活動ブログ

【活動】古文書整理・調査再開

昨年9月の台風被災からレスキューした歴史資料の整理と調査を再開。
筆跡などを頼りに仕分けをして封筒に入れながら、資料の読み下しも進めています。
今後、冷凍保管していた古文書の解凍作業も行っていきます。

【活動】古文書空気の入れ替え作業

台風15号で被災し、レスキューした古文書等の歴史資料を現在乾かしています。
泥をかぶってしまったり、水に濡れてしまいましたが、安房の人々の歴史を伝えるかけがえのない資料です。
空気を通したり、泥をはたいたりしながら、1枚ずつ資料の状態を確認しています。

 

【活動】古文書レスキュー

房総半島を直撃した台風15号により、古文書類などを保管していた建物が大きな被害を受けました。ちょうど調査整理中であった歴史資料が散乱し、瓦礫や土砂の中から濡れてしまった資料を1枚ずつ拾いあげレスキューしました。

レスキュー時には既にカビの繁殖が始まっていました。一番状態がひどかったのは、びっしょりと濡れてしまった資料の塊。専門家の助言を受け、カビの増殖を防ぐためにすぐに冷凍庫で保管を始めました。

【活動】ミニ講座&千倉アワビ街道をあるく

親子で歩こう!千倉アワビ街道

明治期に渡米しモントレーで活躍したアワビ漁師の故郷
旧七浦小学校でレクチャー&ゆかりの漁村ウォーク

米国にヘルメット型器械式潜水具を導入し、アワビ漁で一大産業を築いた南房総市千倉町千田出身の小谷源之助・仲治郎兄弟ら漁師たち。アワビ缶詰やアワビステーキなど、アメリカの食文化に多くの影響を与え、アメリカの 人々とも友好的に暮らし、日系人のコミュニティもできました。

戦争により交流が途絶え、太平洋を渡って活躍したアワビ漁師たちの歴史は忘れ去られてしまいましたが、戦後に残った数少ない資料から、明らかになってきた歴史を紹介。

こうした背景をもつ漁村を、先人たちの功績や生きざまなどに思いをはせながら、めぐりました。

【活動】講座&展示解説~海を渡ったアワビ漁師

南房総歴史フェス2019 in 丸山公民館
講座&展示解説~海を渡ったアワビ漁師~

「太平洋を渡った房総のアワビ漁師」展
・講義=山口正明  ・展示解説=鈴木政和

明治時代、南房総から米国モントレーへ渡ったアワビ漁師たちは、ヘルメット型の器械式潜水具で成功を収めましたが、太平洋戦争によって移民は収容され、家族は引き裂かれました。

明治の海の男たちの話、潜水具やアワビ細工などの貴重な資料の展示解説に、多くの市民が興味深く耳を傾けました。