一般

110325~0515=没後100年青木繁展(石橋美術館)

没後100年青木繁展〜よみがえる神話と芸術

◎期間=2011年3月25日(金)〜5月15日(日)

◎会場=石橋美術館(福岡県久留米市)

◎開館時間=10〜17時(入館は16時半まで)

◎休館日=月曜日(5月2日は開館)

◎入場料=一般1,000円(800円)、65歳以上700円(500円)、大高生500円(400円)、中学生以下無料

※()内は15名以上の団体料金

⇒⇒印刷用パンフレットはコチラ

◎プレイベント

*3/12(土)米倉斉加年、青木繁を語る

◎ギャラリートーク

=開催日:3/26(土)27(日)、4/2(土)3(日)10(日)17(日)24(日)、5/7(土)8(日)15(日)

◎美術講座

*4/9(土)「青木繁 実像と小説のあいだ」渡辺洋氏(神戸大学名誉教授)

*4/16(土)「青木繁と日本前衛の〝前夜〟」長田謙一氏(首都大学東京教授)

*4/23(土)「青木繁の生涯と芸術」植野健造氏(同館学芸員)

*5/14(土)「布良という聖地…《海の幸》が生まれた場所」貝塚健氏(ブリヂストン美術館学芸員)


【参考】

○京都展2011.5.27(金)〜7/10(日)京都国立近代美術館

○東京展2011.7.17(日)〜9.4(日)ブリヂストン美術館


記念碑の草刈り

保存会では、夏草が伸びる前に、

「海の幸」記念碑の草刈りをしました。

御苦労様でした。

レシピ集「おらがごっつお富崎」

平成22年4月1日

富崎地区のみなさんへ

富崎地区コミュニティ委員会会長 磯部 勲

青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会

会長 嶋田博信

(富崎地区連合区長会長)

皆さんも房日新聞などでご存じかと思いますが、日本を代表する画家・青木繁が明治時代に滞在した布良の小谷家住宅が、昨年秋に館山市の指定文化財になりました。一般住宅としては館山市内で初めてのことであり、富崎地区にとってたいへん喜ばしいことであったと思います。

青木繁の代表作となった名画《海の幸》は、多くの画家に影響を与え、戦後になってから、日本で初めて国の重要文化財となった洋画です。また、阿由戸の浜にある《海の幸》記念碑は、今から50年前に富崎出身だった田村利男市長が発起人になり「青木繁没後50年」を記念して建てたものです。全国には《海の幸》の愛好家が多く、青木繁ゆかりの地である富崎地区を訪れる方々があとを絶ちません。

そこで富崎地区コミュニティ委員会では、館山市内の方々や全国の著名な美術関係者に呼びかけて、「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」を立ち上げて活動してきました。同じ願いをもつ全国の美術関係者からも、将来は青木繁《海の幸》記念館として修繕のための基金を集めようという運動が起こっています。「青木繁没後100年」という記念すべき節目にあたる来年に向けて、富崎地区でも一緒に取り組んでいきたいと思っています。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

なお、保存する会の事務局を担っているNPO法人安房文化遺産フォーラム(愛沢伸雄代表)では、富崎地区の活性化のために国土交通省のモデル事業「漁村が誇る3つの〝あ〟のまちづくり」に取り組んできました。その一環として、昨年9月に配布された富崎地区のイラストガイドマップがありましたが、今回さらにレシピ集『おらがごっつお富崎』と「保存する会」の案内チラシを作成し、富崎地区の全世帯に寄贈していただきました。

少子高齢化の進んでいる富崎地区ですが、NPOや全国の美術家たちが活性化の応援をしてくれることは、たいへんありがたいことです。これを励みに、コミュニティの活動も活発にしていきたいと思っています。4月24日(土)には、青木繁ゆかりの富崎地区を歩くイベントを企画します。この機会に、ふるさと富崎の再発見をしてみてはいかがでしょうか。地区の皆さんのご参加を願っています。

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レシピ集「おらがごっつお」の内容はコチラ

「新たな公」http://bunka-isan.awa.jp/AAA/に収録。

(房日新聞2010.4.1付)

100424富崎ウォーキング

■青木繁が《海の幸》を描いた館山の漁村を歩こう。

【日時】平成22年4月24日(土)9:30〜12:00

【参加費】:200円

(小谷家保存のための寄付と保険料を含みます)

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近代絵画のさきがけとなった《海の幸》は、明治37(1904)年に房総半島最南端の小さな漁村(布良・相浜)で誕生しました。作者・青木繁(1882-1911)はこよなくこの地を愛し、日本を代表する作品を描き、同行した福田たねと情熱的な恋をして、第一子・幸彦(後の福田蘭童)を授かりました。28歳で波乱万丈な人生を終えた繁をしのび、没後50年には太平洋を見下ろす高台に《海の幸》記念碑が建立されました。繁が滞在した布良の小谷家住宅は今なおかつての姿を残し、昨年秋には館山市指定文化財となりました。来年は「青木繁没後100年」を迎えるにあたり、現在、地元の富崎地区コミュニティ委員会とNPO法人安房文化遺産フォーラムが中心となって設立した「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」が館山市や全国の美術関係者らとともに、この歴史的な環境を後世に残そうという活動をおこなっています。かつて若き画家が情熱的に恋をして絵を描いた漁村を旅行者気分でガイドとともに歩いてみませんか。

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【集合】 9:30 富崎地区公民館

【コース】 布良崎神社…小谷家住宅(館山市指定文化財)…「海の幸」記念碑…阿由戸の浜

…駒ケ崎神社…「安房節・鮪延縄漁発祥」碑

【主催】 富崎地区コミュニティ委員会

青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会

【協力】 NPO法人安房文化遺産フォーラム

ご寄付の報告(平成21年度)

平成20年度(H.22.3.31現在)のご寄付は、

306,778円ご浄財をいただき、うち

100,000円を修繕費等積立金(特別会計)といたしました。

会計報告の詳細は、総会終了後にお知らせいたします。

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ご賛同いただきました皆様には、

心より厚く御礼を申し上げます。

【房日】100123*美術界の有志ら、NPO青木繁「海の幸」会設立

(房日新聞2010.1.23付)

■美術界の有志ら、NPO設立

故・平山郁夫氏 発起人に名連ね

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明治期の洋画家・青木繁が若き日に滞在し、代表作「海の幸」を制作した館山市布良の小谷家住宅=昨年11月に市有形文化財に指定=の復元・保存を支援しようと、日本美術界の有志らが「青木繁『海の幸』会」を設立。特定非営利活動法人(NPO法人)としてこのほど、法人登記申請が受理された。

同会の発起人には文化勲章受章者の故・平山郁夫氏(画家、東京芸術大元学長)ら、多くの著名人が名を連ねている。理事長に就任した大村智氏(北里研究所元所長、女子美術大学理事長)は「館山で思いを同じくする皆さんとも連携を取りながら、広く全国に向かって積極的に募金活動を開始したい」としており、保存運動の強力な援軍となりそうだ。

事務局長の画家・吉岡友次郎氏によると、同会は2月27日に東京・上野の東京文化会館で発会式と理事会を開催。合わせて記者会見を行い、全国メディア、美術・芸術系メディアを通じて小谷家住宅保存の重要性を訴えるという。

地元房州では一昨年、「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」が設立され、①文化財指定に向けた働きかけ②小谷家周辺の環境整備、記念碑周辺の草刈り——などの地道な活動を継続。館山市のNPO法人・安房文化遺産フォーラムも、高齢化が進む富崎地区のコミュニティ再生事業に取り組んでいる。

「海の幸」会は復元・保存運動に加え、小谷家の一般公開と関連文化事業の推進も視野に入れている。募金運動が成果を上げれば、布良を中心とした富崎地区で今後、地元の文化遺産を活用した観光資源整備が大きく進展する可能性もある。

小谷家当主の小谷栄さんは「吉岡事務局長は10年近く前から布良に通い、地元の保存関係者と信頼関係もできている。支援の輪が広がるのは本当にありがたいこと」と話している。


◇青木繁と「海の幸」

1904年(明治37)、東京美術学校を卒業して間もない青木繁は、友人の坂本繁二郎、森田恒友、女友だちの福田たねを伴い房州に旅行。布良の小谷家に投宿し、黄金に輝く海を背景に力強く進む漁師の列を描いた大作「海の幸」を制作した。作品は明治浪漫主義の傑作と評価され、西洋画として日本最初の重要文化財に指定された。現在、福岡県久留米市の石橋美術館に常設されている。