【房日】130222*富崎小会場にイベント

富崎小会場にイベント

あす子どもと地域を考える

(房日新聞2013.2.22)

「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」とNPO法人安房文化遺産フォーラムによるイベント「元気なまちづくり市民講座」があす23日、館山市の富崎小学校体育館を会場に開催される。文化庁補助を受け、地区コミュニティ委員会と県歴史教育者協議会の協力で開くもので、イベントを通して子どもと地域・社会科を考える。

青木繁が愛した「布良という聖地」は、少子高齢化が進み、休校となった富崎小を「芸術家を育てるまちづくり」に生かしたいと考えた両団体が企画した。

講座は正午からのワークショップで開講。ここでは▽青木繁が滞在した明治期の富崎(布良・相浜)を知ろう▽糸を紡いでみよう▽錬金術を体験してみよう▽房州地布縞帳の展示▽ベトナムフェア▽旭市の津波災害報告▽安房南のウガンダ支援交流▽ところてん体験と試食-の各コーナーが設けられ、午後1時30分から同NPO池田恵美子事務局長が実践報告。2時からは「文化遺産を生かした館山まるごと博物館」をテーマにシンポジウムも開かれる。

翌24日には、午後1時30分から2時間ほど、青木繁が滞在した小谷家住宅や布良崎神社などを巡るウオーキングも予定されている。

市民講座は参加費無料、ウオーキングは参加費500円で、多くの来場を呼びかけている。