240809 オルガンコンサート in かにた礼拝堂
かにた婦人の村 チャリティーコンサート
パイプオルガンとカウンターテナー デュオリサイタル
ラウダテ ドミヌム(主よ賛美せよ)
【日時】2024年8月9日(金)開場13:20・開演14:00
【会場】かにた婦人の村・礼拝堂
【入場料】4,000円(96席)⇒ 完売しました!
【予約】https://kanicon20240809.peatix.com/
*かにたのパイプオルガン
イタリア・ピストイアにあるドメニコ・ジェンティーリ1762年作の小さなパイプオルガンを、1982年に辻宏氏が忠実に複製したもの。ミーントーン(中全音律)。
*演奏者プロフィール
Jan Ernst
ドイツのオルガニスト。ハンブルク音楽大学で教会音楽を学び、教会音楽家試験A合格。アムステルダムのスウェーリンク音楽院で学び、ドイツのシュヴェーリンク大聖堂カントール兼オルガニスト。現在、ハンブルク音楽大学教授。
Meinderd Zwart
オランダのボーカリスト(カウンターテナー)。オランダ古楽界の重鎮ヨハン・ファン・デル・メールに師事。フローニンゲンの音楽院、アムステルダムの音楽院で学ぶ。コンサートでは教会音楽を中心に演奏し、映画「Vaya con Dios」では、主役·修道士のアルボに歌声を提供。
*ごあいさつ かにた婦人の村 施設長 五十嵐逸美
かにた婦人の村は、「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律(2024年4月1日施行)」により定められている、DV、性被害、性暴力被害や心身の障害など、様々な困難を抱えて、自活ができなくなっている女性に、心身の回復と目立のための支援をしている女性目立支援施設です。そのような施設が臨山にあることを、より多くの方々に知っていただきたいという願いのもと、音楽の歴史が深いヨーロッパの二人の演奏家のご協力により、この度のかにた婦人の村耐震改築整備工事チャリティコンサートが実現しました。かにたの創設者・深津文雄牧師(2000年没)は、1982年、施設内に建てた礼拝堂に、イタリアの古いオルガンを、日本で最初のオルガン制作者として活躍されていた辻宏氏に再現を依頼し、据え付けました。以来、このオルガンは、日曜日の礼拝、収穫祭、クリスマス礼拝、亡くなった方のお葬式、などなど、かにた村での生活の節目節目に心を癒やす音楽を奏でてきました。
この機会に、皆様にもパイプオルガンの音色や、カウンターテナーの歌声に触れていただき、その素晴らしさを知って頂ければ幸いです。なお、かにた婦人の村は、一年を通して寄付金を募集しておりますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。