071006都庁職養育院支部女性部*野本惠美さま
土曜日は、ありがとうございました。
お陰様で充実した”平和ツアー”になりました。
参加者からも
「勉強になりました」とか
「戦跡を巡り、平和のありがたさに感謝しています」
「戦争を知らない世代ですが、これで子供達に戦争の悲惨を語れます」
「語り部の方の話に引き込まれました」
「NPOの方達がこのような活動をしているのを初めて知りました」
等々、沢山の喜びや、感謝の言葉をいただきました。
池田さんには何から何まで、お世話を頂きありがとうございました。
心より感謝致しております。
また、愛沢先生には、お忙しいなか御挨拶を頂き
ありがとうございました。
「愛沢さんからこの運動を進めていくうえでの苦労話や、
我々が協力出来る事についての話をもっと聴きたかった」
という参加者からの言葉もありました。
それから、「赤い鯨と白い蛇」の上映会の希望もありました。
私個人ですが、この連休にレンタルショップでDVDを借りて見てみました。
噂にたがわず、素晴らしい映画でした。
大げさに平和を語る訳でないのに、心に染み入るものを感じました。
各世代の女性の気持ちが繊細に綴られていて、あっという間の時間でした。
最後の宮地真緒演じる孫娘が赤ちゃんを抱いている姿に
命をつないでゆく、女性の素晴らしさを感じました。
何かの機会をとらえて、上映会をしたいと思っております。
その時は、またお世話をおかけしますが、よろしくお願いします。
ところで、私達が名乗っている「養育院」は悲しい事にもはや存在しないのです。
組合の支部名にのみ残っている状態です。
養育院は百年以上もの歴史を持つ東洋一の福祉施設だったはずなのですが
昭和47年に美濃部都政のもと、介護・医療・研究の三位一体で
老人福祉(30年以上も前に、老人問題)に取り組んだ頃をピークに
徐々に、養育院は解体されていってしまいました。
特に石原都政になってからは、国にならって民で出来る事は民でと
どんどん公社化、民営化されて今直営で残っている老人病院も
まもなく行政独立法人になる予定です。
全ての人が幸せに暮らせる福祉こそが、平和の礎と思うのですが
福祉が切り捨てられて行くのを目の当たりに見て本当に悲しくなります。
今回ツアーに参加してくれた方達は、この厳しい状況のなかで、
医療や介護を担っている方達なのです。
参加者の中には夜勤あけで参加してくださった看護士の方もいました。
せっかく御案内していただいたのに、充分に時間がとれなかったのは
このような事情なので、どうかお許し下さい。
でも、皆、また行きたいね!と話しています。
今度は、ゆっくりとお訪ねしたいと思います。
お礼のメールが愚痴めいたメールになってしまいました。
お許し下さい。
最後に、池田さんのお心配りに心より感謝致しております。
本当にありがとうございました。