10/14=映画「赤い鯨と白い蛇」上映会
◆せんぼんよしこ監督(安房高女/安房南高校出身)が、ふるさと館山へ贈る感動の映画◆
〜館山の戦争遺跡を舞台に、香川京子・樹木希林・浅田美代子らが好演〜
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【日時】2007年10月14日(日)
第一部上映13:30/講演会15:30/第二部上映17:00
【会場】千葉県南総文化ホール
【主催】上映委員会・第13回安房地域母親大会実行委員会
【共催】館山市・館山市教育委員会
【料金】大人 1,000円(当日券1,200円)
高校生 500円
小中学生 無料
【前売プレイガイド】
南総文化ホール:0470-22-1811
松田屋楽器店館山店:0470-22-5661
松田屋楽器店鴨川店:04-7093-3551
ブックス松田屋:0470-23-1661
宮沢書店本店:0470-23-7771
宮沢書店館山店 0470-24-0020
宮沢書店TSUTAYA店 0470-23-1818
カミヤマサウンドステーション 0470-22-0795
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シネマツーリズム(館山ロケ地めぐり)&上映の企画
南房総・館山を舞台にした映画『赤い鯨と白い蛇』が誕生しました。「赤い鯨」は軍都だった館山の沖で訓練をくりかえす特殊潜航艇(特攻の潜水艦)を意味し、「白い蛇」は家の守り神を象徴しています。戦時中の館山で安房高女(安房南高校)の学生だったせんぼんよしこ監督が、女性の目線から平和と命を描いた美しい作品です。戦時中館山に疎開していたという設定の香川京子さんをはじめ、世代の異なる5人の女性たちが、人と人との絆が薄れつつある現代社会のなかで、「自分に正直に生きる」ことの難しさと大切さを伝えてくれています。何度も鑑賞するたびに、新鮮な気づきと感動がある、味わい深い作品です。
かねてより戦争遺跡の調査研究をし、高校の授業実践に活用してきた私が、せんぼん監督と出会ったのは2002年でした。戦争中の館山を物語る調査資料を提供し、戦争遺跡を案内したりと協力してきました。監督自身も「女学生の当時は知らなかった」と驚いた館山の歴史を、映画のシナリオやロケ地選定に活かしてくださったことをたいへん嬉しく思っています。
館山市では、戦争遺跡を歴史遺産と位置づけて保存と活用に努め、歴史学習や平和学習に活かしています。21世紀に入り、ほとんどの親たちは戦争体験のない世代になりました。そのもとで育った子どもたちに、「戦争や平和」をどのように語り継いでいったらよいかが今問われています。せんぼん監督がこめたメッセージを受け止め、まず館山の皆さんにこの素晴らしい映画を観てほしいと願っていたところ、館山市と館山市教育委員会の共催により上映会を開催することとなりました。
モントリオール国際映画祭にも出品され、数々の賞も受け、聖路加病院の日野原重明院長も著書のなかで絶賛するなど、多くの人の共感を得ています。すでに、この映画を観て感動した全国のファンから、ロケ地めぐりを希望する声が届いています。洲崎灯台を中心とした豊かな自然や、エンディングを飾る八幡んまちなど、館山のもつ特性や魅力をスクリーンいっぱいに映し出すこの映画は、館山を全国に紹介するPR作品といえるでしょう。観光協会や商工会議所の皆さんとも広く手を携え、この映画を通じて、シネマ・ツーリズムを活かしたまちづくりを推進していきたいと願っています。
シネマツーリズム(館山ロケ地めぐり)&上映 企画取扱
NPO法人安房文化遺産フォーラム
(旧=NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム)
理事長 愛沢伸雄