平久里嶺岡の風力発電を考える会
■「平久里嶺岡の風力発電を考える会」からの緊急告知■
〜ひとりでも多くの方に知らせてください!〜
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●平久里(南房総市)、佐久間(鋸南町)、平塚・大山平塚(鴨川市)の自治体境界線上に大規模商用風力発電所の建設計画があります。
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南房総市(旧富山町平久里地区)井野、荒川、平塚の3ヶ所に、日本最大級(118m)の風力発電所(風車)7基の建設計画があり、事業者による申請手続きがすでに始まっています。建設地は南房総市域ですが、鋸南町佐久間地区、鴨川市平塚、平塚大山地区にも、健康被害をはじめとする生活への影響が考えられます。周辺地区住民総意による行動をもって、建設を止める必要があると我々は考えます。
同じく建設計画のある南房総市千倉町大川区・白間津区(共に反対署名が住民の過半数に到達[7/15])、影響の及ぶ白浜町では、住民による反対署名運動が起こっています。
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●風力発電所建設による生活への影響
1.低周波音(耳に聞こえない高エネルギーの空気振動)による人体への健康被害
(各地で報告が出ています)
2.24時間続くモーター音、風切り音による騒音
3.夜間、航空機用ストロボの点滅
4.斜陽時、室内にも届く、プロペラの太陽光遮断による明滅。
5.1〜4の家畜(酪農・畜産・ペット)への影響。
6.1基分の用地に1,000〜1,500㎡の山林を伐採。大型重機複数台が通行できる作業用林道を広範囲に建設。
7.6の地下水(井戸・農業用水)への影響。枯渇や土泥・有害物質流入の可能性。
(作業林道建設地域全域)
8.土砂滑り(建設隣接地に土砂災害危険地帯多数)。
9.景観の変容。118mの風車による圧迫感。
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●認定されない公害「低周波音被害」
低周波音による健康被害は科学的未解明のため、法整備が進んでいない。被害者は苦しみの中に置き去りにされている。報道でも、いくつかの番組(NHK「おはよう日本」「ほっとイブニング」、テレビ朝日「報道ステーション」ほか)によって報告されています。
※録画DVD有り。また、被害者から直接実情を聞いています。
【被害例】重度の睡眠障害、手足のしびれ、頭部(脳・耳)や胸部(呼吸器)、全身への圧迫感、全身の疲労感、精神の不安定、睡眠時の金縛り・無意識運動など。日本のみならず、世界中で風力発電による低周波被害者が苦死んでいます。
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●建設決定まで時間がありません。
2009年7月中に認可がおり、その後すぐに着工されてしまう可能性があります。(現在の制度上、必ずしも近隣住民の同意が無くても風力発電所建設をすることは可能のようです)。「平久里嶺岡の風力発電を考える会」では、7月末(28〜30日のいずれか)までに集めた署名を携え、代表・加藤登紀子(「国連環境計画」親善大使)によって、開発不許可を求める要望書を森田健作知事に提出する考えです。大変短い期日ですので、時間の限られた署名運動となります。どうか精力的なご協力をお願いいたします。
南房総市長は、千倉の風力発電所建設計画に賛成しない旨の意見書を提出しています。=房日新聞7月14日付掲載記事=..しかし、制度上、市の同意は建設に必ずしも必要無く、予断を許さない状況です。
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※詳細は、同会の公式サイトから。
◎参照=「千倉の風力発電問題を考える会」
※【房日】090714*千倉の風力発電に反対署名…掲載記事はこちら。
※【房日】090722*根耳に水の風力発電…社説「展望台」はこちら。