【房日】181127*赤山地下壕をBSテレビ東京で紹介
BSテレビ東京12月1日「赤山」放送
館山のNPOが取材に対応
(房日新聞2018.11.28付)…⇒印刷用PDF
日本の歴史の謎を解く「ミステリアスジャパン」(BSテレ東、毎週土曜日午前7時半から)の取材クルーがこのほど、館山市宮城の旧海軍航空隊赤山地下壕跡を訪れた。この日の映像は12月1日に放送される予定。
赤山地下壕は、海上自衛隊館山航空基地の南側にある。総延長約2キロの地下壕が網の目状に掘られ、このうち約200メートルが一般公開されている。
軍極秘の航空機開発、実験に関わる長距離無線通信など機密性の高い部隊が置かれた。ここには戦闘指揮所、病院、発電所などがあったと考えられている。1941(昭和16)年に日米開戦前から掘られていたという証言もある。
昭和16年6月、主に艦船に配備された兵器の操作技術を学ぶ海上戦闘兵を養成する横須賀海軍砲術学校の分校として、館山海軍砲術学校が開校した。
1万5000人いたといわれる訓練生は、北はアリューシャン列島から太平洋の南洋の島々まで出撃していった。
取材クルーに応対したNPO安房文化遺産フォーラムの池田恵美子事務局長は「館山市内だけでも47の戦争遺跡がある」と説明。