【房日】091201*第3回戦国こすぷれ大会、立ち回りに拍手
(房日新聞2009.12.1付)
■手づくり甲冑の立ち回りに大きな拍手
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NPO法人安房文化遺産フォーラムが主催する「戦国こすぷれ大会」が29日、館山市の城山公園で行われた。武将や姫君、戦国アニメのキャラクターなどに扮した「戦国コスプレイヤー」約20人が首都圏や関西圏から集合。地元館山の「手作り甲冑隊」も合流し、同じ場所で開かれた「里見市民まつり」(産業まつり)に花を添えた。
大会のハイライトは、芝生広場での殺陣演技。館山で月2回剣術道場を開いている魂刀流志伎会(戸沼智貴代表)のメンバーが華麗な立ち回りや剣術を披露したほか、同会の「即席指導」を受けたコスプレイヤーや甲冑隊も立ち回りに挑戦し、観客から大きな拍手を受けた。
本格的なよろい、兜を身にまとった埼玉県越谷市の男性(42)は「先祖が里見氏の傍流の家系と親に言われており、家紋も里見と同じ。このイベントは市民とのふれ合いがあり、楽しい」と話していた。