(78)=鴨川市内浦=の個展が、館山市北条のギャラリーヒロイで開かれている。ドリッピングと呼ばれる技法で描かれた抽象画約70点が展示され、来場者の目を引いている。
水上さんは、東京造形大学絵画科を卒業。美術教諭として長狭高、安房南高、安房高などで指導した。教諭の傍ら、主に絵の具を使用して色、形、線、質感などで平面画を表現する世界を追求し、フランス・リヨンでの個展開催、安房ビエンナーレへの参加など、精力的に活動してきた。
ヒロイでの個展は、17年と22年に続き3回目。ドリッピングは、水で溶いた絵の具を、筆や容器からキャンバスなどの下地に垂らして模様や線を描く技法。今回は、「アメリカの現代アートに影響を受けた」という水上さんが、長年追求するドリッピングの作品を並べた。
水上さんの作品は、美術関係者から「アクリル絵の具を使い、繊細に編み上げた模様の中に、空間が浮かび上がってくるような作風」と評されている。
水上さんは「見た人が作品と対話し、それぞれが何か感じ取ってもらえたら」と話している。
17日までで、時間は午前11時~午後5時(最終日は4時)。期間中、毎日午後1時半から水上さんが在廊する。
問い合わせは、ギャラリーヒロイ(0470・24・1665)へ。
(伊丹賢)


-319x400.png)