戦跡ガイド講座「世界史から見る館山の役割~赤山地下壕から考える~」
◆戦跡ガイド講座 <会員限定・参加費無料>
「世界史から見る館山の役割~赤山地下壕から考える」
1月8日(日)13:30~15:30 豊津ホール学習室
講師:愛沢 伸雄 さん
※1/8(日)午前中は、赤山地下壕ガイドサービスを行っています。
入壕料は各自負担、ガイド料は無料です。
「戦争」の20世紀を繰り返さないと願った21世紀も、残念ながら四半世紀が経っても「戦争」はなくなりません。「やられる前にやってしまう」という戦争の論理(「敵基地攻撃能力」戦略など)に陥ってしまうからではないでしょうか。ハワイ真珠湾奇襲攻撃など最たるものですが、太平洋に開かれた房総半島先端において日本の対米戦争のスタートが切られたといっても過言ではありません。
私は、世界史的にはワシントン軍縮体制のもとで「敵基地攻撃」としての航空戦略構想が生まれ、その後の館山海軍航空隊(館空)成立や「赤山地下壕」の建設につながったと推察しています。今回の講座では、「陸の空母」と呼ばれた「館空」に関わっている「山本五十六」などについても取り上げながら試論の一端を紹介したいと思います。
愛沢 伸雄