【日時】2008年3月25日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】平本紀久雄さん(NPO会員)
【テーマ】魚の立場で海を見る〜マイワシ研究の自分史
【日時】2008年3月25日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】平本紀久雄さん(NPO会員)
【テーマ】魚の立場で海を見る〜マイワシ研究の自分史
【日時】2008年2月26日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】渡辺隆祥さん(NPO会員)
【テーマ】山歩きのススメ〜房総の山々
【日時】2007年1月22日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】鈴木政和さん(NPO会員)
【テーマ】わたしのライフワーク〜渡米アワビ漁師の地域調査
【日時】2007年11月27日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【日時】2007年10月23日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】愛沢伸雄さん(NPO会員)
【テーマ】「快鷹丸」遭難100年の韓国浦項訪問
【日時】2007年9月25日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】利渉義宣さん(NPO会員)
【テーマ】房州に伝わる「お舟唄」
【日時】2007年8月28日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】吉田昌男さん(NPO会員)
【テーマ】世界の海をめぐった元マグロ船機関長の話
【日時】2007年7月24日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】保坂明さん(NPO会員)
【テーマ】清国船「元順号」の千倉漂着と遭難救助
【第一部】
・合唱組曲『ウミホタル〜コスモブルーは平和の色』初演コンサート
=作詞:大門高子/作曲:藤村記一郎 ⇒【音源】
【第二部】
・スライドによる講演・日米対談
=サンディライドンVS堂本暁子千葉県知事
明治時代、南房総のアワビ漁師たちは、宇宙服に似たヘルメット式潜水器を漁業に導入しました。その漁法は太平洋をわたり、南房総の海岸風景によく似たアメリカ・カリフォルニア州モントレーの地で、新たなビッグビジネスを生みだしました。排日の機運の高まりのなかで、アメリカ人投資家と共同でアワビ事業を起こした南房総の兄弟-小谷源之助・仲治郎。彼らの事業は干鮑に始まりアワビ缶詰や鮑ステーキへと続くなかで、「アワビ」は徐々にアメリカ人の家庭に浸透していきました。カリフォルニア州政府は、その地元への貢献を称え、日系移民100周年にあわせて、彼らが活躍した地を「コダニ・ビレッジ」と公式に命名しました。
千倉町七浦出身で戦前にハリウッド俳優となった早川雪洲も、モントレーへ渡航経験のあった兄の関係で渡米したといわれています。また、「宵待草」の詩で一世を風靡した竹久夢二や憲政の父とも称される尾崎行雄ら日本からの文化人、政治家が小谷たちの地を訪問するなど、日米交流に重要な役割を果たしました。
現在、この同じテーマで調査研究を進めてきた日本とアメリカの人びとの交流により、これまで埋もれていた地域の歴史が明らかになってきています。モントレーの日系移民史研究の第一人者サンディ・ライドン名誉教授は、かつて日系人が排斥された時期に、高い潜水技術が評価されていた房総のアワビ漁師だけは、日米両国の政府から特別に渡米が許されていたという歴史事実を明らかにしました。
一方、戦時中、東京湾要塞地帯にあった館山は重要な軍事拠点であり、終戦直後の1945(昭和20)年9月3日にはアメリカ占領軍3,500名が上陸した地でもあります。この事実を知ったライドン名誉教授は、「戦後60年」の節目である2005年9月3日に平和を祈念し、南房総とモントレーの真の友好を願って、40名のモントレーの人たちとともに来日することになりました。
アメリカと房総にゆかりの深い堂本暁子千葉県知事もこの席に加わり、ライドン名誉教授とともに、地域から未来に向けての新しい日米民間交流の夢を語り合います。
・房日新聞 2005.8.18 館山で知事と対談
・千葉日報2005.9.4アワビがむすぶ日米交流
・堂本知事からの感謝状 2005.10