【房日】170524*館山市観光協会新役員決まる

館山市観光協会新役員決まる

新会長に館石氏を選任

(房日新聞2017.5.24付)‥⇒印刷用PDF


館山市観光協会の29年度総会が22日、館山市内のホテルであった。任期(2年)満了に伴う役員の改選があり、新会長には副会長の館山シーサイドホテルの館石正文氏(67)=同市東長田=が選任された。

選任後、会員を前に館石氏は「会員の皆さんのより一層の支援をいただき、館山の観光を一歩でも進めたい」とあいさつ。

新会長として「館山のオリジナリティーを前面に出して、観光客を呼び込みたい」と抱負を述べた。

会長を退任した小金晴男氏(70)=同市塩見=は3期6年にわたり館山の観光をけん引。震災の影響で落ち込んだ観光客入り込みの回復に手腕を振った。「震災からの回復に向けて市や県、地域の皆さんと一緒に取り組むことができ、とてもやりがいのある仕事をさせてもらった」と振り返った。

総会では、昨年度の事業報告や決算、29年度の事業計画案、予算案を原案どおり承認。29年度の基本方針には、インバウンド観光、若者の知名度の低さなどの課題に対応するため▽広報プロモーション活動▽館山ファンクラブ推進—など11の事業内容に取り組むことを掲げた。

また、総会終了後の懇親会では、館山いちご狩りセンターの相川照夫代表に感謝状が贈られた。

主な新役員は次のとおり。

▽副会長=浅沼孝司(ドッグホテルわん楽)、上條長永(館山ファミリーパーク)

海老原斉(やまと丸漁業)、角田吉夫(館山商店会連合会)

▽常務理事=矢田泰裕(休暇村館山)、佐藤淳(JR東日本館山駅)、愛沢伸雄(安房文化遺産フォーラム)

▽幹事=大河内博夫(館山信用金庫総務・人事課長)、稲田実知留(サンゴの湯やどかり)