活動ブログ

【活動報告】房総アワビ漁師移民の古文書研究と漁村文化のまちづくり

令和3年度 南房総市市民提案型チャレンジ事業の活動発表(オンデマンド配信)を行いました。

房総アワビ移民研究所(3年目)

▼事業概要:PDF
房総アワビ漁師移民の古文書研究と漁村文化のまちづくり

▼活動報告動画:

▼他団体の活動報告一覧
https://www.city.minamiboso.chiba.jp/0000016424.html

・平舘チャンネルの会(はじめの一歩)
・地域ボランティア『Flower Seed!』(はじめの一歩)
・南房総三芳・村のしろうと百姓塾(3年目)
・大井里山保全協議会(2年目)
・さとうきびの里南房総(2年目)
・川上かわたん(1年目)
・三芳・方言の会(1年目)
・チーム花鯨(1年目)

太平洋を渡った房総アワビ漁師と渡米前の資料調査&絵画展

⇒ 印刷用PDF

日時=2022年1月21~31日 12~16時
(休廊=火水木曜)

会場=古民家ギャラリー&スペースMOMO
(南房総市岩糸1093、TEL0470-28-4621)

◎資料調査パネル・写真資料の展示
◎アメリカのアワビや器械式潜水具のヘルメット等の展示
◎ゆかりの画家作品展 ~ 溝口七生:日米交流に貢献
~ 倉田白羊:小谷兄弟の義弟で、大正期に自由画教育を推進
◎ゆかりの映画上映
~日本人初ハリウッド俳優・早川雪洲の出演映画『戦場にかける橋』
千倉出身で、兄は渡米アワビ漁師

 

 

<展示パネル>

【活動】古文書学習会⑤

ボランティアで古文書の判読・入力・データ化・目録作成を進めています。

古文書は千切れた断片(断簡文書)になっていて、書簡の年月日や差出人・宛先が不明のものが多くあります。
判読が少しずつ進み、最近、なんと数点の古文書の接合に至りました。

また、古文書から館山出身で銀座資生堂創業者の福原有信やその縁者などの名前も見つかっており、大変興味深い古文書資料。

古文書から見えるネットワーク、今後も研究を深めていきます。

【活動】千倉アワビ街道ウォーキング&寺子屋講座

2020年11月3日

千倉アワビ街道ウォーキング 〜渡米したアワビ漁師のふるさと

南房総市千倉町千田 30人参加

旧七浦小学校 出発 〜小谷仲治郎 旧宅跡地 〜早川雪洲 宅
~川上長松 宅 〜長性寺にて ・小谷家墓参 ・鯨塚

寺子屋講座
・渡米したアワビ漁師たち
・古文書調査の状況報告

古文書の解読・入力・整理チーム募集中!

【お知らせ】11/3千倉アワビ街道ウォーキング&寺子屋講座
渡米アワビ漁師たちのふるさとをたずねよう

昨年のウォーキング

日   時  2020年11月3日(火祝) 10~12時
集   合  9:50 七浦診療所駐車場
(南房総市千倉町大川638)
参加費  無料
申   込  090-5812-3663(鈴木)
内   容 ・ウォーキング(七浦診療所~長性寺:片道約1km)
・寺子屋講座「渡米したアワビ漁師たち」「古文書調査の状況報告」

【渡米アワビ漁師たちの歴史】
明治時代、小谷源之助・仲治郎兄弟ら南房総出身のアワビ漁師たちは、米国のカリフォルニア州モントレーに渡りました。その多くは、千倉町千田出身です。
漁師たちはヘルメット型器械式潜水具を使ったアワビ漁で一大産業を築き、アワビ缶詰やアワビステーキなど、アメリカの食文化に多くの影響を与えました。アメリカの人々とも友好的に暮らし、日系人のコミュニティもできました。
戦争により交流が途絶え、渡米アワビ漁師たちの歴史は忘れ去られてしまいましたが、戦後に残った数少ない資料から、その歴史が明らかにされてきています。
2018年末には、仲治郎旧宅の襖より大量の古文書が見つかりました。昨年の台風の被災を経て調査を再開し、解読と分析を進めています。
※古文書の調査活動についてはコチラから。