第30回 安房地域母親大会
テーマ:100年後の子どもたちに希望を手わたそう!
~「安房大神宮の森」からみんなで話そう、安房の未来 ~
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⇒ 房日新聞 2025.1.26.付
日時:2025年2月8日(土)13:00~16:00
会場:館山市コミュニティセンター
(館山市北条740-1)
参加費無料、資料代500円
予約不要・定員150名
(館山市森づくり大使・NPO法人地球守顧問)
共有財産として未来の子どもたちに手わたそうと、
「安房大神宮の森コモンプロジェクト」が進められています。
2名の講演後は、新たな気づきや希望を得られるような
「話し合いの広場(哲学対話)」を開催します。
【安房大神宮の森ウォーキング】
⇒ 予約 終了しました。
2月9日(日)9:30~11:30
<集合> 9:15 館山野鳥の森 雨天中止
<参加費> 環境維持協力金 500円(高校生以下無料)
<注意事項>
・健脚コースです。
・ 山道を歩きやすい靴・服装、飲料・雨具持参
(帽子や軍手もあると尚いいです。)
<実行委員長> 池田恵美子/ 副実行委員長:齊藤陽子・本明明香
<構成団体> 国連NGO新日本婦人の会館山支部、国連NGO新日本婦人の会鴨川ひまわり班、国連NGO新日本婦人の会鋸南やまゆり班、安房地域女性連絡会、全日本年金者組合安房支部、NPO法人安房文化遺産フォーラム
【開会趣旨】
日本母親大会は、ビキニ環礁の水爆実験を機に始まった原水爆禁止の訴えを原点として、「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」というスローガンを掲げ、1955年に取り組みが始まりました。
その後、全国に広がり、安房地域母親大会は1996年から、老若男女を問わず誰でも参加 できる学びや「話し合いの広場」を開催し、30年目を迎えます。
記念すべき第30回大会は、これまでのあゆみを振り返り、様々な市民活動を紹介すると ともに、子どもたちが笑顔で幸せに生きられるような未来に向けて、素晴らしい講師を2名お招きし、明るい希望につながるような「話し合いの広場(哲学対話)」を開催します。
【安房大神宮の森コモンプロジェクト】
房総半島最南端の自然豊かで歴史文化的にも大切な大神宮の森を、現代の開発から守るために、「館山市森づくり大使」の高田宏臣さんは、仲間たちと融資を受けて55ヘクタールの土地を購入しました。所有を目的とするのではなく、古道や水源・集落跡や棚田などを再生する山林整備活動を進めています。
この森を共有財産(コモン)として、環境を改善しながら、健康な森を守り、地域に根ざした風土を育み、未来につなぐことを目的とした壮大なプロジェクトです。
高田さんが提唱する「有機土木」は、自然にある石や木の根の活かし、ワラや落ち葉などの有機物を使って施工して、土中の水脈を守り、すべての生命にやさしい工法といえます。
また、能登半島地震で崩壊しなかった「縄文小屋」と同型1棟をモデル的に建てており、活動拠点として増やしていく予定だといいます。
先人の知恵に学びながら、環境危機や異常 気象、戦争などを乗り越え、「安房大神宮の森」そして安房地域が、どのような形で100年後に手渡されることが望ましいのか、皆さんとともに考え、未来を創造したいと思います。
【哲学対話ってなに?】
日常の小さな問いについて、子どもも大人もみんなで一緒に考える場を「哲学対話」と呼びます。家庭や社会のコミュニケーションにおいて、対立する考えで衝突するのではなく、上手な対話を通じてより良好な関係をつくり、問題解決や気づき、平和を生み出す手法です。
対話は、「話し合い」というよりは「聴き合う」場です。考えをぶつけ合ったり、急いで答えを出そうとするのではなく、互いの声に耳を傾けることを大切にします。発言しなければならないことはなく、聴くだけでも大丈夫です。