【房日読者】231215_自主性伸ばす教育 母親大会でヒントを

自主性伸ばす教育 母親大会でヒントを

母親大会実行委員 南房総市・本明明香

私は3人の男児を持つ母です。現在、小学2年生の末子が不登校になっています。閉塞(へいそく)感のある教室で、周りに合わせておとなしく座り、授業を受けていることが息苦しくなってきたようです。私自身もかつて中学校の教員だったとき、学校が窮屈だなと思うことはよくありましたから、息子の気持ちも分からなくありません。

本来の息子は、とても勉強好きです。生き物が好きで、読書も好き。友達と野原を駆け回るのも好き。好奇心旺盛で、探求心も人一倍ある子どもです。その彼が、学校を楽しめないということは、親としても切ない思いでいます。

私も教育者の端くれとして、子どもたちが自分らしさを失わず、のびのびと好きなことに取り組み、主体的に生きていけるような教育環境を模索してきました。

そんな折、映画『夢みる小学校』に出合いました。私が求めていた学校がある!ということに感動し、ワクワクしました。しかも私立ばかりではなく、公立学校でも校則や定期試験を廃止し、子どもたちの自主性を伸ばしていく教育ができるということに驚き、希望が生まれました。

そこで、第29回安房地域母親大会では、映画上映会と、映画に登場する世田谷区立桜丘中学校の元校長・西郷孝彦先生のトークセッションを企画しました。多くの方と一緒に学び、安房地域でもステキな教育環境をつくるヒントが得られたら幸いです。

大会は12月17日午後0時45分から、南房総市の富山岩井コミュニティセンターで、入場料1000円・小中高無料です。3歳から未就学児の保育は予約(080―6149―5242)を受け付けます。皆さまのご参加をお待ちしています。

(房日新聞:読者のコーナー 2023.12.15.付

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