【赤旗】251118_千葉県母親大会
運動の輪広げよう
千葉・館山で母親大会
第67回千葉県母親大会が 9日、千葉県館山市内で開催されました(同実行委員会主催)。第31回安房地域母親大会と共催で、県、安房地域4市町の後援と多くの地域・団体からの参道を得て、500人余りが参加しました。
日本原水爆被害者団体協議会の児玉三智子さ事務局次長は、7歳の時に広島市内で被爆した体験を語り、「核兵器を作るのも使うのも、なくすことができるのも私たち人間です」と訴えました。
地元出身の、せんぼんよしこ監督の映画『赤い鯨と白い蛇』を上映。戦時中に館山湾で訓練する日本海軍の特殊潜航艇を赤い鯨、家の守り神を白い蛇に見立てて、生命や平和を大切にしようというメッセージに参加者は共感しました。
また房州弁で語る憲法9条や、歌手の美地さんによる「世界中のお母さん達へ」などを披露しました。
渡辺京子大会実行委員長が「軍事費増強、医療費削減などの新政権とたたかい、いのちと暮らし、平和を守る運動の輪を、若い世代にも広げて進んでいきましょう」と呼びかけ、森正一館山市長が「子どもたちを守る運動が今後も続くよう祈念します」とあいさつしました。
文化、医療、農民などの各団体が活動報告し、「日本国憲法を守り活かし、力を合わせる」との大会アピールを採択しました。


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