【房日】230811_平和のための美術展

(房日新聞_2023.8.11付)

「平和のための美術展」
19日から枇杷倶楽部で

地域の芸術家65人が出品 南房総

芸術を通して平和の尊さを訴える「ART FOR THE EARTH 2023~第19回安房・平和のための美術展~」(同実行委員会主催、房日新聞後援)が、19日から27日まで、南房総市の道の駅とみうら枇杷倶楽部を会場に開催される。

同美術展は、これまでの戦争で才能ある多くの芸術家の命が失われたことや、今でも内戦、貧困、飢えに苦しむ国や地域があることから、「世界平和と地球環境保全を願い、自分たちにできることを」と、有志が実行委を組織して平成17年にスタートした。

毎回、地域に住む多くの芸術家が絵画や工芸、彫刻、写真などを出品。チャリティー方式の出品もあり、売り上げの一部をウガンダや地域の団体などに贈り、東日本大震災や令和元年房総半島台風で被災した安房地域の復興支援にも協力している。

今年の出品者は65人。作品搬入日の18日には出品者の交流会を開き、沖縄の基地問題をテーマに、戦争回避を訴えるドキュメンタリー映画を撮り続けている三上智恵監督が制作している「沖縄、再び戦場へ(仮)」のスピンオフ作品が上映される。

問い合わせは、実行委員会の橋本さん(0470-29-1290)へ。出品者は次のとおり。=敬称略

飯島眞澄、飯田真菜美、石井菊男、石井純、石井範子、伊東サラ、伊藤直子、今井香、今井俊、今林光江、岩瀬友子、鵜澤貫秀、大久保敏之、岡安俊夫、小倉博雄、鎌田真由姫、喜多村紀、クリシュナ智子、小出一彦、小林佳奈、近藤健人、坂田仁、坂本一樹、坂本真彩、笹生雄太、重里見、重新之介、Jun、鈴木百合香、関美里、高橋猛、高橋文子、田中曜子、田村洋子、出口惠里子、Tonman、中村幹雄、なっちょろ、白熊勝美、橋本芳久、早川厚子、日髙菊雄、桧山薫、ひやまけいこ、古江睦子、星野夏奈、眞汐美幸、松浦健二、美里歩来、水上順義、宮下昌也、望月純、谷貝順子、谷貝宗平、谷貝七華、山内新、山鹿和英、山川晴子、山口マオ、山口雪香、山田俊弘、行木崇、渡辺佳菜子、渡辺泰徳、直江みちる(故人)