【房日】260825_館山市文化財計画 文化庁が認定

館山市文化財計画を文化庁が認定
地域ぐるみで保存・活用へ

(房日新聞 2026.8.25.)

地域総がかりで文化財の保護や活用を目指す、館山市の「市文化財保存活用地域計画」が文化庁の認定を受けた。安房地域では鴨川市に続いて2例目。2035年度までの10カ年計画で、将来像「歴史文化をまちづくりに活かす街・館山~ふるさと館山フィールドミュージアムの実現~」を目指す。

同計画は、各市町村の文化財保護に関する方向性を示すマスタープランと、保存・活用に関する具体的な取り組み内容のアクションプランの両方の役割を担う総合的な法定計画。2018年の文化財保護法改正によって作成が可能になった。

館山市では、24年4月に市文化財保存活用地域計画作成協議会を設置し、2年にわたって作成を進めてきた。

計画では、館山市の歴史文化の特性を「館山の海を通じたヒト・モノ・文化の交流史」と位置付け、仏教文化の広がりや里見氏の軌跡など8つの歴史文化に分類。この上で、調査や保存体制の強化などを図る。

文化庁の認定を受けることで、計画に明記した事業に対する補助金が受けられるなど、国からの支援を得て事業を推進できるようになる。

計画を中心となって進める市立博物館の職員は、「関係課や観光、文化財団体、文化財所有者を含む市民の皆さんと、協力して文化財の保存、活用を進めていきたい」と話していた。

(安井咲子)

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