100314東京南ブロック9条連*大和田良次さま

南房総に戦争の傷跡をみて、9条の大切さを再確認!

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東京3ブロック9条連合同の平和研修を、3月14日、15日両日千葉県の館山で開催しました。

南ブロック9条連は、これまで「9の日行動」で早朝駅頭ビラ配布及び国会前アピール行動を中心に活動してきました。連日のマスコミ報道では、沖縄の米軍普天間飛行場の移転問題や、核持込に関する密約問題が焦点となっていますが、沖縄の米軍基地を県外・国外と主張してきた鳩山首相は沖縄県内での調整をうかがわせるなど、沖縄県民の期待を大きく裏切る方向へと舵を切っています。

私たち南ブロック9条連は、「9条を守り広める運動」をともに行なっている仲間との交流と、平和について再度捉え返す場として、NPO法人安房文化遺産フォーラムの池田事務局長から事前学習をしていただき、赤山地下壕、「噫従軍慰安婦」石碑、128高地地下壕などを現地学習し、安房地区9条連の鈴木さんから詳しく説明をいただきました。

広大な赤山地下壕は、「捨石」とされた沖縄戦と松代地下壕とのトライアングルをなし、本土決戦の重要地点であったことや、米占領軍の本土初上陸地であり、4日間ではあっても「直接軍政」が敷かれ、戦後の占領政策がスタートした地であることが話されました。

その後、安房地区9条連の「まちかど博物館」を訪問して、林さんの出迎えをうけ、交流を深めました。

当日は、民宿「六治郎」に宿泊し、3ブロック9条連・安房地区9条連の仲間の今後の活動を更に広めていくための意見交換と親交を深め、明日への飛躍を誓い合いました。

(世界へ未来へ9条連ニュース№185-2010.5.20付掲載)