040822草間佳一さま*松代大本営平和ガイド
戦争遺跡保存全国大会に初めて参加しました。戦争遺跡の保存に熱心な方々がたくさんいることは驚きでした。基調報告で十菱駿武代表は「戦争遺跡の保存と活用は地域の街つくり計画と組み合わせて民間が提案し、『平和の語り部』となるようにすべきだ」や作家の早乙女勝元さんの講演「平和の語り部としての戦争遺跡」が印象に残りました。
見学した旧海軍航空隊の赤山地下壕は市で整備され、地下壕の壁天井をコンクリートでまくなど、遺跡のあり方と見学者の安全との関係は考えさせられました。
参加して感じたことは、戦争遺跡をどういう観点から保存し、活用するかと言うことでした。戦争遺跡は平和の語り部として保存されるべきです。それは庶民、一般国民の目からでなければいけないということです。戦争遺跡は戦争の悲惨さ、愚かさを語り、戦争を知らない世代に平和を語りかけるものとしてこそ存在するのではないかと強く感じて帰ってきました。