【房日】190927_平和の美術展、計30万円を寄付へ

(房日新聞 2019.9.27付)

 

計30万円を寄付へ  平和の美術展実行委員会

台風の復旧支援も検討

藝術をとおして平和の尊さを訴える「第15回安房・平和のための美術展」実行委員会は24日までに、展覧会に寄せられたチャリティーから諸経費を差し引いた30万円を、支援する関係団体などに寄付することを決めた。

寄付先は▷NPO法人安房文化遺産フォーラム(事務所復旧。ウガンダ支援含む)▷鋸南町汚染度埋立反対協議会 ▷南房総市社会福祉協議会(とみうら枇杷倶楽部復旧支援)▷鴨川の山と川と海を守る会 ▷かにた婦人の村(復旧支援)― の5団体と、台風15号で被災した安房地域の復旧復興支援も検討しているという。

同展は南房総市富浦町の枇杷倶楽部ギャラリーで開かれ、初出品11人を含む73人の美術家たちから平和を願った力作が展示され、9日間で1000人を超える来場を数えた。実行委では、「地域に根付いた他に類を見ない平和展として成長したことを実感している」と話している。